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		CAFEND	</title>
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	<title>マンデリン</title>
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		<title>世界唯一の貴重な豆 マンデリンコーヒーの味と特徴【重厚なコクと苦味】</title>
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		<pubDate>Sat, 07 Aug 2021 21:03:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[熊谷大介]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コーヒー]]></category>
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				<content:encoded><![CDATA[モカやブルーマウンテン、キリマンジャロなど、産地や地方によって銘柄に独特な名称がつけられるコーヒー豆は数多くあります。

&nbsp;

そのなかでも、モカやハワイコナと並び特徴的なフレーバーで人気があるのが<strong>「マンデリン」</strong>。シナモンやハーブのような香りに加えて、重厚なコクと苦味を楽しませてくれるマンデリンコーヒーは、ファンをうならせる貴重な一杯です。

&nbsp;

今回は<strong>マンデリンコーヒー</strong>とはどういうものなのか、その特徴や原産地であるスマトラ島などについて紹介します。

&nbsp;

&nbsp;

関連記事：<a href="https://cafend.net/kilimanjaror-coffee/" target="_blank" rel="noopener">キリマンジャロコーヒーの味と特徴【華やかな柑橘の香り】</a>

関連記事：<a href="https://cafend.net/bluemountain-coffee/" target="_blank" rel="noopener">特別な日にはブルーマウンテンコーヒーをどうぞ。</a>
<h2>マンデリンの産地と名前の由来 インドネシアとコーヒー文化</h2>
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インドネシアでコーヒーの栽培が始まったのは1696年頃とされており、オランダ軍がコーヒー豆をジャワ島に持ち込んだことから始まりました。なかでもマンデリンコーヒーはインドネシアに属するスマトラ島でのみ栽培されています。

&nbsp;

インドネシアではロブスタ種とアラビカ種という2種類のコーヒーが栽培されていましたが、20世紀初頭に流行した病害によって病気に弱いアラビカ種の数が減ってしまいました。そんな状況から生き残った少数のアラビカ種の栽培を進めたのが「マンデリン族」であり、彼らの名前はマンデリンコーヒーの由来にもなっています。マンデリンコーヒーは現在もスマトラ島の限られた地域で生産されており、独特な風味を持つことから日本では根強いファンが数多くいます。

&nbsp;

インドネシア全体のコーヒー生産量は世界でも4位と大規模な大規模なものですが、そのうちの90%がロブスタ種であり、残りの10%がアラビカ種。これらのロブスタ豆は世界中で安価なコーヒーに使用されるだけでなく、イタリア南部などでは高級なブレンド豆の苦味や香り付けに使用されている事でも有名です。
<h2>マンデリンコーヒーの産地 スマトラ島</h2>
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マンデリンコーヒーの産地であるスマトラ島は細長い島であり、インド洋と南シナ海に挟まれた場所に位置しています。そのスマトラ島のなかでもマンデリンコーヒーが生産される地域は北スマトラ省やアチェ省と生産地が限られており、北スマトラ省では<span>美しいトバ湖周辺を囲むように農園が広がっています。</span>

&nbsp;

人口は4,500万人とインドネシアの全体人口と比べると少なく、中央部を走る赤道により高温で雨の多い島として有名です。標高の高い高原地帯を栽培地としており、肥沃な土壌による有機栽培がマンデリンコーヒーの特徴的な香りを育ててくれているとされています。

&nbsp;

また地域によっても銘柄が分けられており、北スマトラ省のトバ湖で生産されるものは「マンデリン・トバコ」、スマトラ島北部の<span>リントン・ニ・フタ地区で生産されるものは「リントンマンデリン」と、どちらもコーヒー豆の高級ブランドとして人気があります。</span>
<h2>マンデリンコーヒーの風味【重厚なコクと苦味】</h2>
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マンデリンのコーヒー豆は、よく「<strong>重厚なコクと苦味</strong>」などと評されます。重めの質感と少し強めの苦味を感じやすいのですが、特徴的なのは深煎りにしても消えないシナモンやハーブのような香りと、エグみがやや出にくいところでしょう。深煎りにしても個性がなくならない豆は貴重で、日本で古くから人気がある事も頷けます。

&nbsp;

深煎り信仰のある日本では酸味が消えやすい深煎りが人気の焙煎方法であり、ストレートではマンデリンらしい重厚なコクと苦味が楽しめます。一方の浅煎りでは、柑橘系のように爽やかな酸味とスパイス感を楽しませてくれるユニークな側面もあります。焙煎方法によって全く違う表情を見せてくれる特徴も、人気がある理由のひとつなのかもしれません。
<h2>マンデリンの製法とグレーディング</h2>
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マンデリンは、インドネシアのスマトラ島で生産されることは前述しましたが、スマトラでは少し特殊な豆の精製方法を使用しています。通常、収穫後のコーヒーチェリーは種子部分の皮(パーチメント)を残したまま乾燥し、脱穀して生豆を作るのですが、スマトラではこのパーチメントをまず除去してから乾燥工程に入ります。<strong>スマトラ式</strong>と呼ばれる方法で、世界的にも特殊な製法とされています。

&nbsp;

また、メインではないものの、パルプドナチュラル(ハニープロセスなんて呼び方も)製法で精製されている豆も流通しているようです。こちらは生産量がそれほど多くないため、やや希少な豆と言えるでしょう。

&nbsp;

インドネシアでは欠点豆のスクリーニングによって、コーヒー豆のグレーディングがなされています。300gの豆に含まれる欠点豆の数によって等級が判断され、最高峰は「G1」という名前で取引されています。喫茶店でも時折、この表示を見る事ができます。
<h2>実は貴重なマンデリンコーヒー</h2>
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コーヒー豆の種類は大きく分けるとロブスタ（カネフォラ）種・リベリカ種・アラビカ種の3種類。マンデリンはアラビカ種に該当する豆ですが、<strong>病害や虫、乾燥に対して非常に弱く</strong>、風味と味わいの良さに反して栽培が難しいという特徴もあります。

&nbsp;

アジア最大のコーヒー生産国のインドネシアですが、先述したようにアラビカ種の生産量は全体の10%と極めて低くいです。またマンデリンコーヒーは細かい条件をクリアする必要があるため、収穫されたアラビカ種10%のなかから更に厳選されます。

&nbsp;

栽培が難しいアラビカ種のなかでも、厳しい条件をクリアした豆だけが認められるマンデリンコーヒーは非常に貴重なブランドであり、その希少性は<strong>世界有数の高級豆</strong>として取引されています。
<h2><span data-sheets-value="{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:&quot;自宅でマンデリンコーヒーを楽しむ 〜Beans Expressで特別な時間〜&quot;}" data-sheets-userformat="{&quot;2&quot;:541,&quot;3&quot;:{&quot;1&quot;:0},&quot;5&quot;:{&quot;1&quot;:[{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:0,&quot;5&quot;:[null,2,0]},{&quot;1&quot;:0,&quot;2&quot;:0,&quot;3&quot;:3},{&quot;1&quot;:1,&quot;2&quot;:0,&quot;4&quot;:1}]},&quot;6&quot;:{&quot;1&quot;:[{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:0,&quot;5&quot;:[null,2,0]},{&quot;1&quot;:0,&quot;2&quot;:0,&quot;3&quot;:3},{&quot;1&quot;:1,&quot;2&quot;:0,&quot;4&quot;:1}]},&quot;7&quot;:{&quot;1&quot;:[{&quot;1&quot;:2,&quot;2&quot;:0,&quot;5&quot;:[null,2,0]},{&quot;1&quot;:0,&quot;2&quot;:0,&quot;3&quot;:3},{&quot;1&quot;:1,&quot;2&quot;:0,&quot;4&quot;:1}]},&quot;12&quot;:0}">自宅でマンデリンコーヒーを楽しむ 〜Beans Expressで特別な時間〜</span></h2>
いつも行きつけのカフェへ行ってコーヒーを飲んでいる方も、たまには自宅でコーヒータイムを楽しみたいなと思いませんか？ 雨で外に出る気分になれない時や、家を長時間開けられない時など、自分でコーヒーを楽しめるアイテムがあれば自宅での時間を特別なものにできます。

&nbsp;

そんな方におすすめしたいのが<a href="https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=mNDzRZtt&amp;ai=cfd_b_06"></a><strong><a href="https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=mNDzRZtt&amp;ai=cfd_b_06">Beans Expressの定期便サービス</a></strong>。本記事で紹介したグレードの高いマンデリンを贅沢に使っている自家焙煎の「<strong>マンデリンブレンド</strong>」を、送料無料で月2回お届けしてくれますよ。

&nbsp;

また、<span style="color: #ff0000;"><strong>定期便の初回利用者限定</strong></span>で、<strong><a href="https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=mNDzRZtt&amp;ai=cfd_b_07">合計5,280円のスターターキットを1,000円で購入できる</a></strong>キャンペーンを実施中。5つのアイテムがセットになっているので、コーヒー初心者の方でも、届いたその日からコーヒーを淹れられます。すでに自前のドリップセットを持っている方には<strong><a href="https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=mNDzRZtt&amp;ai=cfd_b_08">通常3,250円の電動ミルを無料でプレゼント</a></strong>していますよ。

&nbsp;

長年愛されている老舗珈琲店が、自信を持ってお届けする「マンデリンブレンド」。マンデリンの特徴を活かした自慢のブレンドは、上品な香りとなめらかなで芳醇なコクがあなたを満足させることでしょう。

&nbsp;

&nbsp;

<strong>■ブレンド一覧：<a href="https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=mNDzRZtt&amp;ai=cfd_b_06" target="_blank" rel="noopener">PRODCTS</a></strong>

&nbsp;

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<strong>（セット内容：ドリッパー、サーバー、フィルター、計量スプーン、電動ミル）</strong>

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&nbsp;

<strong><a href="https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=mNDzRZtt&amp;ai=cfd_b_08" target="_blank" rel="noopener">電動ミル</a></strong>…<span style="color: #ff0000;"><strong>通常3,250円の電動ミルを無料でプレゼント</strong></span>

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<h2>マンデリンの特徴 まとめ</h2>
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古くから重厚なコクと苦味・香味で人気の高いマンデリンですが、近年の浅煎りブームでまた新たな個性が評価されつつあります。また、酸味だけでなくユニークな香りを感じやすい銘柄なので、浅煎りのコーヒーが苦手な方にも楽しみやすい銘柄であると言えるでしょう。

&nbsp;

余談ですが、私は酸味のあるコーヒーが苦手な方と喫茶店などに入った場合、マンデリンをおすすめする事が多いです。

&nbsp;

関連記事：<a href="https://cafend.net/ethiopia-coffee/" target="_blank" rel="noopener">エチオピア産コーヒーの味と特徴【発祥地のコーヒー豆は奥深い？】</a>

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		<title>流行りのゲイシャはなぜ浅煎り？コーヒーの「品種」と「焙煎」の密接な関係</title>
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		<pubDate>Mon, 06 Jan 2020 23:01:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[平村潤雨]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[皆さんはコーヒー豆を買うとき、何を基準に選んでいますか？ &#160; スペシャルティコーヒーを飲まれる方は、やはり産地や農園でしょうか。ブレンドがお好きな方なら、焙煎度合を見て選ばれることも多いかもしれません。 &#160; 最近では「ゲ…]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<ul></ul>
皆さんはコーヒー豆を買うとき、何を基準に選んでいますか？

&nbsp;

スペシャルティコーヒーを飲まれる方は、やはり産地や農園でしょうか。ブレンドがお好きな方なら、焙煎度合を見て選ばれることも多いかもしれません。

&nbsp;

最近では「ゲイシャ」という希少な品種が注目を浴びたことで、「ゲイシャ」を指名買いされる方もいらっしゃるそうです。

&nbsp;

そこで今回のコラムは、<strong><a href="https://cafend.net/cafecajon-variety/">前回（Vol.27）</a></strong>でご紹介したコーヒーの品種の話からもう一歩踏み込んで、品種と焙煎の関係についてお話ししてみたいと思います。

&nbsp;

焙煎士さんによって捉え方や考え方はさまざまなので、あくまでも当店なりの考え方ということになりますが、ひとつの基準として参考にしてみてください。
<h2>焙煎度合が及ぼす風味の変化</h2>
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まずは、焙煎度合によってコーヒー豆にどのような変化が現れるのかを簡単に説明します。

&nbsp;

コーヒー豆は焙煎によって熱を加えることで色が変化していきます。浅煎りの豆は焙煎後の色が淡く、明るい茶色をしていますが、焙煎が深くなるほど黒色に近い色になっていきます。

<img src="https://cafend.net/caf/wp-content/uploads/2019/12/cajon_28-03.jpg" alt="流行りのゲイシャはなぜ浅煎り？コーヒーの「品種」と「焙煎」の密接な関係" class="size-full wp-image-22743 alignnone" width="960" height="640" />

また、焙煎によって風味も変化します。焙煎度合が浅いと酸味が強く、深煎りになるに従って、徐々に酸味に替わって苦味が強く感じられるようになるのです。

&nbsp;

こうした変化はすべてのコーヒー豆に共通していて、最終的な風味は「生豆のポテンシャル＋焙煎度合」で決まると言っても過言ではありません。

&nbsp;

私も含め、コーヒー豆の焙煎に携わる人たちは、どの豆をどれくらい焙煎するか、いろいろな組み合わせを想像しながら焙煎と試飲をくり返し、それぞれが目指す味わいに近づけていきます。

&nbsp;

ちなみに当店の焙煎スタイルは、全体のバランスが取れていて飲みやすいこと。それぞれの豆が持っている個性（酸や香り）をしっかりと感じられるような焙煎度合を選んでいます。

&nbsp;

関連記事：<a href="https://cafend.net/cafecajon-roast02/" target="_blank" rel="noopener">コーヒーの味は焙煎で決まる？ プロの焙煎士が"見る"ポイントを徹底解説します</a>

関連記事：<a href="https://cafend.net/cafecajon-roast01/" target="_blank" rel="noopener">【コーヒー（豆）と焙煎の関係って何だ？】おいしくする工程を教えます。初心者向け</a>
<h2>穏やかさと甘みのティピカ</h2>
<img src="https://cafend.net/caf/wp-content/uploads/2019/12/cajon_28-04.jpg" alt="流行りのゲイシャはなぜ浅煎り？コーヒーの「品種」と「焙煎」の密接な関係" class="size-full wp-image-22744 alignnone" width="960" height="640" />

ティピカはアラビカ種の中でも原種に近く、上品さが印象的な品種です。風味のバランスがよく、甘みも感じられるため人気があります。

&nbsp;

こういった原種に近い品種は、繊細で穏やかな印象のものが多く見られます。

&nbsp;

当店では、ティピカ種を焙煎する際、基本的にはシティローストを選んでいます。

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そこから少し浅煎りにすると酸が際立って明るい印象になりますし、深煎りにすることで苦味と相まって、甘みが強調された風味になっていきます。

&nbsp;

この微妙な振れ幅の中で、どこに決めるかという判断がお店の個性になるわけです。

&nbsp;

今、当店にはパナマとコロンビアのティピカがあり、パナマはちょっと明るい印象にしたいので少し浅めのシティローストに、コロンビアは甘みとコクを出すため、深めのシティローストにしています。

&nbsp;

かなりマニアックな話ですが、このわずかな加減の違いでガラッと印象が変わってくるのがコーヒーの面白いところなのです。
<h2>大粒品種のパカマラは？</h2>
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パカマラの特徴は、他の品種に比べると豆がかなり大粒なことです。

&nbsp;

その大部分は穏やかでマイルドな印象ですが、一方で非常にしっかりとした個性を持つものもあるため、豆自体のポテンシャルを測って焙煎する必要があります。

&nbsp;

穏やかなタイプの豆は、先のティピカと同様の理由でシティローストを基準にしていますが、個性が強いタイプは、その個性に合わせて浅めのシティローストにすることもあります。

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浅煎りにすることで、より個性が際立ってわかりやすくなる傾向があるのです。

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当店では、豆の個性と飲みやすさのバランスの両立を目指しているので、個性が消えないギリギリのところで深煎りを狙うようにしています。

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パカマラの場合は農園によって豆のポテンシャルもさまざまなので、その豆に合った焙煎度合をしっかり見極めることも重要なポイントです。
<h2>ケニアの個性をどう活かすかは店次第</h2>
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ケニア産の豆はSL種（SL28やSL34）と呼ばれる品種がその多くを占めています。

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SL種はフローラルな香りと柑橘系のキレのある酸、そのどちらも特徴として持っていて、焙煎度合を決める際はこの個性をどう活かすかを考える必要があります。

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というのも、フローラルな香りはしっかり熱を加える（深煎りする）ことで引き出せますが、一方で焙煎度合が深くなると柑橘系の酸は消えてしまうのです。

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キレのある酸を活かすのであれば、苦味を感じやすくなる中煎り以前のどこかで止める必要があるでしょう。

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当店では香りと飲みやすさを重視して、フルシティローストあたりのやや深煎りを意識した焙煎度合にしています。

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酸は残しつつもあまり主張しない程度に留め、そのぶん香りをしっかりと引き出し、全体にバランスの取れた飲みやすさに仕上げるのが目標です。

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ケニア産の豆は浅煎りから深煎りまで、幅広いレンジに対応でき、それぞれの焙煎度合でしっかり個性を発揮できるものが多いので、お店によってまったくキャラクターが異なるのも面白いところです。

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いろいろな焙煎度合を選べるのは、それだけ豆のポテンシャルが高いということ。インドネシアのマンデリンも同様で、どちらも飲み比べが楽しいコーヒーと言えるでしょう。

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ちなみに「マンデリン」という名前は品種名ではなく、スマトラ島で栽培されたアラビカ種の総称。いわばブランド名のようなものです。

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マンデリンのスペシャルティコーヒーは、非常に個性の強いものが多く、当店では深煎りのフレンチローストにしています。

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他のコーヒー豆の写真と比べてみると、豆の色がかなり黒っぽいのがわかると思います。

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ここまで深煎りにしても、豆本来の個性は失われることはなく、全体のバランスもしっかりと取れているのがマンデリンの特長です。

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もし、豆の個性をさらに強調したいのであれば、もっと浅煎りにしてみるのもよいでしょう。
<h2>最近話題のゲイシャはなぜ浅煎り？</h2>
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それでは、最近よく聞くゲイシャはどうでしょうか。

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ジャスミンなどのフローラルな香りとレモンを思わせるような酸が特徴の品種ですが、どのお店で飲んでも浅煎りのものばかりで、深煎りで提供されることは稀です。

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ゲイシャはエチオピアで発見された原種に近い品種で、ティピカ同様、繊細な部分があります。

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ちょっと深く焙煎するだけでも、その最大の魅力である香りや酸が弱くなってしまうため、どこのお店も必然的に浅煎りになる、というわけです。

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当店で扱っているゲイシャは、ハイローストでお出ししています。

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これよりもっと浅煎りにしているお店もよく見かけますが、あまり焙煎度合が浅いとコーヒーらしい苦味が得られないので、やはり飲みやすさと個性の両立を考え、ハイローストを選んでいます。

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私が焙煎する豆としては、ハイローストはかなり浅煎りの部類に入るのですが、皆さんの好みにマッチするでしょうか？　興味を持っていただけた方は、ぜひ当店ネットショップも覗いてみてください。

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<span style="background-color: #ffff00;"><span style="font-size: 10pt; background-color: #ffff00;">　&#x25b6;カフェカホン　</span><a href="https://www.cafecajon.jp" style="background-color: #ffff00;"><u><span style="font-size: 10pt; background-color: #ffff00;">https://www.cafecajon.jp/</span></u></a></span>
<h2>焙煎度合を見れば、店主の狙いがわかる</h2>
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コーヒー豆の風味は「生豆のポテンシャル＋焙煎度合」の組み合わせで決まります。品種ごとに焙煎士の数だけ可能性があるわけです。ちょっと大袈裟ですが、無限の広がりがあると言ってもいいでしょう。

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自家焙煎店では、この無限に近い可能性の中から、それぞれ狙った風味に作り出すために生豆を厳選し、それに適した焙煎度合を考えて、日々焙煎をくり返しているのです。

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もし機会があれば、ひとつのお店で同じ品種のコーヒーをいくつか飲み比べてみてください。反対に同じ産地で異なる品種の飲み比べでも構いません。

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これまでは気が付かなかった共通点や自分の好み、焙煎士の狙いどころが見えてくるかもしれませんよ？

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ちょっとマニアックな話になりましたが、豆の焙煎度合や品種なども意識すると、それぞれのお店の違い、特徴なども見えてきて、豆選びやカフェ巡りが一層楽しくなると思います。ぜひ試してみてください。

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