出会いと別れは表裏一体。
出会いの方法ばかりがネットに溢れている昨今。それに比べて、失恋から立ち直るリアルな具体例を提示するページは想像以上に少ないような気がします。悲しい時こそ、藁をもすがる思いなのに。
今回は、今まさに恋が終了しましたという鮮やかな血をお流しの方々へ向けた、リアルな失恋の克服法をお伝えします。
理性をとっぱらおう
相手ありきの恋愛です。相手を想い、愛は育まれるもの。
そう、理性がなければ恋愛なんて、できません。
相手がいなくなったそこのあなた、今がチャンスです。
理性なんてくそくらえ、今がチャンスだと思い込んで、浴びるほどお酒を飲むもよし、テレビ相手に会話しまくるもよし、自転車激走しながら熱唱するもよし!
ちょっとネジが外れた状態を楽しむのです。楽しみまくるのです。
死ぬんじゃないかってほどの嗚咽
悲しいし、悔しいし、寂しいし。
その感情を抑え込む必要は皆無です。
悲しいなら泣く。赤ちゃんや子供は誰に教えられなくてもそれをします。人間に備わった自己救済能力を、なぜか大人になるとできなくなっていくもの。
でもここはひとつ、道端で泣く赤ちゃんを見習って、大人の自分も泣きましょう。
一粒涙が溢れたらこっちのもの。きっとあとからあとから涙は溢れ、嗚咽になること間違いなし。涙なのかよだれなのか分からない状態まで泣ききる。まさに慟哭です。
その時間にどっぷりと浸りきるのです。
悲しみを受け入れる
自分が悲しくて辛いという感情。この奥にあるのは「どうして悲しいんだ、悲しいのがいやだ」という葛藤。失恋して悲しくない人は、おそらくいないはず。だったらいっそ、受け入れましょう。
悲しくて、当たり前。好きな人とお別れしたんだもの。悲しいのが、当たり前。
そう思えば、「あ、今辛いのは当たり前の感情なんだ。」と、少し心が楽になるはず。
最後に。
旅行に行ってリフレッシュ!友達と合コンざんまい!!もちろんいいですよ、最高です。でもその行動をする前に、今挙げた3つをしっかりやりきること。
しっかりとそれまでの恋愛を断ち切っていなければ、リフレッシュも合コンももぬけの殻状態になってしまうことは火を見るよりも明らかです。そして実はこの3つって、自分と痛いほど向き合う時間にもなっています。
大丈夫。
これらをやり終えたあなたはきっと、失恋直後より、だいぶいい感じになっているはず。