いらっしゃいませ。ここは仮想占いカフェ。
今回はもしかしたら少し辛口に感じられるかもしれませんが、どのご家庭でも「妻が抱きがちな悩み」なのではないでしょうか。
ご相談メールをくださったのは、30代女性のドキンちゃんさんです。
仕事と結婚生活と育児の両立について。
今の仕事は遣り甲斐もあり楽しいです。一緒にお仕事する方々にも恵まれており大変さも感じますが責任もって取り組めています。ただビジネスとして成功させたいので、もっと大きく展開していきたいと思いますが、お仕事をしながら結婚生活と育児のバランスに不安も感じます。
主人が小さな会社をやっているのですが、あまりうまくいっておらず本人も会社を畳もうかと口に出したりしています。
どこまで私が主導で家族を引っ張っていくべきなのか気持ち的にも悩みます。
どのタイミング(仕事)で勝負をしたほうがいいのかアドバイスをいただければと思います。
家族構成:夫40代(会社経営)、長男7歳、長女3歳
その悩みの本質は「夫が○○にならない」という悩みなのでは?
仕事にもっと打ち込んで、より充実したキャリアを築き上げたい。と、なれば家事炊事に割く時間が激減するし、子どもたちはまだまだ手がかかるし、夫の会社の今後にもやや不安が見え隠れするし……と、様々な悩みがダンゴになっている状態ですが、ひとつひとつ分けて考えた方がよいでしょう。
ドキンちゃんさんの質問を要約すれば、「夫がアテになりません」という悩みなのです。
妻が仕事を頑張ろうとする際にぶち当たる壁の8割が「夫がアテにならない壁」ではないかと、これまでのご相談からつくづく思うのです。
また、ドキンちゃんさんは夫の言動に「これはちょっとパワハラなのではないか……」という気持ちを抱く瞬間があるようですね。
ドキンちゃんさんの星の、配偶者やパートナーを表す場所には確かに「きちんとしていて真面目だけれど、神経質でヒステリックな面がある人と縁がつながりやすい」という暗示があります。
自分の会社について弱気なことを言う夫の意図はどこにあるのか聞いてみたことはありますか?
「私にはテレパシー能力がないからよくわからないのだけど、どうしてほしいの?」と率直に聞いてみましょう。
育児や結婚生活(家事・炊事・夫婦のコミュニケーションのことを指しているのだと思います)について、充分に話し合う機会を設けてください。なんだったら、貸し会議室にパソコンを持ち込んで話し合ってもいいくらいです。
相談者の“星”と近未来について
ドキンちゃんさんは、社会的な人間関係に関して「引き立て運」があるため、「良い人脈に恵まれている人」「愛嬌のある人」という印象を他者から持たれているのではないでしょうか。
親兄弟(親戚、あるいは親友)が立ち上げたビジネスを手伝うことになったり、上司に気に入られやすかったりすることもそうですし、努力が認められやすい、実りやすいという現れ方をするかもしれません。
物腰柔らかくのんびりしているように見えますが、神経質で実利に敏感です。内面は焦りを抱えているように感じます。
現状を良くしようとする努力家ですが、その反動で欲求不満も感じやすい一面もあります。
今年(2018年)は、ドキンちゃんさんにとっては足元が固まって安定を感じやすい年であり、思考がまとまりやすい年ですので、もっと仕事を大きく展開したい気持ちが湧いたのだと思います。
しかし、2019年は吉凶混合の年。
自分を強める星が来るため、自分の力を試したくなりそう。同時に、「強気に出て失敗」「出る杭は打たれる」などの暗示もありますので、強引に性急に物事を進めず、少しずつ環境を整えながら進むことをおすすめします。
仮にそのようになったとしてもそれが悪いかと言うとそうでもなく、そこから得るものも大きいようです。今後のドキンちゃんさんの進路についての考えをブラッシュアップする学びがありそう。
社会面での活動が重くなってくると配偶者やパートナーを示す星が不安定になる先天運があり、ここでも強引さ・性急さはタブーです。(ショック療法を試みるならアリですが)
2019年だけに限ったことではなく、2020年もパートナーシップについて向き合う運気となっています。
2019年から2023年ごろまでの5年間は、環境の変化やご自身の心境の変化、自己改革、新しいスキルや価値観との出会いがあり多忙になるでしょう。ドキンちゃんさんのご両親や夫のご両親、あるいは目上の方とのコミュニケーションも増えそうです。
2024年、2025年あたりは集中して物事に取り組めそうです。
この頃はちょうどお子さんが中学生と小学校中学年くらいでしょうか。
ここで、私が過去にリーディングさせていただいたエステサロンオーナー(※)の例をご紹介します。
美容メインのサロンでしたが、医療・健康を意識した展開を提案させていただきました。その後、オーナーは数年かけてスキルや知識を深め、一番下のお子さんが中学校に進学したタイミングで2店舗目を出店なさいました。
ドキンちゃんさんも、より広く深く仕事に取り組むまでに準備することがたくさんあると思うのです。
ご自身のことだけでなく、夫と家事と育児についての役割分担を決めなければなりません。
かかりつけの小児科、園・学校の行事、食べさせても良いと判断しているおやつ、仲の良いお友達、子ども好みの野菜の切り方……などなどに至るまで、シェアしなければならないことが山ほどあるはずです。
いずれにしてもこれからの数年は動きがありますから、環境の変化や外部からの刺激を受けてドキンちゃんさんの未来のビジョンも変わる可能性があります。
(※)業種は変更してあります。
パートナーシップの学びと夫を「当事者」にしていく機会
夫の「畳もうと思う」はそのまま受け止めないようにしましょう。何事も始めるより終わりにする方がずっと難しいものです。
「あなたなら大丈夫。いざという時は私が頑張るから」という言葉がほしいのかもしれませんが、その「いざという時」は一体どのような状態で、具体的にいつ頃なのか。また、その「いざという時」をドキンちゃんさんは待つのか待たないのか。
ドキンちゃんさんが一人で決められない部分と、ドキンちゃんさんが一人で覚悟を決めなければならない部分。
ドキンちゃんさんのご相談は夫と向き合わねばなりませんが、もちろん、全てが整ってからというわけにもいきませんよね。
物事が実際に始まることで人は進化・変化します。
しかし、下準備なしで急に熱いお風呂に入るとびっくりするのと同じで、ぬるま湯から始めた方が親切というものです。
何度でも粘り強く手を替え品を替え、夫に新しい価値観を知ってもらいましょう。夫を「対岸に居る人」ではなく、「同じ岸から同じ船に乗る仲間」にしましょう。「当事者」としての意識を持ってもらいましょう。
夫を上手に動かすコツやテクニック本は巷に溢れていますが、結局は夫の資質次第です。万人に効く魔法のテクニックはありません。あらゆることを試すしかなく、他人の習慣や価値観を変えるのは並大抵ではないのです。早々に諦めて家事育児をアウトソーシングしてもよいのですし、諦めずに数年かけてもよいと思います。
主夫の方のブログやインスタグラムなどは夫にとってもいいヒントになるかもしれませんね。
今回の相談のことがなくても、2019年2020年はパートナーシップの学びがある年ですから良い機会だと思います。
最後になりますが、目的と手段が入れ替わっていないか、時々立ち止まって後ろを振り返ってみてください。
私には運気も味方しているように見えます。これまでに感じていた「歪み」があるのであれば、少しずつほぐしていきましょう。
ドキンちゃんさんにテレパシー能力がないように、夫にもないのですから。
仕事については、落ち着いて取り組むなら2024年2025年ですが、どのみち2019年以降はドキンちゃんさんも慌ただしくなると思います。家事育児のアウトソーシングやロボット家電などの下調べはしておいた方が良さそうです。
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