リブランディングによって生まれ変わったコーヒーウェアのプロダクトブランドcores。
ここではVol.1に続き、新生後、第一弾となる新アイテム『キャニスター』の製品レビューをお届けします。
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新生coresの“本気”が詰まった『ゴールドコーンフィルター&サーバー』でコーヒーライフを豊かに!/cores新製品レビューVol.1
こだわりのジャパン・クオリティ
自宅でコーヒーを楽しむ人にとって欠かせないアイテムのひとつがコーヒー豆の保存容器、キャニスターですよね。
コーヒー豆は、直射日光や保管場所の温度・湿度、空気に触れることでの酸化など、さまざまな外的要因が品質を劣化させるため、意外と管理が難しいんです。
だからこそ「キャニスターにはこだわりたい!」という人も少なくないのです。
かく言う筆者もキャニスターには少々こだわりがありまして、ガラス瓶やアルミ缶、容器内の空気が抜けるストッカーなど、いろいろな種類のキャニスターを買っては試し、気づけば10本以上所有しています。
今回ご紹介するcoresの『キャニスター』は、遮光性に優れた磁器製。品質にこだわり、日本を代表する陶器の町・岐阜県多治見にある老舗メーカーに依頼して作られているそうです。
では、さっそくそのこだわりのクオリティを見ていきましょう!
シンプル、だけど上質
手にとって最初に気がつくのが、ずっしりとした重量感。
その重さは約610グラムと存在感十分で、もうこれだけで「並のキャニスターとは違うぞ……」と予感させてくれます。
キャニスター本体は厚みがあり、外側から光源を当ててみてもまったく透ける気配すらありません。遮光性、堅牢性ともに文句なしと言えそうです。
指先で弾くとキンキンと硬く済んだ音がして、しっかりと焼き締まっていることもわかります。
フタ、および本体(底面以外)は、マットな質感の黒い釉薬で色付けされていて、シンプルで落ち着いた装い。
触れると手のひらに吸い付くような、しっとりなめらかで優しい肌触りは、いつまでも触っていたいと思わせるほどスベスベです。
いちばんの注目ポイントは「フタ」
この『キャニスター』のいちばんの注目ポイントは「フタ」にあります!
フタには気密性を高めるため、幅広のシリコンパッキンが付けられていますが、このパッキンに直径3ミリほどの穴がふたつ開いていて、フタを締めるときにここから空気が抜けるようになっているんです。
実際、フタを閉めてみると、押し込んだ瞬間に「プシュッ」と音がして中の空気が押し出されていることがわかります。
また、パッキンは厚みがあり、キャニスター本体に対して垂直気味に付けられているため、フタを開けるときの抵抗はやや強め。
ですが、フタの上部は本体よりも径が大きく、指がかりのいい形にデザインされているので、開けにくさを感じることはありません。
フタを開けた瞬間には、「シュポン!」と勢いよく空気を吸い込む音がします。これこそしっかり気密性が保たれている証拠! 光や外気、湿気の侵入によってコーヒーが劣化してしまう心配もなさそうですね。
シンプルだけど雰囲気のよいビジュアルも含め、とってもよくできたキャニスターだと思います! これは我が家のキャニスター・カーストにも大きな変革をもたらしそうです。
毎日使うものだからこそ「こだわり」を
ジャパンクオリティにこだわった品質と機能性、そしてシンプルで飽きのこない落ち着いたデザイン。
毎日使うキャニスターだからこそ、ちょっといいものを選びたいという方には、まさにうってつけのアイテムです。使う人やシーンを選ばない佇まいは、プレゼントとしても重宝しそうですね!
キャニスター C820BK
■サイズ:Φ105×140(ミリ)
■重量:610グラム
■容量:コーヒー豆200グラム
■材質:磁器(美濃焼)
■価格:2,500円(税別)