先週、友達の結婚式に出席してきた時の話。披露宴会場は有名どころの恵比寿ウェスティンホテル。披露宴でお邪魔するのは初めてで、いろんな人から「料理もケーキもコーヒーも! 全部美味しいよ~。うらやまし~」って言われていたから、私もかなり期待していたの(笑)

 

しかも、それがめちゃくちゃ可愛い大好きな友達の結婚式ときたもんだから、お祝いモードマックスだったのよね。彼女とは約7年の付き合いなんだけど、ここ2年ほどは、お互いに忙しくて会えてなかったのよね。でも、ようやく! 彼女が幸せになれるお相手が見つかったと知ってすごく安心したし、こっちも幸せな気持ちだった。

 

というのもね、彼女が昔に付き合っていた男は今まで私が見聞きしてきた男の中でも、一番最悪な男だったの。どのくらい最低かというと……。

 

 

  • 浮気はもちろん常習犯。といっても普通じゃないわよ? なんと7股。しかも彼女から借りたお金で他の女に美味しいものをごちそうして、彼女とは激安居酒屋にしか行かない。

 

  • 知らない間に彼女の財布から諭吉が消えている。→  彼女はものすごく温厚。「あれ~? もしかして彼氏かな。でも、うーん。返ってくるかもしれないし、とりあえず、まぁいいか~」と時間だけが過ぎてゆく→ また諭吉がなくなる……の無限ループ。

 

  • 30歳を過ぎても“自称男性アイドル”としての活動を続ける。年齢の割に若く見え、口がものすごく達者なことから、自分の餌食になる人を探すのが大得意。

 

 

これだけでもだいぶ最低なんだけど、一番最後にドン引きしたのがこれ!!↓↓↓

 

 

  • 彼と同棲中、互いに割り勘で払っているはずだった家賃。でも実際は、彼が家賃の価格を高く彼女に伝え、毎月2万円ちょろまかしていたことが引っ越す際に発覚。

 

 

……。今思い出してもひどすぎる。なにがどこでどうなったら、こんな人が育つのかが、いまだに謎。

 

そんな最低な彼とは別れて、新しい彼ができたという報告を受けたのが、今からちょうど2年前くらいだった。

 

相手はとても優しくて、前の人とは大違いって聞いていたから、私自身もめちゃくちゃ嬉しかったのよね。だから、お相手は、たぶんその人かな~と思っていたんだけど……。

 

 

始まった感動モノの挙式と、恵比寿ウェスティンならではの“ホースパレード”は、(←これ、馬車で新郎新婦が登場するの。)なんと本物の馬! 年甲斐もなくテンションかなりあがりました(笑)そして、ものすごく可愛い新婦……!!!!

 

この子ね、某ガールズコレクションにも出ちゃったほど可愛いの。芸能活動はしていないけど、そのまま芸能界に入ってもおかしくないほど可愛いわけ。そのうえ天使みたいに性格がいい!!!!……ってね、披露宴が始まるまでは思っていたんだけど……。

 

披露宴会場に入る際に配られたのは、席次表と新郎新婦のプロフィール。プロフィールの項目には「出会いのきっかけ」「互いの第一印象」「好きな料理は?」みたいな質問が。

 

・出会いのきっかけ:「知人の紹介」
・互いの第一印象:
新郎「上品で大人っぽい女性だな~」
新婦「穏やかで柔らかい雰囲気の男性だな~」
・好きな料理は?:
新郎「新婦の作るオムライス」
新婦「新郎の作るピラフ」

指定されたテーブルに着いたあと、幸せいっぱいの二人のプロフィールににやけていた私。でもその直後、同じテーブルだった二人組の男性が発した一言に衝撃を受けることに。

 

列席者「ウケる(笑)だってこれあれじゃん、あいつの紹介で互いに会った時でしょ? てか俺らよく呼ばれたよね(苦笑)なっかなかやるよね~」

 

りか「……え? その話、ちょっともう少し教えてもらえる?」

 

 

なんと、私が聞いていた彼氏と新郎とは全く別の人物。それだけなら全然問題ないんだけど、今ここに立っている新郎は、なんと元カレの親友……。

 

彼女と新郎は、元カレの彼女と元カレの親友という形で出会っていたの。

 

煌びやかで華やかに見えていた披露宴会場が、一瞬にしてうすら寒い会場に激変。当然その元カレは、どちらからも招待されていなかった。

 

というか、さっき私が読んでほっこりしていた「第一印象」って、元カレを間に挟んで見てたってことか。司会の人は「知人の紹介で知り合ったお二人が惹かれあうには、多くの時間はかかりませんでした♡」って言ってたけど……。元カレが聞いたら泣きそうよね、この現実。

 

 

私、思うのよね。

幸せは、掴みとるもの。確かに、掴みとるものなんだとは思う。

 

気合いももちろん必要。

 

彼女はもしかしたら、過去のつらくてひどい思い出から、その気合と根性を胸に宿したのかもしれない。

 

でも……。してもいいことと、悪いことが、あるような、ないような……。

 

彼女がこれまでどのくらいつらい経験をしてきたかを知っているからこそ強くは言えない。でも現実って、小説や映画なんかよりも残酷なことが、時折起きるのよね。

 

元カレからしてみたら、どれだけ、つらいだろう。せめてどうか、被っていませんようにと願うのみ。

 

 そして、彼女の幸せの掴み取り方は賛否あって仕方のないやり方。でも、そんなことまでして夫婦になったんだから。

 

あとは、これからずーっと、幸せでいなさい。彼女と新郎が幸せでい続けることが、きっとなによりの説得力になるはずだから。それから、元カレの幸せを、心から願ってほしい。

 

私が言えるのは、もうそれだけ。

 

 幸せ感、人間の非情感、満腹感(苦笑)いろんな気持ちをひっくるめて彼女へ送る一言はやっぱり。

 

結婚おめでとう。いつまでも、いつまでもお幸せに。

 

ちなみに、ウェスティンの料理とコーヒーは期待以上のお味でした♡(笑)

 

 

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