あっという間に気づけば9月。秋ですね。秋と言えば読書の秋という方も、結構多いのではないでしょうか? おしゃれな空間で、落ち着いて読書が出来るブックカフェが、注目され始めています。
一人でゆっくり本を読みたい時、デートが少しまんねり化してきたカップルに、ランチ後のコーヒーと読書の場所になど、どんなシチュエーションにもしっくりきます。
今年はブックカフェで「読書の秋」を堪能してみてはいかがでしょうか? 都内で行ける、居心地最高のブックカフェを3店舗厳選しました。
【渋谷】森の図書室:いい意味で、裏切ってきます
若者の街、渋谷。ネオンライトは朝まで輝き、枯れることのない若者のエネルギーが街中に溢れています。そんな街に静かに佇む「森の図書室」。渋谷駅から徒歩7分ほど。
店内に入ると、その落ち着いた大人の空間に「あれ。ここ渋谷?」となること間違いなし。会員制となっていますが、非会員でも席料の500円を払えばいつでも入室できます。また、フード・ドリンクメニューが充実しているのも魅力の一つ。バーカウンターでお酒を飲みながら読書を楽しむ……なんていう乙な楽しみ方も出来ちゃいます。
そしてこのお店には、本に出てくる料理をイメージして再現したフードメニューがたくさん! 大好きな本に登場する料理が食べられるなんて、テンションあがらないわけがない(笑)。電源やwi-fiも完備、読書はもちろんのこと、PC作業もできます。秋の夜長におすすめのブックカフェです。
【下北沢】気流舎:本に陶酔できる四坪のブックカフェ
店内をぐるりと囲む本棚には、カルチャーを伝える本が並びます。店内の広さはたった4坪。でもこの狭さが、いいんです。コーヒー片手にお気に入りの本を開けば、そこはもう自分だけの空間。ドリンクメニューを注文せずに本を見るだけでもOKという、なんとも良心的なブックカフェです。
また、気流舎ではアーティストライブに写真家のトークショー、さらにはタイ古式マッサージのワークショップやジェンダーについて語り合う会など、実にさまざまなイベントを開催しています。一般的なイベントにはもう飽きたというそこのあなた。あなたの好奇心・知的欲求を満足させてくれるのは、気流舎かもしれません。
本と、まだ見ぬ新しい世界に陶酔したいなら気流舎がおすすめです。
【新宿】ブルックリンパーラー:本にフードに音楽に。
アクセス抜群、新宿にあるブルックリンパーラー。洋書・和書問わずアート本や写真集などその冊数は2500冊に及びます。コーヒーの他にもニューヨーカーの間で大人気の「ブルックリンラガー」が樽生で飲めたり、前菜からメインまで網羅したフードメニューは圧巻。
毎週火曜日には、ブックカフェの空間に音楽がプラスされた"Good Music Parlor"が開催されます。世界で活躍するDJが回す、心地よい音楽を楽しみながら読書をしたり、食事を楽しんだりできるひとときは、まさに贅沢の極み。
思い思いの時間をブルックリンパーラーでお過ごしください。
秋の夜長にブックカフェ。
夜の時間が長くなる秋以降。夏の思い出はそっと心に閉まって、秋はしっとりとブックカフェで過ごしてみては? そこにはきっと、お気に入りの本と空間が待っているはず。