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		CAFEND	</title>
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	<description>日常にカフェタイムを。 カフェ好きのためのWEBマガジン</description>
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	<title>中嶋 太郎</title>
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		<title>Scropブランドが目指す姿「日常の中の上質」</title>
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		<pubDate>Sat, 29 Aug 2020 23:01:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中嶋 太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[scrop]]></category>
		<category><![CDATA[カフェ]]></category>
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		<category><![CDATA[ロースター]]></category>

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		<description><![CDATA[６月から連載というかたちで行わせていただいたコラム企画も今回で最終回となりました。 &#160; 普段なかなかお伝えしきれないことを書かせていただいたことと共に、これまでお付き合いくださった方々には改めて感謝を申し上げます。 &#160; …]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[６月から連載というかたちで行わせていただいたコラム企画も今回で最終回となりました。

&nbsp;

普段なかなかお伝えしきれないことを書かせていただいたことと共に、これまでお付き合いくださった方々には改めて感謝を申し上げます。

&nbsp;

今回はコーヒーの未来と私たち<span>Scrop COFFEE ROASTERS</span>が目指す姿についてお伝えしてみたいと思います。
<h2>日本のコーヒー文化の変遷</h2>
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<a href="https://cafend.net/qgrader-4thwave/" target="_blank" rel="noopener">第<span>2</span>回</a>でもお話しさせていただきましたが、日本のコーヒー文化もこの半世紀で大きく変わりました。<span>1st WAVE</span>で誕生した缶コーヒーやインスタントコーヒーは、コーヒーが広く一般的に楽しまれるうえで画期的な商品だったと改めて感じます。

&nbsp;

私も初めて飲んだコーヒーは、母から<span>1</span>口もらった砂糖、ミルクがたっぷり入ったインスタントコーヒーでした。それでも「苦い」という印象だったのですが、初めての体験として今でも記憶に残っています。

&nbsp;

<span>2nd WAVE</span>は私のコーヒー人生でも特に印象的な時期で、海外からやって来たコーヒー文化にとてもワクワクしたのを覚えています。初めて見たラテアートに興奮したのを皆さんも共感いただけるのではないでしょうか？

&nbsp;

<span>2nd WAVE </span>後半から<span>3rd WAVE</span>にかけては、より本質的にコーヒーの価値が語られるようになりました。生産者や精製方法にスポットが当たり、同じコーヒーでも作り手や作り方によってこんなにも違いが出るのかと、コーヒーのさらなる可能性を感じさせてくれています。一方で、少し難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。

&nbsp;

私たちコーヒー関係者の一番の仕事は、玄人の方々によりトレンドな情報や、新しい取組みから生まれるコーヒーの可能性をお伝えするとともに、これからコーヒーのファンになってくださる方々へ、コーヒーの魅力を伝えていくことだと感じています。
<h2>様々な抽出方法</h2>
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国内のコーヒー文化の変遷とともに、現在多くの抽出方法も楽しむことが出来るようになりました。古き良き時代の喫茶店では、ネルドリップやサイフォンコーヒーが楽しまれ、私も昭和初期のノスタルジックな世界観はとても好きです。

&nbsp;

現在最も一般的な飲まれ方は、ペーパーフィルターでのドリップコーヒーでしょうか？ 私がシアトルの焙煎研修に行っていた<span>2011</span>年頃はちょうど日本のハンドドリップ文化がアメリカで大流行していました。ロースターたちが、<span>HARIO</span>や<span>Chemex</span>などを使って、様々なメソッドで淹れてくれたのを覚えています。それまで殆ど飲まれていなかったアイスコーヒーをアメリカのカフェで見た時はとてもびっくりしました。

&nbsp;

その他にも、フレンチプレスやエアロプレス、水出しコーヒーなども普及してきています。同じコーヒー豆でも、ペーパードリップとフレンチプレスでは感じられる味覚特性や質感が変わってきます。水出しコーヒーでは、浅煎りのコーヒーをゆっくりと抽出することで今までアイスコーヒーで感じたことのないフルーティーなフレーバーを楽しめます。

&nbsp;

私たちも、お店や動画配信などを通して、コーヒーの楽しみ方の多様性をお伝えしていきたいと思います。
<h2>ロースターとしての仕事</h2>
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<span>20</span>年前と比べて、国内の自家焙煎店は急激に増加したのではないでしょうか？ それまでは国内の焙煎メーカーから仕入れるか、海外ブランドのコーヒーを輸入して使用するのが一般的でした。しかし、コーヒーに対して求められる需要がより品質重視になっていく中で、生豆を仕入れて自分達で焙煎をするのが今ではスタンダードになりつつあります。

&nbsp;

そんなロースターの方々と同じく、私たちも日々焙煎の品質向上を目指し取り組んでいます。製造する製品すべてにおいて、ロースト<span>LOG</span>のほかにも様々な数値管理を行っています。それはお客様に届いた商品のトレサビリティを明確にするためです。それと併せて行っているのが下記のルーティーンです。

&nbsp;

<strong>焙煎レシピのプラン　⇒　焙煎実施　⇒　カッピングによる検証　⇒　修正</strong>

<span> </span>

とても当たり前のことで、シンプルなことですが、これこそがより良いコーヒーを届けるうえで一番大事な項目です。というのも、焙煎は本当に奥が深く、年間を通じて同じ味を再現するのがとても難しいのです。外気温、天候、湿度、豆のロット、水分含有量など多くの要素が絡み、少しのずれでコーヒーの表情はガラリと変わることもあります。

&nbsp;

もちろんデータ上の数値で判断できることもありますが、微弱な数値変化の際はカッピングで検証することが唯一の方法なんです。これは、農園であれば生産者が収穫時に、バリスタであれば提供前の味調整として行うのと通じることです。
<h2>コーヒー生産業の危機</h2>
&nbsp;

ニュースなどでも度々取り上げられていますが、コーヒー生産は今危機的状況にあると言われています。「<span>2050</span>年問題」というワードを聞いたことがありますでしょうか？ 気候変動の影響でコーヒー豆の生産に適した土地が2050年ごろまでに激減するという問題が注目されているのです。

&nbsp;

<a href="https://cafend.net/qgrader-blend/" target="_blank" rel="noopener">第<span>3</span>回</a>で述べた通り、コーヒーの生産地は、赤道を挟んで北緯<span>25</span>度～南緯<span>25</span>度の「コーヒーベルト」と呼ばれる地域に集中しています。温暖で、雨期と乾期がはっきりしている気候が栽培に適しているためです。昼夜の寒暖差が大きいほどおいしく育つとされ、農園は標高が高い場所に多いのもその理由からです。

&nbsp;

しかし気候変動による気温上昇や、雨期と乾期のバランスが崩れて長期の干ばつに襲われたりする生産地が増え、栽培が困難になると言われているのです。

&nbsp;

また、コーヒーの需給バランスも非常に重要です。豊作になれば消費者である私たちは恩恵を受ける一方、農園側は取引額が安値となり生活に負荷がかかります。こうした需給バランスの崩れにより、生産者が果物や酪農のほか、麻薬栽培に至るケースもあります。
<h2>日常の中の上質</h2>
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私たち<span>Scrop COFFEE ROASTERS</span>が掲げるコンセプトとして、「<strong>日常の中の上質</strong>」というワードがあります。ここには、日々の仕事や生活に追われてつい忘れてしまう心のゆとりや安らぎを、コーヒーを通して感じていただきたいという願いが込められています。

&nbsp;

私が考えるコーヒーは品質だけではないんです。特に日本では、飲むシチュエーションや機能性も大事だと思っています。平日の朝から、豆を挽いてハンドドリップをするのってなかなか難しいですよね？？ もちろんそれが出来るゆとりがある方は羨ましいのですが……

&nbsp;

最近ドリップバッグの需要が再認識され伸びていると聞きます。要因として、外側フィルムの品質向上により酸化劣化の軽減もある一方、手軽にどこでも飲めるといった機能性もあるからではないでしょうか？ 私たちも、ドリップバッグのほかに、カプセル式コーヒーでゲイシャのシングルオリジンが飲める商品を開発しております。<span>1st WAVE</span>で起きた缶コーヒーやインスタントコーヒーが今も存在しているのは、顧客のニーズを確かに捉えていたからだと思います。

&nbsp;

<span>Scrop COFFEE ROASTERS</span>が目指す姿、それは・・・

&nbsp;

<strong>・コーヒーの楽しみ方や無限の可能性を発信し、コーヒーファンを増やすこと</strong>

<strong>・コーヒーの価値を高めるための取組み、情報発信をし続けること</strong>

<strong>・「2050年問題」を含めた危機的問題をコーヒーの価値向上で生産者に正しく還元すること</strong>
<h2>まとめ：コラム連載の経緯</h2>
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私はこの連載コラムのお話をいただい時、お断りしようと思っていました。業界には素晴らしい先人や、業界をリードする方々が多くいらっしゃる中で、恐縮でした。しかし、コーヒーが飲めなかった私が、自身の体験談を通してお話しさせていただくことで、コーヒーファンを増やすことが出来れば、コーヒー業界の未来に少しでも貢献できると思い引き受けさせていただきました。

&nbsp;

自分の体験を振り返ることで懐かしくもあり当時の想いも蘇りながら、お伝えしたいことも自分なりに整理が出来ました。全ての方のご希望に添えなかったとは思いますが、最後まで読んでくださった方々へ改めて感謝を申し上げます。

&nbsp;

またどこかでコーヒーの魅力をお伝え出来たら幸いです。

&nbsp;

<a href="https://cafend.net/author/nakajima-taro/" target="_blank" rel="noopener">過去の記事はこちらから</a>

&nbsp;
<div class="sc_frame_wrap">
<div class="sc_frame_title inline" style="color: #fff; background-color: #002d57; font-size: 14px; border-radius: 0px 0px 0 0;">Scrop COFFEE ROASTERSについて</div>
<div class="sc_frame shadow " style="border: 1px solid #ccc; border-radius: 0px; background-color: #fff; color: #333;">
<div class="sc_frame_text">Scrop COFFEE ROASTERSは、自社焙煎工場をもつスペシャルティコーヒー専門店です。</div>
<div class="sc_frame_text">毎日楽しめるブレンドから、世界で注目を集める幻のコーヒー「ゲイシャ」、国際品評会（カップオブエクセレンス）の入賞豆や農園のプライベートオークションロットなど、他では手に入らない希少なコーヒーをご提供しています。</div>
<div class="sc_frame_text">コーヒーのある豊かな生活と安らぎのひと時を大切に、「日常の中の上質」をお届けします。</div>
<div class="sc_frame_text">公式HP： <a href="https://scrop-coffee-roasters.com/" target="_blank" rel="noopener">https://scrop-coffee-roasters.com/</a></div>
</div>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>ブラジル・ダテーラ農園の挑戦</title>
		<link>https://cafend.net/brazil-coffeenouen/</link>
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		<pubDate>Sat, 15 Aug 2020 23:01:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中嶋 太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[Qグレーダー]]></category>
		<category><![CDATA[コーヒー農園]]></category>
		<category><![CDATA[スペシャルティコーヒー]]></category>
		<category><![CDATA[ブラジル]]></category>

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		<description><![CDATA[世界で栽培されるコーヒーの総生産量は、年間1,030万トンと言われています。そのうちの30％以上に値する、350万トン以上の生産量を誇り、世界一のコーヒー生産国として知られるのがブラジルです。 &#160; コーヒーを飲んだことのある方であ…]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[世界で栽培されるコーヒーの総生産量は、年間1,030万トンと言われています。そのうちの30％以上に値する、350万トン以上の生産量を誇り、世界一のコーヒー生産国として知られるのがブラジルです。

&nbsp;

コーヒーを飲んだことのある方であれば、必ずと言っていいほどブラジルのコーヒーを体験したことがあると思います。それがストレートコーヒーでの体験でなかったとしても、ブレンドコーヒーの主要豆として使用されるのが一般的だからです。

&nbsp;

素晴らしいパナマゲイシャコーヒーを創り出すジャンソン農園のほかに、我々が関係構築を図っている農園がもう一つあります。それが、世界一の生産大国・ブラジルにあるダテーラ農園です。

&nbsp;

コーヒーに携わる方々や興味のある方々にはあまりにも有名な農園ではありますが、あまり知られていない、彼らの挑戦とも言える取組みを紹介していきたいと思います。
<h2>ダテーラ農園ってどんな農園？</h2>
<img src="https://cafend.net/caf/wp-content/uploads/2020/08/5-1.jpg" alt="スクロップ5-1" width="5000" height="3333" class="aligncenter size-full wp-image-26264" />

冒頭にも触れたように、ブラジルは全世界で栽培されるコーヒー総生産量のうち30％以上ものコーヒーを生み出すコーヒー生産大国です。国家の主要産業であるコーヒーは、以前は消費国への輸出がほとんどでしたが、近年では国内需要も上がり、消費・生産ともに世界のコーヒーマーケットを支える存在となっています。

&nbsp;

そんな南米ブラジルの南東部、同国でもコーヒーの生産が盛んな地域・ミナスジェライス州にダテーラ農園はあります。

&nbsp;

標高1,000~1,100m付近の高原地域に、東京ドームおよそ1,400個分に相当する6,800ヘクタールの敷地を有しており、その半分の面積を自然保護区域として残し、残る半分の面積でコーヒーを生産しています。

&nbsp;

コーヒーに詳しい方はここで気づくかもしれませんが、ブラジルの農園はおおよそ標高がさほど高くない場所に位置しています。<a href="https://cafend.net/qgrader-geisha/" target="_blank" rel="noopener">前回</a>お話ししたパナマゲイシャをつくる農園は軒並み標高1,700m前後に位置し、場所によっては2,000mを超える農園も中米には珍しくありません。この、いわば持って生まれた農園の外的要因を克服するための挑戦にダテーラ農園は取り組んでいるのです。
<h2>ブラジルコーヒーの特徴とスペシャルティコーヒー評価</h2>
<img src="https://cafend.net/caf/wp-content/uploads/2020/08/5-2.jpg" alt="スクロップ5-2" width="810" height="463" class="aligncenter wp-image-26265 " />

一般的なブラジルのスペシャルティコーヒーの評価には、「ミルクチョコレート」、「ミルクキャラメル」、「ローストナッツ」、「バランス」、「スイート」といったようなカッピングコメントが並びます。個人的にはとても好きなコーヒーですし、毎日飲むコーヒーとして楽しんでいるのですが、スペシャルティコーヒーとしての評価を得にくいカップとも言えます。

&nbsp;

スペシャルティコーヒーの味覚評価は、SCA方式（CQI認定　Qアラビカグレーダー使用）では10項目に分類されます。COE（カップオブエクセレンス）方式では8項目に分類されているのですが、こちらの詳細については今回は省略させていただきますね。

&nbsp;

評価項目にあるFlavor（フレーバー/風味）やAcidity(アシディティ/酸の質)では、果物が持つような甘さを伴うフルーティーな味覚が評価されます。また、Clean Cup（クリーンカップ）やMouth Feel(マウスフィール)といった項目では、よりスムースな飲み口に焦点が当てられます。

&nbsp;

一般的にコーヒーと標高の関係としては、標高が高い場所のコーヒーほど昼夜の寒暖差が生じ、その厳しい環境に耐えたコーヒーがシトラスフルーツのような爽やかな酸や熟した果実感を手に入れます。収穫後の精製処理（果実から種子を取り出す工程）方法として、ナチュラル（天日干し）を行うことが多いブラジルは、液体の質感も評価を伸ばしにくい特性だといえます。

&nbsp;

もちろん、上記は一般的な傾向で、ブラジル産コーヒーでも素晴らしい風味特性やマウスフィールを持ったコーヒーはこれまでに数多く栽培されていますが、中米と比較すると標高のあまり高くない平原が多い国柄、生産量としては栽培に適していますが、唯一無二のTopロットを算出するには、もって生まれた立地的不利があると言えるかもしれません。
<h2>ダテーラ農園の歴史</h2>
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ダテーラ農園がコーヒー事業をスタートしたのは、1987年に遡ります。実は、企業としての運営は1902年から創業しているのですが、当時はタイヤの販売代理店から始まっています。

&nbsp;

この話を初めて聞かせて頂いたとき、途中までは「？」の連続でした。

&nbsp;

全国への販売営業の中で出会うコーヒー農家やサトウキビ農家の現状を目の当たりにした当時の3代目であるルイス氏は、ブラジルの主要農産物となりつつあったコーヒーの生産に携わることに、喜びと誇りを見出し、それが未来へ長くつながる産業にしたい、という想いからコーヒー産業への挑戦を始めることになるのです。
<h2>世界でも有数の最新テクノロジーを取り入れた大規模農園</h2>
&nbsp;

もともとの農園運営理念の始まりが、従業員の生活環境改善や持続可能性の追求からスタートしているダテーラ農園にとって、2003年にブラジルで初めてレインフォレストアライアンス（RA）認証を取得したのは、必然でした。他にも、自然環境への配慮だけでなく、農園で働く人々にとっても「コーヒー生産に携わることへの誇りと喜び」を感じられる場所となるべく、労働時間や休日の厳守、農園での食事の提供も行っています。こうした取組みはコーヒー業界の垣根を超え、あらゆるブラジルの農産物生産者の模範的存在となっています。

&nbsp;

大規模農園と聞くとどうしても効率、費用対効果を優先すると思いがちですが、彼らのすごいところは最新の技術と、日々の絶え間ない努力にその品質が支えられている点です。

&nbsp;

彼らの農園の全面積約6,500ヘクタールのうち、半分は自然保護区域、半分をコーヒー生産に充てているのですが、その敷地を小区画約 3,000 区画にも分け、それぞれをGPSで管理しているのです。その区画ごとに最適な収穫時期を日ごとに見定めています。なんと年間14,000回ものカッピング確認を実施して決定しているんです。

&nbsp;

収穫後のコーヒーは農園独自のウェットミル「UNIPAC」での熟度選別、赤外線、LEDソーターを含む5段階のカラーソーティングを実施するなど、「そこまでやるか！」というほどの徹底ぶりです。
<h2>ダテーラ農園の実験的かつ先進的挑戦</h2>
<img src="https://cafend.net/caf/wp-content/uploads/2020/08/5-5.png" alt="スクロップ5-5" width="1129" height="844" class="aligncenter size-full wp-image-26268" />

彼らは、年間でおよそ5,000トンのコーヒーを生産する中で、大きく3カテゴリーに分類しています。

&nbsp;

<strong>DATERRA　CLASSICS / 農園の生産量のメインである、高品質グレード</strong>
<strong>Collection DATERRA / 農園の生産量上位25％を占める、上級品質グレード</strong>
<strong>Masterpieces by DATERRA / 実験的・先進的製法でつくられるマイクロロット</strong>

&nbsp;

私たちScrop COFFEE ROASTERSでは、それぞれのカテゴリーのコーヒーを使用させていただいているのですが、中でも、全生産量のうちわずか1％未満と言われるMasterpiecesロットに注力をしています。このロットは、ダテーラ農園独自のプライベートオークションという形で、全世界同時にネットオークションで落札させるもので、昨年、一昨年と参加させていただいています。

&nbsp;

プライベートオークションとは、パナマのエスメラルダ農園が実施したことで有名ですが、今ではいくつかの農園が開催しています。ダテーラ農園も彼らのコーヒーに対する理念の表現と、ブラジルコーヒーの新たな価値を創造するべくチャレンジしており、私たちもその取組みに共感し賛同しています。
<h2>まとめ</h2>
<img src="https://cafend.net/caf/wp-content/uploads/2020/08/5-matome.png" alt="スクロップ5-matome" width="1252" height="719" class="aligncenter size-full wp-image-26269" />

ダテーラ農園はコーヒー業界で仕事をし始めてから、比較的最初のころに知った農園で、「大規模の良質なブラジル産コーヒーを栽培する農園」くらいにしか印象としては持っていませんでした。その時は、当時から脚光を浴びていたパナマをはじめとした中米のスペシャルティコーヒーに注目をしていました。

&nbsp;

そんな中、あることからダテーラ農園のMasterpiecesオークションロットをカッピングさせていただく機会をいただきました。正直、その時の衝撃は今でも鮮明に覚えているくらい大きなもので、すぐに購入を希望しましたが、残念なことにすでにオークションは終了した後でした。翌年は絶対にオークションに参加すると決めて臨んだのが一昨年、そこからダテーラ農園の理念や取組みに共感し、取組みさせていただいており、今年度クロップでは5ロットを単独落札し、希少なブラジルのゲイシャ種などを販売させていただいております。

&nbsp;

今年の4月～6月には、ダテーラ農園が企画する「BEANSTALKプロジェクト」キャンペーンにも参加させていただきました。これは、現在2050年問題とも言われている地球温暖化によるコーヒー需給問題の先駆けともなる取組みで、ダテーラ農園のコーヒー売上1Kgに対し、コーヒーの木1本を植林するというものでした。

&nbsp;

<a href="https://www.supportcoffeeroasters.com/" target="_blank" rel="noopener">https://www.supportcoffeeroasters.com/</a>

&nbsp;

彼らによる世界のコーヒー産業に向けた発信と、ブラジルの新たなコーヒー価値の創造というビジョンに、私たちScrop COFFEE ROASTERSも一緒になって伝えていきたいと思います。

&nbsp;
<div class="sc_frame_wrap">
<div class="sc_frame_title inline" style="color: #fff; background-color: #002d57; font-size: 14px; border-radius: 0px 0px 0 0;">Scrop COFFEE ROASTERSについて</div>
<div class="sc_frame shadow " style="border: 1px solid #ccc; border-radius: 0px; background-color: #fff; color: #333;">
<div class="sc_frame_text">Scrop COFFEE ROASTERSは、自社焙煎工場をもつスペシャルティコーヒー専門店です。</div>
<div class="sc_frame_text">毎日楽しめるブレンドから、世界で注目を集める幻のコーヒー「ゲイシャ」、国際品評会（カップオブエクセレンス）の入賞豆や農園のプライベートオークションロットなど、他では手に入らない希少なコーヒーをご提供しています。</div>
<div class="sc_frame_text">コーヒーのある豊かな生活と安らぎのひと時を大切に、「日常の中の上質」をお届けします。</div>
<div class="sc_frame_text">公式HP： <a href="https://scrop-coffee-roasters.com/" target="_blank" rel="noopener">https://scrop-coffee-roasters.com/</a></div>
</div>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>世界一のコーヒー・パナマゲイシャ</title>
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		<pubDate>Sat, 01 Aug 2020 23:01:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中嶋 太郎]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[おうちコーヒー]]></category>
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		<category><![CDATA[コーヒー]]></category>
		<category><![CDATA[スペシャルティコーヒー]]></category>

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				<content:encoded><![CDATA[昨近、TVや新聞・雑誌などでも見るようになった「<strong>ゲイシャ</strong>」というワード。今回は、そのゲイシャの歴史や特徴とともに、我々が直接取引をする農園を中心に、農園訪問の実体験を基にその魅力をお伝えしていきます。

&nbsp;

スペシャルティコーヒーの中でも圧倒的なフレーバー特性を持つ<strong>パナマゲイシャ</strong>。世界を虜にする魅惑的な世界をお楽しみください。

&nbsp;

第3回の記事はこちらから：<a href="https://cafend.net/qgrader-blend/" target="_blank" rel="noopener">ブレンドコーヒーの可能性について</a>
<h2>ゲイシャコーヒーの登場</h2>
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最初に、この手の内容はコーヒーやパナマゲイシャを知っている方にはあまりにも有名なエピソードですが、長いコーヒーの歴史の中で比較的まだ歴史が浅いこと、そして今後もコーヒー史の中で重要なポイントになると思いますので簡単に説明させていただきます。

&nbsp;

ゲイシャコーヒーが初めて世の中に登場したのは、2004年と、長いコーヒーの歴史の中では比較的最近の出来事です。

&nbsp;

毎年1回、パナマスペシャルティコーヒー協会が主催するBest of Panamaという国際品評会にて、エスメラルダ農園がゲイシャ種を出品したことから全ては始まりました。2004年に見事優勝したエスメラルダ農園のゲイシャ種は、1ポンド（約453g）当たりの価格が＄21でした。あまり価格感がピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、日本で一般的に流通しているスペシャルティコーヒーが＄4～5/ポンドが多いと思いますので、すでに当時の評価の高さが伺えます。その後、ゲイシャの評価と落札価格は年々記録を更新し、2019年のナチュラル部門1位の落札価格はなんと、＄1,029となり史上最高額での取引となりました。
<h2>パナマゲイシャが栽培される地域</h2>
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ゲイシャコーヒーがもともとはエチオピア発祥の品種であることも有名な話です。もともとはさび病対策として輸入された品種が、パナマの気候風土に合い、唯一無二のフレーバー特性を放つスペシャルワンになったのです。

&nbsp;

東西に長く伸びた国土面積を持つパナマ共和国。東はコロンビア、西はコスタリカと隣接しています。実は良質なパナマゲイシャが栽培されている地域は全国では無く、主に西側、コスタリカ国境近くにあるバル火山の周辺に集約されます。

&nbsp;

さらに、このバル火山を中心に東側のボケテ地区、西側のボルカン地区でも気候特性の違いによる風味の違いが存在します。この周辺に、世界一のコーヒーを創り出すモンスター級の農園がゴロゴロ点在しているんです！
<h2>栽培地域の気候特性による風味特徴について</h2>
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バル火山を中心に東側の地域、ボケテ地区。ゲイシャを世に送り出したエスメラルダ農園や2018年、2019年とBest of Panamaで二冠を達成したエリダ農園が構えるこの地域は、太平洋から吹く冷たい風と大西洋から吹く暖かい風、その風がバル火山にぶつかり発生する霧（バハレケ）が特徴的なマイクロクライメイトを持ちます。収穫時期に訪れると、農園の区画によってその風の通り道が様々に違っており、雲の流れも速く、時折発生する霧（バハレケ）によってとても清々しい気候を感じます。

&nbsp;

そこでつくられるゲイシャは、ゲイシャの味覚表現をするうえでもはや固有形容詞にもなっているジャスミンのような華やかさ、シトラスフルーツのような爽やかで明るい酸、とにかく透明感に優れた上質なマウスフィールが生まれるのです。

&nbsp;

もう一つの地域、バル火山の西側、ボルカン地区。ここには、バリスタチャンピオンシップでも各国のチャンピオンたちが使用し、一躍注目を浴びたNinety Plus（ナインティプラス）社が運営する農園や、我々が関係構築を図っているジャンソン農園が存在します。

&nbsp;

ボルカン地区の気候特性として、収穫時のボケテ地区のような霧（バハレケ）はほぼ発生せず、風も穏やかで太陽からもたらされる日差しは時にじわっとした蒸し暑ささえ感じます。そこでつくられるゲイシャコーヒーは、華やかさと共に、オレンジのような甘さを伴ったフレーバーが特徴で、Powerfullさを併せ持ったゲイシャを生み出しています。
<h2>私が惚れ込んだジャンソン農園</h2>
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私は本当に幸運なことに、多くの素晴らしい農園のゲイシャコーヒーを体験させていただいています。その中でもその唯一無二の品質と農園主のパーソナルに惚れ込んでしまったジャンソン農園について少しお話しさせていただきます。ジャンソンファミリーは1940年代に故郷であるスウェーデンからボルカン地区に移住し、当初は酪農業から運営をスタートさせました。今でも広大な農園では沢山の牧草牛と共存しています。

&nbsp;

彼らがコーヒー栽培に着手したのは21世紀初頭ですが、ゲイシャコーヒー栽培の成功までには何年にも及ぶ試行錯誤と絶え間ない努力が必要でした。もともと、コーヒーの木は苗を植えてから、最初のチェリーを収穫できるようになるまで最低3年はかかります。ゲイシャの木は他の品種に比べ、1本の木に実る量は半分ほど、さらに良質で大きな実を実らせるまでには苗を植えてから5年以上かかります。

&nbsp;

この低い収穫量をカバーするために沢山の木を植えましたが、日光不足により木の育ちが悪くゲイシャ種を育てる難しさを痛感します。3割近くのゲイシャの木を切り除き、それぞれの木に十分な間隔を与えて光・影・風を得ることが出来るように環境造りを一からしたのです。

&nbsp;

そんな彼らがつくりだしたゲイシャコーヒーは2013年のBest of Panamaに初めて出品すると見事2位の評価を手に入れ、世界からも注目される農園の一つとなったのです。昨年のBest of Panamaでも複数受賞したロットをScrop COFFEE ROASTERSでは単独落札しています。
<h2>ジャンソン農園の取り組み</h2>
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3代続く大規模農園であるジャンソン農園は、カール・ジャンソン氏（3代目）から現在、カイ・ジャンソン氏がクオリティコントロールを担当されています。私も主にカイ氏と情報交換をさせていただいています。私がジャンソン農園に惚れ込んだ理由の一つに、持続可能な栽培を続けていくうえで自然との共生をはっきりと感じる取り組みがいたるところで感じられるからです。ここでは二つの実際の取り組みをご紹介いたします。少し専門性に及ぶところもありますが、ぜひお読みいただけましたらうれしいです。
<h3>EM農法（EM＝Effective Micro-organisms（有用微生物群）の取り組み</h3>
活発な微生物の働きにより土が活性化し小動物が住み付き、化学肥料にたよらず土の力で農産物を育てられるようになり、農産物が本来の味や栄養価を備えたものになります。ＥＭ栽培の特徴として農産物の甘味が増したり、抗酸化力があるものになります。ジャンソン農園のゲイシャコーヒーが非常に甘く感じるには明確な理由があるんです。

&nbsp;

また、EMによって元気な農産物を作る事により農産物が病気にかかりにくくなったり、害虫の食害を軽減できるようになり、農薬を使わなくても栽培出来るようになります。
<h3>ビオディナミ農法（バイオダイナミック農法）の取り組み</h3>
有機栽培の一種であり、農薬と化学肥料を一切使わない農法。天体の動きとの調和、動物との共生、独自の調合剤の使用を特徴とし、収穫時には満月の前後2週間がBrix数値が高くなることから、Brix数値の計測を行い、収穫を行っています。クロップ収穫時でBrix26度のロットもあり、他のフルーツ糖度と比べてもその数値は驚きのものとなります。
<h2>【まとめ】ゲイシャがひとつのブームで終わらぬように</h2>
<img src="https://cafend.net/caf/wp-content/uploads/2020/07/matome-1.jpg" alt="ゲイシャ-まとめ" width="1108" height="1477" class="aligncenter size-full wp-image-26080" />

現在もTop of Topの農園はゲイシャコーヒーが巻き起こしたムーブメントを、一つのブームで終わらぬよう、日々進化を目指した取り組みをしています。今、各農園が最も注力しているのが＜精製処理方法＞による味覚特性の違いです。これは農園が潜在的に所有する外的要因（気候特性、標高、土壌成分など）を考慮し、農園の手によって独創的なコーヒーを創り出せるとして近年最も注目を浴びています。こちらのお話しもまたさせていただければと思います。

&nbsp;

“Always be proud of what you do. Don’t worry about money. If you work hard and be honest, you’ll be fine.”

“自分で作り上げたものに誇りを持ちなさい。金儲けを目的とするのではない。一生懸命に働き、正直者でいれば上手くやっていける。”

&nbsp;

これは、3代目カール・ジャンソン氏が父に言われた言葉です。この想いが、ジャンソン農園には長く息づいていることを感じさせてくれるのです。

&nbsp;
<div class="sc_frame_wrap">
<div class="sc_frame_title inline" style="color: #fff; background-color: #002d57; font-size: 14px; border-radius: 0px 0px 0 0;">Scrop COFFEE ROASTERSについて</div>
<div class="sc_frame shadow " style="border: 1px solid #ccc; border-radius: 0px; background-color: #fff; color: #333;">
<div class="sc_frame_text">Scrop COFFEE ROASTERSは、自社焙煎工場をもつスペシャルティコーヒー専門店です。</div>
<div class="sc_frame_text">毎日楽しめるブレンドから、世界で注目を集める幻のコーヒー「ゲイシャ」、国際品評会（カップオブエクセレンス）の入賞豆や農園のプライベートオークションロットなど、他では手に入らない希少なコーヒーをご提供しています。</div>
<div class="sc_frame_text">コーヒーのある豊かな生活と安らぎのひと時を大切に、「日常の中の上質」をお届けします。</div>
<div class="sc_frame_text">公式HP： <a href="https://scrop-coffee-roasters.com/" target="_blank" rel="noopener">https://scrop-coffee-roasters.com/</a></div>
</div>
</div>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ブレンドコーヒーの可能性について</title>
		<link>https://cafend.net/qgrader-blend/</link>
		<comments>https://cafend.net/qgrader-blend/#respond</comments>
		<pubDate>Sat, 18 Jul 2020 23:01:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中嶋 太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[コーヒー豆]]></category>
		<category><![CDATA[スペシャルティコーヒー]]></category>
		<category><![CDATA[バリスタ]]></category>
		<category><![CDATA[ブレンドコーヒー]]></category>

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		<description><![CDATA[前回お話しさせていただいた国内のコーヒー需要の変遷からも分かるように、2nd WAVE後半～3rd WAVEにかけて、良質なコーヒーへのニーズが国・地域・農園による違いという、更に細分化したものへと進んでいきました。 &#160; その中で…]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<a href="https://cafend.net/qgrader-4thwave/" target="_blank" rel="noopener">前回</a>お話しさせていただいた国内のコーヒー需要の変遷からも分かるように、2nd WAVE後半～3rd WAVEにかけて、良質なコーヒーへのニーズが国・地域・農園による違いという、更に細分化したものへと進んでいきました。

&nbsp;

その中で注目されている一つがシングルオリジンコーヒーというワードです。この記事を読んでくださっている皆さんの中にもこのワードを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか？

&nbsp;

今回はシングルオリジンコーヒーの特徴と、私が考えるブレンドコーヒーの可能性についてお話しさせていただきます。
<h2>スペシャルティコーヒーとコマーシャルコーヒーの違い①</h2>
まずは、スペシャルティコーヒーと他のコーヒーについて簡単に説明してみます。もともとコーヒーが生産されている国は、基本的には赤道から南北緯25°の地域に集約されています。これは、コーヒーの生産に必要な気温（寒暖差）による標高、降雨量、土壌成分などが関係しているためです。

&nbsp;

コーヒーを生産している国はそれぞれにコーヒーの輸出規格を持っていて、国ごとにその基準は違うのですが、概ね豆の大きさや、標高による区分けが一般的です。つまり、コーヒーそのものの品質による区分けはされていないんです。なので、基準に合致すれば、品質はともあれ下のグレードのものよりも高値で取引されるということです。

&nbsp;

一方、スペシャルティコーヒーは品質そのものが評価基準のベースとなります。カッピングシートと呼ばれる味覚評価シートを使用し、100点満点中80点以上のスコアを獲得したコーヒーがスペシャルティコーヒーとして流通しています。各国で開催される品評会や、実際の仕入れ時には評価できる技能者（カッパー）が行うことが主です。
<h2>スペシャルティコーヒーとコマーシャルコーヒーの違い②</h2>
<img src="https://cafend.net/caf/wp-content/uploads/2020/07/3-2.jpg" alt="表" width="1715" height="1000" class="aligncenter size-full wp-image-25871" />

&nbsp;

実際の買付け時にも、国の定めた基準と、カップクオリティに評価の差が生まれることがあります。アフリカでも人気の高いケニアを例に取ってみます。

&nbsp;

ケニアの輸出規格は豆の大きさによって等級分けされています。最高ランクの等級が「AA」、その次が「AB」といった具合です。しかし、稀にカップサンプルを評価していると「AB」規格のものでも素晴らしい風味特性を持ったコーヒーがあります。こうした時はもちろん、カップクオリティを優先した買付け検討を行います。

&nbsp;

スペシャルティコーヒーのもう一つの特徴は、トレサビリティが明確であるということです。国や地域はもちろん、どの農園のどの区域、標高や収穫時期などの詳細が分かる、まさしく生産者の顔が見えるコーヒーなんです。良いコーヒーには透明性のある取引をし、生産者に公正な評価をすることで、持続可能な良質なコーヒーを作り続けていただくというスペシャルティコーヒーの理念がここには反映されているとも言えます。
<h2>シングルオリジンコーヒーって何？</h2>
ここ数年で耳にすることも増えてきたシングルオリジンコーヒーというワード。ある一つの農園による同一ロット、同一品種から収穫されたコーヒーのことを指します。つまり、他の区域や栽培・精製方法の違うロットが混ざっていないコーヒーのことを意味します。農園主という「作り手」としての素材の最高傑作を楽しめるという魅力がシングルオリジンコーヒーには存在します。

&nbsp;

ただし、シングルオリジンコーヒー　＝　スペシャルティコーヒー　というわけではありません。あくまで品質基準をクリアしたものだけをスペシャルティコーヒー、同一ロット/品種のものをシングルオリジンコーヒーと呼びます。

&nbsp;

私たちも関係構築を図っている素晴らしい農園がありますので、また別の機会にお話しさせていただければと思います。
<h2>ブレンドコーヒーってどんなコーヒーなの？</h2>
コーヒー屋さんや豆販売店などに行くと必ずと言っていいほど目にするブレンドコーヒー。ブレンドコーヒーの特徴としては、そのお店の「顔」ともなる代表的な味が表現されることが多いと感じます。嗜好性の高いコーヒーですが、より多くの方々が楽しめる「味覚」を目指しているのではないでしょうか？

&nbsp;

そもそもブレンドコーヒーとは複数の国や地域のコーヒーを使って味覚表現をしたコーヒーです。

&nbsp;

コーヒーは果物や野菜と同じで、農作物です。つまりは気候環境に出来不出来が左右されるため、常に同じクオリティのコーヒーが生まれない可能性があります。もちろん、農園主の絶え間ない努力でこの懸念を日々克服しているのですが。

&nbsp;

ブレンドコーヒーはこの収穫年ごとの味のバラツキをなくし、常に同じ味を提供するための技法とも言えます。シングルオリジンコーヒーが農園主（＝作り手）の最高傑作であると同時に、ブレンドコーヒーはロースターやバリスタが新たな味を創り出せる素晴らしいコーヒーだと思います。
<h2>ブレンドコーヒーってスペシャルティコーヒーじゃないの？</h2>
お客様とお話しさせていただく中で、たまに次のようなご意見をいただくことがあります。

&nbsp;

「ブレンドコーヒーってスペシャルティコーヒーじゃないの？」
「なんだ、ブレンドか。」

&nbsp;

私はこんなご意見をいただくと少し残念に感じることがあります。

もちろん、ブレンドコーヒーの大部分はスペシャルティコーヒーを使用せず、価格を抑えるためだけに作られているコーヒーも多いと思います。そうしたことで、

&nbsp;

シングルオリジンコーヒー　＞　ブレンドコーヒー　という認識が一般的かと思います。

&nbsp;

しかし、私が考えるブレンドコーヒーには、「素晴らしいシングルオリジンコーヒー同士の相乗効果（シナジー）で新たな価値を提供する」というテーマがあります。そうして生まれるブレンドコーヒーももちろんシングルオリジンと同じようにスペシャルティコーヒーと考えることができると思います。

&nbsp;

そもそもシングルオリジンとブレンドコーヒーは比較するものではなく、ブレンドコーヒーには下記のメリットがあると考えています。

&nbsp;

① 【シングルオリジンコーヒー＝一期一会の存在】であるのに対し、【ブレンドコーヒー＝恒常的な存在】　として長くお客様に楽しんでいただける。

② 素晴らしいシングルオリジンコーヒーの魅力をより手に届きやすい価格帯で楽しんでいただく。
<h2>【まとめ】ブレンドコーヒーの楽しみ方</h2>
<img src="https://cafend.net/caf/wp-content/uploads/2020/07/matome-200x300.jpg" alt="Qグレーダー中嶋氏" width="464" height="696" class="aligncenter wp-image-25875 " />

&nbsp;

競技会の変遷と比例するようにスペシャルティコーヒーの価値もシングルオリジンコーヒーに注目が集まっている昨近。この流れ自体は、作り手である農園にスポットが当たり、より良いコーヒーをサスティナブルに生み出す循環になっており素晴らしいことです。

&nbsp;

一方、ブレンドコーヒーにもまだまだ大きな可能性があるとも感じています。より良い品質を追い求めて創り出すブレンドコーヒーには、シングルオリジンコーヒーには出せない複雑性や相乗効果（シナジー）を表現することが出来ると、ブレンド開発の実体験を通して感じています。

&nbsp;

ぜひ今度コーヒー屋さんに行く機会がありましたら、シングルオリジンコーヒーと一緒に、そのお店おすすめのブレンドコーヒーも試してみてください。ブレンドコーヒーだからこそ表現できる複雑性にハマってしまうかもしれませんよ。

&nbsp;
<div class="sc_frame_wrap">
<div class="sc_frame_title inline" style="color: #fff; background-color: #002d57; font-size: 14px; border-radius: 0px 0px 0 0;">Scrop COFFEE ROASTERSについて</div>
<div class="sc_frame shadow " style="border: 1px solid #ccc; border-radius: 0px; background-color: #fff; color: #333;">
<div class="sc_frame_text">Scrop COFFEE ROASTERSは、自社焙煎工場をもつスペシャルティコーヒー専門店です。</div>
<div class="sc_frame_text">毎日楽しめるブレンドから、世界で注目を集める幻のコーヒー「ゲイシャ」、国際品評会（カップオブエクセレンス）の入賞豆や農園のプライベートオークションロットなど、他では手に入らない希少なコーヒーをご提供しています。</div>
<div class="sc_frame_text">コーヒーのある豊かな生活と安らぎのひと時を大切に、「日常の中の上質」をお届けします。</div>
<div class="sc_frame_text">公式HP： <a href="https://scrop-coffee-roasters.com/" target="_blank" rel="noopener">https://scrop-coffee-roasters.com/</a></div>
</div>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>4th WAVEの潮流「家でコーヒーを楽しむ」</title>
		<link>https://cafend.net/qgrader-4thwave/</link>
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		<pubDate>Sat, 04 Jul 2020 23:03:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中嶋 太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[Qグレーダー]]></category>
		<category><![CDATA[おうちカフェ]]></category>
		<category><![CDATA[スペシャルティコーヒー]]></category>
		<category><![CDATA[バリスタ]]></category>
		<category><![CDATA[自宅]]></category>

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		<description><![CDATA[新型コロナウィルスの影響で在宅勤務が恒常化する企業もある中、自宅でコーヒーを楽しむ方が日に日に増えています。これからの国内消費のされ方が大きく変わってくる可能性がある中、今回は日本のコーヒー文化の変遷も交えながらお話ししていきます。 &#038;nb…]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[新型コロナウィルスの影響で在宅勤務が恒常化する企業もある中、自宅でコーヒーを楽しむ方が日に日に増えています。これからの国内消費のされ方が大きく変わってくる可能性がある中、今回は日本の<strong>コーヒー文化の変遷</strong>も交えながらお話ししていきます。

&nbsp;

関連記事：<a href="https://cafend.net/qgrader-jbc/" target="_blank" rel="noopener">【JBC審査員が語る】バリスタチャンピオンシップってどんな大会？参加することで得られることとは</a>
<h2>【コーヒー文化の変移】1st WAVE～3rd WAVE の特徴</h2>
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1970年代から始まった『<strong>1st WAVE</strong>』では缶コーヒーやインスタントコーヒーが開発され、それまで一部の間で飲まれていたコーヒーは、一気に一般的な飲料になりました。

&nbsp;

1980年代後半には海外大手チェーンによる『<strong>2nd WAVE</strong>』がムーブメントとなり、コーヒーはファッションの一部としてより身近な存在になったのと同時に、カフェラテやカプチーノといったエスプレッソ文化が浸透し始め、今まで馴染みのなかった若年層も取り込みました。

&nbsp;

さらに米国で2000年代初頭より起きた『<strong>3rd WAVE</strong>』の動きは、数年前の日本でもムーブメントとなり、記憶に新しい方もいるのではないでしょうか。<span style="color: #ff0000;"><strong>スペシャルティコーヒー</strong></span>のような、より高品質なコーヒーとトレーサビリティを求める本物志向の顧客からも支持されるようになり、深化・拡大化が進んでいます。
<h2>スペシャルティコーヒーの登場</h2>
&nbsp;

そもそもスペシャルティコーヒーという概念が初めて世に生まれたのは1978年にまで遡ります。コーヒーの国際会議にて、米国のエルナ・クヌッセン女史が初めてこの言葉を使ってから4年後にはSCAA（アメリカスペシャルティコーヒー協会）が発足しています。（SCAAは現在、ヨーロッパと統一されSCAとして活動しています。）

&nbsp;

歴史や味覚特性などについては、分かりやすく解説している情報が沢山ありますのでご興味がある方は調べてみてください。

&nbsp;

ただし、日本に『<strong>スペシャルティコーヒー</strong>』というワード自体が浸透し始めるのにはだいぶ時間がかかりました。私がまだ、コーヒーが苦手だけどバリスタの仕事が楽しいな、と思っていたころは「<strong>グルメコーヒー</strong>」という風に区分けされてもいました。今でいう、ハイコマーシャルコーヒーとかプレミアムコーヒーとかあたりのコーヒーでしょうか。
<h2>スペシャルティコーヒーが広まった背景</h2>
&nbsp;

スペシャルティコーヒーの概念が生まれる前、コーヒー生産国の歴史には「<strong>暗黒時代</strong>」が存在します。消費国と生産国とで力関係が不均等で、安く買い叩くという構図です。

&nbsp;

これはのちに、良質なコーヒーを生み出さず、コーヒーそのものの「価値」を下げることにもつながります。それに危機を感じ、取引に透明性を持たせて持続性を持った良質なコーヒー作りを目指したのがスペシャルティコーヒーの始まりです。
<h2>コーヒーの味覚評価の変化について</h2>
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2000年代前半～中盤頃にかけては、比較的焙煎度合も深煎りのものが多かった印象です。これは欧米のエスプレッソ文化がそのまま日本に伝わったからという理由もありますが、当時のエスプレッソ評価のひとつに、ミルクと合わせた時に<strong>コーヒーの存在が「負けない」</strong>ことが大切だったからだと思います。これは競技会の変遷や顧客ニーズの変化にも言えることだと思います。

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2nd WAVEがある程度成熟し、その中から差別化をしようと誕生したのが3rd WAVE。つまり、<span style="color: #ff0000;"><strong>農園による味の違い</strong></span>です。この違いをつくりだす取組みについてはまた別でお伝えできればと思います。

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<div class="sc_frame_wrap">
<div class="sc_frame_title inline" style="color: #fff; background-color: #ddb16e; font-size: 14px; border-radius: 0px 0px 0 0;">コーヒーの変化</div>
<div class="sc_frame shadow " style="border: 1px solid #ccc; border-radius: 0px; background-color: #fff; color: #333;">
<div class="sc_frame_text">コーヒー ＝ 苦い飲み物　⇒　ミルクを使った新しい飲み方　⇒　豆による味の違いを楽しむ</div>
</div>
</div>
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と、進化を遂げています。
<h2>【コーヒーを自宅で淹れる】自宅需要の増加</h2>
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今では良質なスペシャルティコーヒーが飲めるお店も増え、たくさんの情報を仕入れることも出来るようになりました。コーヒーがひとつの趣味となり、ご自宅で自分の好きな地域のコーヒーを楽しまれる方や、抽出方法にもこだわった方が増えてきていると感じます。

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また、世界的に見ても日本の大きな特徴だと思いますが、平日と土日、<strong>飲む環境によっても飲み方や商品が非常に多岐に分かれている</strong>と感じます。その時、その時に合ったコーヒーの飲み方を上手く選んでいるんですね。
<h2>【まとめ】自分好みのコーヒーを楽しむ</h2>
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1st WAVEではコーヒーのメインターゲットは<strong>男性サラリーマン</strong>だったのではないでしょうか？ それが2nd WAVEでは<strong>ファッション性の融合</strong>もあり、今まであまりコーヒーを飲まなかった<strong>若い女性</strong>を取り込みました。3rd WAVEではより深くコーヒーについて興味を持たれた方が<strong>自分好みのコーヒーを</strong>探している印象を持ちます。こうした需要の拡大にはコンビニコーヒーの登場も非常に大きな役割を果たしていると思います。

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コロナウィルス拡大以前にも、展示会やセミナー、販売会などでお客様とお話しさせていただくと、ご家庭でコーヒーを淹れてらっしゃる方、趣味とは言えないくらい詳しい方々も多くいらっしゃいました。私見ですが、男性の方が凝り性な気がしますね（笑）。

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みなさんにお伝えしたいことは、<span style="color: #ff0000;"><strong>コーヒーを難しく考えないで欲しい</strong></span>という思いです。もちろん、良質なものや、適した抽出などは沢山ありますが、コーヒーを楽しむことが出来ていたら幸せですよね。コーヒーが皆さんの生活の大事な一部になること、それをサポートするのが我々の役割です。

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<div class="sc_frame_wrap">
<div class="sc_frame_title inline" style="color: #fff; background-color: #002d57; font-size: 14px; border-radius: 0px 0px 0 0;">Scrop COFFEE ROASTERSについて</div>
<div class="sc_frame shadow " style="border: 1px solid #ccc; border-radius: 0px; background-color: #fff; color: #333;">
<div class="sc_frame_text">Scrop COFFEE ROASTERSは、自社焙煎工場をもつスペシャルティコーヒー専門店です。</div>
<div class="sc_frame_text">毎日楽しめるブレンドから、世界で注目を集める幻のコーヒー「ゲイシャ」、国際品評会（カップオブエクセレンス）の入賞豆や農園のプライベートオークションロットなど、他では手に入らない希少なコーヒーをご提供しています。</div>
<div class="sc_frame_text">コーヒーのある豊かな生活と安らぎのひと時を大切に、「日常の中の上質」をお届けします。</div>
<div class="sc_frame_text">公式HP： <a href="https://scrop-coffee-roasters.com/" target="_blank" rel="noopener">https://scrop-coffee-roasters.com/</a></div>
</div>
</div>
<div></div>]]></content:encoded>
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		<title>【JBC審査員が語る】バリスタチャンピオンシップってどんな大会？参加することで得られることとは</title>
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		<pubDate>Sat, 20 Jun 2020 23:01:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中嶋 太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[JBC]]></category>
		<category><![CDATA[Qグレーダー]]></category>
		<category><![CDATA[コーヒー]]></category>
		<category><![CDATA[バリスタ]]></category>

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		<description><![CDATA[日本でも「バリスタ」というワードを聞くことも少しづつ増えてきているように感じていますが、そもそもどのような職業なのでしょうか？ &#160; また、バリスタの「競技会」が存在していることをご存じでしょうか？ 今回は私の体験談も踏まえてお伝え…]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[日本でも「バリスタ」というワードを聞くことも少しづつ増えてきているように感じていますが、そもそもどのような職業なのでしょうか？

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また、バリスタの「<strong>競技会</strong>」が存在していることをご存じでしょうか？ 今回は私の体験談も踏まえてお伝えできればと思いますので、最後までお付き合いいただければと思います。
<h2>バリスタの語源</h2>
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バリスタという言葉の語源は、イタリア語で「<strong>BAR/バール</strong>」と「<strong>ISTA/イスタ</strong>」から来ています。「BAR/バール」は日本でいうコーヒー屋さんです。綴り（つづり）から推測すると、日本のバーを連想しがちですが、エスプレッソマシンに加え、クロワッサンや焼き菓子などを置いているお店を思い浮かべてみてください。

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「ISTA/イスタ」はイタリア語で「人」という意味。つまりコーヒーを淹れてサーブする方の呼称というわけです。といっても、「BAR/バール」ではアルコールを扱っている店も多く、その知識やフードとの相性なんかも理解している必要があります。

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そして何といってもバリスタの存在意義は、「<span style="color: #ff0000;"><strong>この人がいるからついお店に通っちゃう</strong></span>」といったパーソナルの部分もとても大事な要素です。でもこれってほかの業態や仕事でも全部共通していますよね。
<h2>私がバリスタという職業に夢中になったきっかけ</h2>
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自己紹介になってしまいますが、少しだけ私の体験をお話しさせてください。私もバリスタという職業からコーヒーの仕事をスタートしました。ですが、もともとはコーヒーが飲めなかったんです。学生の頃、家から近い、時間帯が合うといった理由だけで始めました。

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私が勤務していたお店は都内の駅直近にあり、周辺はオフィスとホテルが立ち並ぶ環境でした。なので、毎日通ってくださるご常連様や海外からのお客様も多く来店されていました。

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そんな方たちと毎日会って、時には店内で一緒にお酒も飲んで（笑）行く中で、自分がつくったものを自分で提供してお客様に楽しんでもらえる「バリスタ」という職業に一気に惹かれていきました。いまでもこの想いはベースになっていたりします。
<h2>選手としてバリスタチャンピオンシップにチャレンジ！</h2>
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私が初めてバリスタの仕事を始めたお店は、某企業が手掛けるイタリア系のカフェでした。イタリアは世界最古のカフェとしてしられるベネチアの「Caffè Florian（カフェ・フローリアン」が有名ですが、どの町にも大小さまざまなBARがあり、まさににコーヒー文化が生活に根付いています。

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私も当時バリスタという職業にのめり込んでから、どうしても本場の文化に触れてみたくて1か月間BAR巡りをしていました（笑）

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そんな中、バリスタの競技会があることを知るのですが、日本の競技会の歴史については2002年の世界大会参加後、毎年1回開催されています。詳しくは下記をご覧になってみてください。

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<a href="http://scaj.org/activity/competitions/jbc/jbc-overview" target="_blank" rel="noopener">http://scaj.org/activity/competitions/jbc/jbc-overview</a>

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初めて大会を生で観戦したのが2004年だったかと思います。その時に活躍されていたバリスタの方たちが純粋にかっこ良くて、自分も同じステージに立ちたい！と思ったのを覚えています。

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私が大会にチャレンジしたのは、2007年と2011年大会だったと思います。イタリア以外のコーヒー文化も勉強したいと、コーヒーの聖地と言われるシアトル系のカフェに職場を変えて出場！（記憶がただしければ・・・）結果は…16位、19位と惨敗でした（笑）。

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結果はともあれ、出場できた経験はいまでも良い思い出です。
<h2>バリスタチャンピオンシップの変遷</h2>
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日本国内で毎年行われているジャパンバリスタチャンピオンシップ。優勝すると日本代表として世界大会に出場し、世界85か国以上のそれぞれの国内チャンピオンが世界一の座をかけて競い合います。

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初開催から20年ほどの歳月がたつ中で、大会自体の傾向や世界から見た日本のコーヒー業界としての立ち位置も大きく変わっていきました。私が初めて参加した2007年頃で言うと、ここ近年主流となっているシングルオリジンコーヒーではなく、ほぼ競技者全員が<a href="https://cafend.net/cafecajon_blend/" target="_blank" rel="noopener">ブレンドコーヒー</a>を使い、焙煎度合も比較的深煎り傾向のエスプレッソを使用していました。

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そこから4年後の2011年大会では、シングルオリジンコーヒーを使用するバリスタも増えはじめ、より<a href="https://cafend.net/specialty-coffee/" target="_blank" rel="noopener">スペシャルティコーヒー</a>の個性を表現し、伝える形へとなっていったのを覚えています。

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また、世界における日本のスペシャルティコーヒー業界の立ち位置も大きく変わっていくこととなります。2000年代前半はアメリカや欧州が業界をリードする中、2010年代ごろより世界大会でも日本勢は優秀な成績を収め、世界でも非常に注目される国となりました。

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今日に至るまでには先人たちの多大なる功績があり、一歩づつ着実にコーヒー業界が成長してきた証ではないでしょうか。
<h2>まとめ：バリスタとしての新たな歩み</h2>
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私は、2011年の選手としての参加を最後に、しばらく競技会への関りからは遠ざかっていました。そんな中、我々が展開するブランド「Scrop Coffee Roasters」で、もう一度チャレンジしてみたいと強く思うようになりました。理由は単純で、実体験を通して得られたかけがえのない経験と、人として成長できるチャンスを仲間にも与えたいと思ったからです。

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現在、私自身は選手ではなく2018年、2019年と審査員（センサリージャッジ）として大会に参加させていただいています。その中で感じること、それはぜひ大会にチャレンジしてみて欲しいということです。一定期間、一つのコーヒーと向き合うことは、コーヒーについての深掘りを進めていける最高の機会です。

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決して楽な作業ではないですが、普段の店舗勤務だけでは得られない「気づき」の発見につながります。そうした体験を通してお客様に「<span style="color: #ff0000;"><strong>もっとコーヒーを美味しく、楽しく飲んでもらう</strong></span>」ことを伝えること、それこそがバリスタの一番の存在意義だと思うんです。

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<div class="sc_frame_wrap">
<div class="sc_frame_title inline" style="color: #fff; background-color: #002d57; font-size: 14px; border-radius: 0px 0px 0 0;">Scrop COFFEE ROASTERSについて</div>
<div class="sc_frame shadow " style="border: 1px solid #ccc; border-radius: 0px; background-color: #fff; color: #333;">
<div class="sc_frame_text">Scrop COFFEE ROASTERSは、自社焙煎工場をもつスペシャルティコーヒー専門店です。</div>
<div class="sc_frame_text">毎日楽しめるブレンドから、世界で注目を集める幻のコーヒー「ゲイシャ」、国際品評会（カップオブエクセレンス）の入賞豆や農園のプライベートオークションロットなど、他では手に入らない希少なコーヒーをご提供しています。</div>
<div class="sc_frame_text">コーヒーのある豊かな生活と安らぎのひと時を大切に、「日常の中の上質」をお届けします。</div>
<div class="sc_frame_text">公式HP： <a href="https://scrop-coffee-roasters.com/" target="_blank" rel="noopener">https://scrop-coffee-roasters.com/</a></div>
</div>
</div>]]></content:encoded>
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