令和に入ってはや2ヵ月、今年に入ってはや半年。

 

え、今年ってあと半年しかないの? なんだか今年は、いつも以上に時の流れが速すぎる。

 

とにもかくにも、毎日をつつがなく過ごせる今日に感謝しながらって感じで、最近過ごすことが多くなってきたなぁ……歳かしら(笑)

 

もう7月に入っちゃったけど、実は先月ね、東京に上京してから友達になった子の結婚式に出席してきたの。まさにジューンブライドね。その日は雲一つない青空で、天気も2人の門出を祝っているようだった。

 

新郎新婦の出席者全員合わせて30人くらいだったかしら。近親者と、ごく一部の親しい友人だけを呼んだ少人数の披露宴だったんだけど、それが本当に素晴らしかったの。ゆっくり静かでおごそか、それでいてとっても美しい時間だった(涙)

 

驚いたのが、新郎新婦が各テーブルに座って談笑と食事ができるスタイルだったこと! 各テーブルに回って記念撮影して軽く挨拶というのはよくあるけど、このスタイルは初めてだったわ。ゆっくりと話ができるのも、少人数ならではのいいところよね。

 

そんな話をいつものカフェで話していたら、その女友達が「え~すごくいいね。その新婦さん! もうさ私なんて、後味最悪な披露宴に行ってきたよ~」

 

彼女の話は男女ともに”あるある”だろうけど、特に女性が被害に遭いがち……。今日の話は、経験した人も少なくないんじゃないかしら? かくいう私も、昔被害に遭ったことあるわよ、これ(苦笑)

 

彼女の話はこう。

女友達「この前ね、大学時代の友達から10年ぶりくらいに連絡がきたの。SNSで「久しぶり~! 元気してる~? 今度久しぶりに会おうよ~」って。その子とは、当時は仲良かったんだけど、卒業してからは特に理由もなく会わなくなってたんだよね。

 

だから私も連絡きたことが嬉しくて、会うことにしたの。当日は結構ウキウキしてたんだけど、でも会って早々彼女がどうして10年ぶりに誘ってきたのか、わかっちゃったんだよね」

 

りか「それ、当てていい? あれでしょ。結婚することになったから、是非来てほしい!って言われたんじゃない?」

 

女友達「当たり!!!! なんか、がっかりしちゃって。結婚すること自体は、おめでたいことなんだけど、その子の行動がいかにも! って感じで。

 

 ”あまりに久しぶりすぎるから一回はとりあえず会っておいて、披露宴には出席してもらって、その後は今までどおり音沙汰なし” っていう流れがその時点で簡単に想像ついちゃったんだよね。でも面と向かっては断りづらくてさ、私もついOKしちゃったんだけど(苦笑)」

 

りか「そういう子って、断られないために会ってる感がにじみ出てるんだよね。言い方はよくないけど、いかにも“人数合わせ”って感じなんだよね~」

 

女友達「ほんっとにそう! しかもその子さ、私が出席するって言ったあとなんて言ったと思う? 「あ~よかった! ありがとう! これであと何人……と!」って。心の中で言えばいいものを口に出しちゃってんの。

 

さらに式の受付まで頼まれちゃって。10年ぶりの友達に頼まなくちゃいけないくらい友達いないわけ? って思ったけど、まぁ断れない私も悪い。それも承諾しちゃったの(苦笑)」

 

りか「あなたは本当に断れないもんねえ。でもなんだかんだで、結婚式っていざ行くと"行ってよかったな~”って思うよね」

 

女友達「たしかにね。その披露宴は、めちゃくちゃ豪華だったわよ、合計で100人越え。でもさぁ、なんか出席者の人たち、みんな心なしか白けてる感じなのよね。ケーキ入刀の時って、普通なら、みんなこぞって写真撮りに行くじゃない?

 

でも、行くのは本当に数人だけ。談笑タイムも、ぜーんぜん新婦の方へ行く人がいなくてね。その時、"あ~、これは。ここに来ている人の大半、私と同じような感じだな?" ってわかっちゃった。そんな必死にかき集めなくても、りかがこの前出席したような感じの式のほうがよっぽどよかったんじゃないかと思うよ」

 

りか「なんか逆にみじめね、その子」

 

女友達「いや、それが全然そのことに気付いてないの(笑)たくさん人数を呼べた! 私はこんなに友達が多い! っていう満足気な表情してたから。はりぼてでもなんでも、優越感に浸れてたみたいだからいいんじゃない?

 

で、もちろん披露宴後は連絡は一切なし。「受付ありがとうね~」の一言も、もちろんお礼の品みたいなのもなーんにもなし! せめて「ありがとう」の一言だけでも欲しかったけどね」

 

りか「……こんなこと言ったらなんだけど、そんな子が結婚して大丈夫なのかしらね?」

 

女友達「いや、それがさ。まだ式挙げてから数か月しか経ってないんだけど、すでにやばいらしいよ、そこの2人〜」

 

 

私、思うのよね。

 

当然だけど、式の規模と2人が長く続くか続かないかは、まったく比例しない。もちろん大人数の豪華絢爛な式もとても素晴らしいし、相手が呼ぶ人数に合わせなければいけないという事情もあると思う。更には、どれだけ人数が多くても出席者全員が、当人たちのことを心からお祝いしてくれているなら、それこそ最高よね。

 

でもね、もし人数ばかりにとらわれて、人数合わせで必死に誰かを呼ぶような式だとしたら、それはまるで裸の王様のような式になってしまうかも。今回みたいに……。

 

心からその友達を招きたいのか、それとも人数合わせで呼んでいるのかなんて、すぐに分かるから。人数合わせで呼ばれた人は、心からその人を祝福するというよりも、どこか冷静にしかその場にいれないわけ。

 

それでも自分自身のプライドが守られるなら、それでもいいけど、私から言わせてみればそんなプライド、ほんっとにくっだらないわね。

 

質より量か、量より質か。

 

結婚できるくらいの大人なら、できれば質を、選んで欲しいものね。

 

結婚35歳の恋愛事情~いくかいかぬか10歳年下。気になる、その後!~
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