毎日暑い。溶けるほど暑い。今ね、夏休みで実家の秋田に帰ってきてるんだけど、東京にも負けず劣らずな暑さ。梅雨が長かった年は冷夏になるっていうけど、どうやら今年は全然違ったようねー。

 

意外と言ったら失礼だけど、秋田にもおしゃれで美味しいカフェがたくさんあるのよ。帰省の楽しみは、新しくできたカフェを開拓すること。今回もよさげなカフェが実家の近くにオープンしてたから、幼馴染の男友達を誘って行ってきたの。

 

お店の雰囲気も素敵、料理も美味しい! 今まで家の近くにはなかったようなお店! これは、帰省のたびに行くことになりそうだな~♪ 幼馴染と、互いの近況をなにげなーく話してた時に、最近周りが不倫づいてるという話題になった時のこと。幼馴染がいきなり衝撃発言。

 

 

幼馴染「……俺も過去に不倫したことあるって言ったっけ? 」

 

りか「……。知らない。 え、やだ、ゴミじゃん。や、でも今日はちょっと不倫をする男の気持ちも聞きたいかも。最近私の仲いい友達が人生2度目の不倫を始めちゃったわけよ。奥さんのこと考えたことある? とかそういうのは抜きにしても、やっぱり私はもう応援できなくってね。

 

だって、その子が傷つくのは目に見えてるんだもの。第一最初から、平等じゃないでしょう? でも、極論、その子に結婚願望がないなら ”どうぞご勝手に~” って言えなくもないけど……。その子、なぜか不倫相手が自分と結婚することもあるだろうって信じてるのよ。

 

というのもね、その子の周りさぁ、不倫からの略奪愛で結婚してる人が数人いるんだって。だから私もって思ってるみたいなんだけど。そこで質問! 実際不倫をしていたという、ゴミからしてみると、不倫相手と結婚するってどの程度ありえるわけ?」

 

幼馴染「まぁ、奥さんとの状況にもよるけど……。ほぼほぼ100%、ないね」

 

りか「なんか予想通りの答えだけど、それでもやっぱり腹立つわね。じゃあ、なんで不倫なんかするのよ。相手が独身だった場合、どういうつもりで不倫を始めちゃうわけ?」

 

幼馴染「あのね。大体の男って単細胞なの。開き直るわけじゃないけど、好きだと思ったらその時のことしか考えられないわけ。将来この子と結婚するかもとかなんてそんな面倒くさいこと、不倫をする男の中で考えてるやつって、ほぼほぼいないんじゃない? そもそもちゃんとそういう事考えられる奴なら、不倫なんかしないだろうし」

 

りか「言ってることは相当クズだけど、やけに説得力あるね……」

 

幼馴染「だってそうじゃね? 付き合う時も同じだと思うけど、男は相当焦ったりしない限り、将来のことなんて考えていないよ。付き合っていくうちに少しずつってのが多い。ましてや自分がもう結婚してるなら、”その子のことは好きだけど、結婚までは”ってなってると思う。むしろ不倫相手に「結婚」とか言われると……ぶっちゃけ重い。俺のせいで苦しめてごめんとはその時は思うけど、その時しか思わないっていうか。家に帰れば家のこともあるしね。

 

勝手だとは思うけど、そういうものだと思うよ。だから俺はもう、不倫は懲り懲りだね~。面倒くさすぎ。みんな軽く始めちゃうけど、あんなの軽く始めるもんじゃない。もし、りかの友達が、そいつとの結婚を夢見てるなら、相当うまいことやらないと無理だよ。その間に疲れきっちゃうと思うけどね~。それよりも、その子にもっといい男を紹介してあげるのが一番じゃないの?」

 

 

私、思うのよね。

 

 

悔しいし残念だけど、世の中の不倫をしている男側の気持ちって、私の幼馴染とそうそう変わらないんじゃないかしら。むしろ不倫男の代弁といっても過言じゃないと思う。

 

そもそも、もし万が一、不倫男が離婚をして友達と結婚したとする。その子はきっと「この人は、私とだけ不倫をした。こんなのは初めてだって言ってたし、私と結婚したあとは、彼は不倫なんてしないはず」って思うでしょうね。どうしたって、人は都合のいい部分だけを信じようとするから。

 

でもはたから見ると、同じことの繰り返し。不倫しやすいタイプっていうのは変わらない。結婚後しばらくはいいとしても、いつか喧嘩をした時に、ポロッと彼女は言ってしまうんじゃないかしら。

 

「私と不倫してたくらいなんだから、これからだって不倫するんじゃないの!?」って。

 

一番言いたいけど、一番言ってはいけないセリフ。これ言っちゃうと、おしまいよね。そんな風にはなってほしくない。そしてそんな不毛な不倫を続けてほしくない。でもきっと、彼女は新しい恋でもしない限りその人との不倫を続けてしまうでしょう

 

 

だから私は、やっぱり幼馴染の言うとおり、とびっきりのいい男を彼女に紹介しようと思う。(まずは探すところから、だけどね苦笑)

 

 

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