あなたの目指すライフスタイルとはなんでしょうか?
お金持ちになりたい、社会にとらわれず自由に暮らしたい、沢山の友人に囲まれて暮らしたい……
実は、コーヒーにこだわりを持つ人にはライフスタイルへのコダワリがある人が多いそうです。また、コーヒー好きな人は年収がアップする?なんて話も。
今回は「コーヒーとライフスタイル」について考えてみます。
コーヒーとライフスタイル 〜食とファッションへのこだわり〜
コーヒーが好きな人は、食やファッションへの意識の高い人が多い傾向があります。食べ物の素材本来の味とか、着るもののバックグラウンドと言ったものへの関心が高いという共通点があるようです。
普段の暮らしで何気なく口にする存在であるコーヒー。少しお金を出してもこれを楽しもうという姿勢から、日常的に触れる色々なものへのコダワリがあることも特徴。大量生産よりも一点モノ、人工的なものよりも天然なものなんていう趣向が多いようです。
コーヒーとライフスタイル 〜年収アップとボランティア〜
面白いことに、「本物志向の暮らしをしている」人は「1年以内に、ボランティア(社会奉仕)活動をした」「今、自分の望む仕事についている 」「1年以内に、スポーツクラブ、レジャークラブなどの会員になった」と回答した人々と非常に似たグラフを描くそう(2016年:博報堂)です。
また、エスプレッソマシンメーカーであるデロンギの発表では、コーヒーへのこだわりが「かなりある」人の25%が直近3年間で年収が100万円以上アップしているとのこと。
コーヒーにハマる人は健康や周辺環境への意識が高く、仕事に対しても上昇志向がある! とまで言ってしまえば暴論ですが、色々なことに関心が向くタイプの人が多いのです。
コーヒーとライフスタイル 〜まとめ、コーヒーと豊かさについて〜
身近なものへの意識の高まりは、近年の「豊かさとはなにか?」という問いかけから発生しているという見方もあります。
今までの当たり前を見直し、自分がハンドリングできる範囲での生活をすることが好まれる世の中になりつつあることは、ポートランド文化やサードウェーブコーヒーの流行などからも想像しやすいです。
環境に配慮して自転車を活用したり、自分に優しいオーガニック化粧品を使ってみる。健康に気をつけてランニングやヨガをしたり、生産者のわかる食物を食べる。バブルの時代とは違い、こんな身の丈にあった贅沢が「上質」とされる時代になっているのかもしれません。
せっかくですから、コーヒーファンのみなさんはこんなシンプルで丁寧な暮らしを自分なりに探してみてはいかが?