今年の梅雨……暑くない? 気のせい? なんだか、例年以上に1日のアイスコーヒー消費量が多い気がする。最近ダイエットコーヒーなるものも出てきて気になってるんだけど、実際どうなのかしら。大好きなコーヒーを飲んで痩せられるなら、めちゃくちゃいいわよね。

 

とか言う話を数週間前に女友達とカフェでしていたら、突如飛び込んできた芸能人夫婦の不倫騒動

 

今はだいぶ報道も収まってきたけど、なかなかセンセーショナルなニュースだったわよね。もちろん夫サイドが全面的に悪い。でもね、このとき大きな違和感がふたつあったの。

 

ひとつ目は、週刊誌にリークした不倫相手がなぜか被害者面をしていること。そしてふたつ目は、「あんなに可愛い奥さんなのに不倫するの?」という世論。

 

まずひとつ目の方は、被害者面していいのは、おそらく奥さんだけでしょう。浮気も不倫も、一人きりではできないわけ。相手が結婚していることを知っておきながら、事に及んだあなた自身も加害者だからね。なに被害者面して語っちゃってるのかしら。

 

そしてふたつ目。これって、少し意地悪な言い方だけど、もし奥さんがそこまで美人じゃなければ不倫は許されたのかしら?  もちろん世論は、奥さんを思って「かわいそう!」ってことを言いたいだけだとは思う。でもね、結局浮気や不倫をする人って、奥さんがどれだけ美人だろうが可愛かろうが、はたまた旦那がどれだけイケメンだろうが、する人はするからね!

 

そして……この年になってくると、私の周りにも「不倫経験者」が少なからずいるわけ。

 

私は不倫経験はないけど、人って自分が経験したことって本能的に否定を「したくない・されたくない」生き物なのよね。だからなんだろうけど、不倫を一度でも経験したことのある彼女たちは、揃いも揃って自分のことを棚にあげる発言をしまくるの。

 

 

「不倫不倫って夫ばっかり責められてるけど、みんな暇だよね~。他人の不倫事情責めちゃって。なんにも知らないくせに。奥さんにもなにか不倫される理由があったかもしれないのに。不倫って言ったって純愛かもしれないじゃない」

 

 

こんな風に、無意識に自分事として捉えてしまって、不倫自体を正当化することもいれば……。

 

 

「ほんと、不倫って大体男が最低だよね。私もほんっとあの頃つらかった~。あいつのせいで私の数年間無駄にしちゃった。ほんと慰謝料とかもらえばよかった」

 

 

こんな風に、自分も加害者だということを全く気付けないままの女もいる。「慰謝料請求されるのって、あなたもだからね?」 って言ったこともあったけど、「は?」みたいな顔してたっけな……。

 

結婚したって、誰かのことを好きになる可能性はあることでしょう。むしろ今回の報道のような、(おそらく)恋愛感情もへったくれもない体だけの関係となれば、男性の場合はなおさら。

 

ただ、それでも浮気や不倫をしない人はしない。女性も男性もね。

 

結局のところ、そういう人と結婚しない限りはどれだけ自分のビジュアルがよかった所で……という話なのよね。

 

 

それから私が思うのは……。

 

 

浮気や不倫を正当化したり、自分だけを被害者だと強調する男や女。

 

 

だから、あなたたちは、いつまでたっても本命になれない。結婚相手になれない。というか不倫相手になった時点で、結婚を望むほうが地獄の始まり。

 

だってそうじゃない? 結婚相手に対する裏切りをその目で見ておきながら、なぜ自分がその結婚相手にと望むのかしら。そうなったら、次は自分自身が裏切られる番なのに。

 

もちろん、不倫の末に結婚までいきついて、そのあとも仲良くやっている夫婦だっている。そういうカップルも実際に知っている。でも、並大抵の精神力じゃそれはできないんじゃないかしら。よっぽど図太く強くないと、なかなかできる所業じゃないわよ。

 

今不倫をしているカップルたちは、どんな気持ちでこのニュースを見ているのかしらね。一つ言えるのは、不倫カップルのほとんどは、「自分の不倫は他とは違う特別なもの」って思っていること。それ、ただの幻です。

 

特別と思ってようがなんだろうが不倫は不倫。

 

そして、どれだけ不倫相手が「あなたは特別だよ」と言ったところで、相手には本命の相手がいることを忘れないで。自分は二番目だと自覚できずに本命になったつもりでいることこそ、自分を地獄におとしめていることを、どうか忘れないで。

 

何ミリかでいいから、客観視できる心のゆとりを自分の中に持つようにすること。そしたら、物の見方が少し広がるかもね。なかなか難しいけど、これって恋愛に限らず結構大事なこと。

 

 

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