この前話した私の親友が運命的な恋をした話、覚えてる?
簡単に説明すると、毎朝電車で一緒の車両に乗っていた名前も知らない彼のことを気になり続けて早2年。ふとしたことがきっかけで、彼に話しかけることができた親友。そしたら、彼も「僕もあなたとずっと、話してみたかったんです」って!!
その話を聞いた時のドキドキ感といったらもう(苦笑)その彼と、今度初めてご飯に行くっていうところまでこの前は聞いていたのよね。
そして、昨日。その親友と代官山でランチに行ってきたの。
私たちが行ったのは、代官山にある「寺カフェ」というお店。


なんとそのお店、本物の住職さんがいるっていうから驚き。コーヒーを楽しみながら説法も聞けちゃうっていう次世代コンセプトカフェだったんだけど、居心地もいいし雰囲気も最高。週2回は来たいくらいに気に入っちゃった。
住職さんにいろいろな相談をしに訪れる方も多いんですって。そういうお店が都内にあるのって、行きやすくていいわよね。ただ、その日親友の話を聞くのは、住職さんじゃなくて私の役目。(親友としては住職に話したかったのかもだけど(苦笑))
もう、私も親友がその後どうなったかの話が聞きたくて聞きたくてしょうがなかったの。でも、その時点ではうまくいってるのかそうじゃないのかもわからなかったから、相手がその話をするまで待つことにしたのよね。
そしたら、寺カフェに入ってしばらくしたら、彼女の方から「りか、この前の話覚えてる? 電車の彼のこと」って。
きましたーーーー!!!!!
りか「うんうん、覚えてるよ。もう実は気になって仕方なかったのよね(苦笑)で、あれからどうなった?」
親友「うん……。付き合う事に、なりました!」
きたーーーーーーーーー!!!!!!!!
さすがに興奮が抑えられなかった私。しかも目の前の彼女が、照れくさそうながらもかなり幸せそうで、うっかり涙が出てくるところだった。それから聞いた親友の話は、「あぁ、運命とか白馬の王子様とかって、ドラマだけじゃないのかも」ってこの前よりも強く思う話だったの。その内容はね……
親友「この前りかに会った時はあれだよね、今度彼と初めてご飯に行くってところだったよね。りかと会った後の週末に、予定通り彼と待ち合わせしてご飯に行ってきたの。初めて電車以外の場所でね(笑)そういうデートみたいな感じがかなり久しぶりだったから、会う前はもうドキドキしっぱなしで。待ち合わせ場所で待ってる時メイク濃すぎてないかなとか、あぁダイエットしとくんだったとか、いろいろ不安で」
りか「わかる。すごくわかる。気になる人との初デートで自分が待ってる時ってて、必要以上に自分の容姿を気にしちゃうよね。絶世の美女にうまれてたら良かったのに……とか一番思うタイミングだよね」
親友「ほんとにそれ。あぁなんて大胆なことしちゃったんだろう~とか思いながら待ってたら、とうとう彼がやってきたの。そしたらね、なんでか分かんないけど安心しちゃって、その緊張が、すーってひいてったの。今までそんな経験したことなかったから、自分でも驚いたんだけど」
りか「そんな事ってある!? え、私はない(笑)なんだろうね、よっぽど波長があってるのかしら。で? 彼、どんな人だった?」
親友「お店について2人でお酒飲みながらご飯食べてたらね、好きな食べ物や苦手な食べ物が一緒なの。あと、今までで感動した映画なに? って話になったんだけど、なんとそれも私と一緒の「アルマゲドン」(笑)「アルマゲドン」だよ? もうなんか、笑っちゃうくらい全部が一緒で。」
りか「まじか。私、「アルマゲドン」って言ってる人あなた以外に知らない(笑)もちろん最高の映画なんだけど、なかなかいないのよね。でもその人そうだったの? 食べ物の趣味以上に、それが衝撃的。なんか運命感じちゃうわね、それ。」
親友「でしょ? でもね、もっとびっくりすることがあって。今私が一緒に仕事してる男性社員がいるんだけど、その人と彼が幼馴染だったの! それだけでもびっくりなんだけど、実はね、その男性社員から、「今度俺の超ーーーおすすめのイケメン幼馴染を紹介してやるから、首洗って待っとけ!」ってずーっと何年も言われてたの。そういうの苦手だから断ってたんだけど、まさかのその相手が、彼だったみたい。
聞いたら彼も、「今度俺の超ーーーーおすすめの同僚をお前に紹介してやるから、首洗って待っとけ!」って同じことを言われてたんだって。で、彼もそういうのはちょっとって断ってたみたいなんだけど……」
りか「そんな偶然って! もう、出会うべくして出会った感じ。すごすぎる!」
親友「さすがに私もかなりビックリしたよ。こんな事ってあるんだって、なんかずっと夢心地だった。でね、これもまさかなんだけど、その日のうちに付き合うことになったの」
りか「うん。もうこれはそうなる運命だ。早すぎるけど、早すぎてもなんか全然問題なさそう」
親友「でしょ?(笑)私もそう思って、思い切って付き合ってみることにしたの。まぁその日は、なにもせずにバイバイしたけどね~。」
さすがはそのあたり、親友らしい。
ひとつの車両から始まった親友の恋は、実はいろんな縁で結ばれていたみたい。今は、一緒に電車に乗り込むことも多いんですって。
ねぇ、これを読んでくださってるみなさん。
素敵な出会いって、ふとした瞬間にやってくるのかも。
いつも一生懸命頑張ってる人には、たまにこんな神様からのプレゼントが贈られてくるのかもしれないわね♡



