今年の正月休みは東京で過ごしたからか、なんだかお正月感がいつもより感じづらかったわね。ただ、太平洋側の青空の中迎える新年はかなり気持ちよかった! 

 

うちの実家は北国だから、冬の青空ってだけでかなり貴重。お正月は雪雲か吹雪ってのが通常営業だからね(苦笑)

 

年始は近所に暮らす姉夫婦と一緒に過ごしたんだけど、まぁーゆっくりさせていただいたの。北海道の礼文島から取り寄せたおせちをみんなでいただき、お雑煮を食べて、各々ゆっくり過ごして...。

 

身内を褒めるのはちょっとイタイかもしれないけどね。この姉夫婦二人の空気感、すーーごくいいのよ。今年で確か結婚10年なんだけど、これまで喧嘩らしい喧嘩はしたことがないらしい。それどころか、いまだにとっても仲が良い。週末は二人で馴染みの店に行くのが習慣で、そうじゃない時は義兄がカレーをことこと煮込んだものを、二人仲良く静かに食べる。

 

二人共通の趣味が音楽だから、しょっちゅういろんな演奏会とかオペラにも足を運ぶ二人。一緒にいることが楽しいから一緒にいるっていうシンプルな感じが、見ている方からしても本当に心地いいのよね。

 

ここまで聞くと、片時も離れないラブラブな二人って思うでしょう? でも実際は、そういうわけでもないのよ。いつでもどこでもベタベタ一緒にいる二人っていう感じでは決してない。二人の間には、いつもちょうーどいい心地いーい距離感があるのよね。言うなれば、それは「適度な距離感」。

 

例えば、たまに姉から週末「ねえりか、これからこの前話してたマカロンが有名なカフェ行かない?」みたいにカフェとか飲みのお誘いがくるんだけど、そんな時「あれ? お義兄さんは大丈夫なの?」ってこっちが聞くと、姉からの返事は決まってこれ。

 

姉「さっき外行ってくるって、ぷら~っと出ていったから、大丈夫!」

りか「あ、そう……」

 

そうなの。うちの姉夫婦って、一緒に過ごす時は思いっきり過ごすけど、かといってそれはルールでもなんでもないわけ。「週末は絶対に二人で過ごす!」っていう堅苦しさが全くないのよね。それぞれが一人で過ごしたり、何をしているかさえわからない週末があっても全然余裕。なんか、境地達してるわよね。これって結局のところ、お互いに信用し合っているからできることなんだけどね。

 

私、思うのよね。

 

カップルや夫婦が長く続く秘訣は、たぶんそういう部分にある。

長く付き合うために! って意気込んでルールをたくさん作るカップルとかたまに見かけるけど、そういうカップルほど、決まってさよならしていくのよね。

 

大事なのは、ルールや縛りというものじゃなく、「適度な距離感」をずっと作れる二人かどうか。

 

付き合いが長くなってくると、何故か相手を自分のもののように思ったり、自分の思うままに動いてもらえないとイライラしたりする人は多くないと思う。でもそれって、そもそもがお角違いなのよね。だって相手は他人でしょ? 血だって繋がっていないのに、そんなことを期待する方がおかしいわけよ。

 

でも人間は愚かだから、そんな当たり前のことが「一緒にいた時間の多さ」に甘えて、いつしか忘れがちになっちゃうのよね。そこでどうですかこの夫婦。互いがこの当たり前のことを、10年経った今現在でも忘れていない。互いを尊重しながら、日々を過ごしているのよね。だからいっつも、いい空気が流れている。

 

私はと言うと。結婚していた頃、その「当たり前」をすっかり忘れて、相手に期待ばかりしていた気がする。そりゃあ、うまくいかないわよね。同じ親から生まれたのにこの違い……この失敗は、次に活かすわね(涙)

 

お正月は朝におせちとお雑煮をいただいてからは家の中では自由時間。義兄はオーケストラを聴いて、姉はベッドルームで読書、私は届いた年賀状をゆっくり読んでお昼寝……。夕方からはきりたんぽを囲みつつ、「格付け芸能人」で爆笑しながらみんなで乾杯。二人に子供はいないけど、私が子供になりたいくらいの居心地のよさだったのよね。

 

人との距離の測り方。心地いい適度な距離感は誰にとっても必要なもの。もちろん全ての人においても必要だけど、大切な人にとってもそれは必要。そういう部分が、実は「愛」なのかもしれないわよね。

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