この前、友人の結婚式に行ってきたの。

 

挙式会場と披露宴会場からは、どちらからも茅ケ崎の海が、バーンと広がる最高のロケーション。寒かったけど、とっても素敵な式だった。披露宴のテーブルで隣になったのは10年来の男友達。

 

わりと久しぶりの再会だったんだけど、その彼が「なるほどな」的なことを言っていたのよね。

 

ちなみにその彼は、25歳で独立して、今は広告代理店の代表取締役。

 

広尾に大きな一軒家まで買っちゃえるほどの成功者。たしか今年で30歳だったかな。お互いに大学生だった頃、新婦と私達3人のバイト先が同じだったという間柄。その頃から、「人を見る目」が抜群に良かったの。

 

 

その彼が、何気なく言ったのがね

 

「俺、思うんだけどさー。男ももちろんそうなんだけど、25歳過ぎたあたりから「バランスがよく取れた女」って、どんどん魅力的になっていくと思うんだよな」

って言葉。

 

 

「え、なに? もう少し具体的に教えてくんない?」 って、新郎新婦がお色直しで中座する中、私たちは「バランスのいい女」について語っていたの。

 

彼曰く、「要は、しっかりしていて大人なんだけど、可愛げはなくしていないバランスのとれた女っていうのかな。そんな「バランスがいい女」って、絶対男がほっとかないと思うんだよね。

これ、どっちかじゃダメなわけ。ただしっかりしているだけじゃ、それはそれで物足りない。」

 

さらには、

「逆に「しっかりしてるわよ、私」風なだけで、いきなり電車の中で化粧してる女の人たまに見るけど、あれはどれだけ美人でもひくね。あとは可愛らしさだけは百点満点なんだけど、周りが見えていない子も残念。まぁこれは、単なる俺のわがままなんだけど。」

 

こらこら、どんだけ上から目線。ほんとに好き放題言ってきたわね(苦笑)。

 

でも、彼が言う「バランスがいい女」っていう部分は頷けちゃったの。

 

たしかに彼が言うのは一理ある。うちの会社にね、バリバリ仕事はできるんだけど、ちょっとした所が抜けてたり笑顔が超絶無邪気な女性社員がいるの。

 

まさに彼が言う「抜群のバランスを保った女」だと思うわけ。言われてみたら、彼女は男に困ったことがない。更に嫌味じゃないから、同姓にも好かれるという合わせ技を持ち合わせているのよね。男にもモテて同性にも好かれるって、これこそ最強。

 

でも私、思うのよね。

 

「バランスのいい女」は確かに超絶いい女よね。だけど、それだけいい女だからこそ、常に男からはひくてあまた。実際私の会社にいる例の彼女も、彼氏がいてもいなくても、常にアタックされてる入れ食い状態。

 

その状態って、付き合ってる彼氏にしてみたら、常に不安じゃない?

 

もちろん彼女は全く悪くない。いい女がモテるのは当たり前だからね。ただ、その分彼女の相手である彼氏自体が、モテまくる彼女を広く受け止める「いい男」でないと、彼女の彼氏は務まらないと思うのよね。

 

果たして、「バランスがいい女は最強」と豪語するこの男友達は、その「いい男」にどれだけ値するかしら。とかちょっと意地悪なことを考えてたらね……いきなり彼が、ぼそっと呟いたの。

 

「てか、俺の中での最強のいい女は、あいつだったんだよな……。今まさに、嫁にいっちゃったけど」

 

視線の先には、カラフルなドレスに衣装替えした、幸せ絶頂の新婦の姿。

 

そうだった。まさに彼女こそ「バランスのとれたいい女」。それもさっき話した女性社員を優に超えるほどの、ね。誰もが認める美人の彼女は、一人で会社を経営してる。頭がキレるだけじゃない、彼女の魅力は一生懸命さと天然さ。本物の天然だからこそ、嫌味じゃない。その上仕事は出来るっていうんだから「何か助けてあげたい。一緒に仕事をしてみたい。あわよくば一回食事に行ってみたい」って、みんな思っちゃうのよね。

 

それにしても……なるほどね~。そうだったのね~。

最後に男友達は、こう言ったの。

 

「俺、前に新郎と飲みに行ったことあるんだけどさ。ここだけの話、なんとなく悔しかったから俺も今経営してるみたいなこと言っちゃったわけ。でもさ、そいつ笑顔で「うん、うん」って聞いてくれて。俺の気持ちに気づいたかどうかは分かんないけど、めっちゃいい奴だったんだよね。」

 

……。(私)もう何も言えないわよ。

 

「それで、新郎と俺との器の大きさを思い知らされたわけ(苦笑)いい男だったんだよな。結局さ、見た目だけじゃなくて、バランスとれたいい女といい男がお似合いなんだよな。俺なんて完全に惨敗だったわ(涙)」

 

さっき、私がちらっと考えちゃったこと、すでに身を持って痛感してたみたいね。

 

いい女と付き合いたかったら、自分もいい男になること。逆もまた然りで、いい男と付き合いたかったら、まずは自分がいい女になること。

 

ついつい相手にだけ求めがちだけど、まずは自分がそうなることが、いい女(はたまた男)と付き合う一番の近道になるはずよ。

 

そんなことを話しながら、あの頃よりも少し大人になった私たちは、結婚式場をあとにしたの。

 

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