仕事終わりや休日に飲む一杯のコーヒーに、ほっとする人も多いのではないでしょうか。
喫茶店で飲むコーヒーのように香り高く、味わい深いコーヒーを自宅で淹れられたら、忙しい毎日に楽しみが生まれます。
今回は自宅で美味しいコーヒーを楽しむ方法や必要な道具、マシンについて紹介します。ぜひ自宅でのコーヒー生活を楽しんでみてください。
目次
自宅でコーヒーを楽しむには?飲み方は5つ
自宅での主なコーヒーの飲み方は、以下の5つです。
- インスタントコーヒー
- カプセル式のコーヒー
- 一杯抽出型のドリップコーヒー
- ペーパードリップ
- フレンチプレス
自宅でのコーヒーといえば、インスタントやドリップを想像する方も多いかと思いますが、道具を揃えれば自宅でも本格コーヒーを楽しむことは可能です。
それぞれの飲み方について、詳しくみていきましょう。
インスタントコーヒー
最も手軽に楽しめるのが、インスタントコーヒーです。インスタントコーヒーは、次のような人におすすめ。
- 手軽にコーヒーを楽しみたい人
- 濃さを自分好みに調節したい人
- 器具を部屋に置きたくない人
- あまりお金をかけたくない人
お湯を入れて溶かすだけのインスタントコーヒーは、ハードルが低く誰でも手軽に楽しめるメリットがあります。粉の量を変えるだけで簡単に濃さを調節でき、自分好みの味にするのも簡単。
コーヒーの種類が豊富なため、好きな味が見つけやすいのも特徴です。
一方で、時間の経過で風味が損なわれるデメリットも。インスタントコーヒーが入っている瓶を毎回開け閉めすると、酸化して風味が損なわれてしまいます。
コーヒーメーカーであれば水のままセットできますが、インスタントコーヒーはお湯を沸かす必要があるため、少々手間がかかるのもデメリット。
とはいえインスタントコーヒーは、抽出に時間がかかりません。沸騰したお湯を少し置いたらすぐに注ぐだけなので、カップを温めなくても淹れられます。
インスタントコーヒーの淹れ方
▼インスタントコーヒーの淹れ方は次のとおり。
- インスタントコーヒーをコーヒーカップに入れる
- 沸騰させたお湯が90度くらいになるのを待つ
- お湯をカップに注ぐ
- コーヒースプーンでよくかき混ぜて粉を溶かし切る
一般的な割合は、お湯140mlに対してインスタントコーヒー小さじ1杯です。インスタントコーヒーの瓶などに適した割合が書かれているため、商品説明を見ながら適した量を淹れましょう。
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カプセル式のコーヒー
カプセル式のコーヒーとは、カプセルに入ったコーヒーを専用のマシンにセットして淹れるものです。カプセルには1杯分のコーヒーが入っていて、挽いた豆を詰めてすぐに真空パックしてあるので鮮度が落ちずに美味しいコーヒーが楽しめます。
カプセル式のコーヒーがおすすめなのは、以下のような人です。
- 手軽に美味しいコーヒーを楽しみたい人
- 安定した味を楽しみたい人
- 様々な商品を飲み比べたい人
- 手間をかけずに本格的なコーヒーが飲みたい人
- 簡単に後片付けをしたい人
コーヒー豆が1杯分ずつ新鮮な状態でカプセルに詰められているので、マシンと水さえあれば手軽に美味しいコーヒーが楽しめます。
コーヒー豆を保存する際には酸化や水分、光を避ける必要があり手間がかかりますが、カプセル式のコーヒーは真空パックされているので空気などに触れる心配がありません。コーヒー豆を新鮮に保てるため、味も安定しています。
カプセルには様々な種類があり、好みに合わせて選択が可能。飲み比べにもぴったりです。本格的な味わいのコーヒーも販売されていて、手間をかけずに楽しめます。後片付けはカプセルを捨てるだけ。後片付けに時間をかけたくない方にも向いています。
デメリットはコストが高くつく点です。1杯分ずつ真空パックするのに手間と時間がかかる分、コストが高くなります。
カプセル式のコーヒーは、持っているマシンによって使用できるカプセルが異なる点にも注意が必要です。たとえばUCC規格の「エコポッド」、キューリグの「K-cup」など種類があるので、持っているマシンに合うカプセルを選びましょう。
カプセル式のコーヒーの淹れ方
▼カプセル式のコーヒーの淹れ方は次のとおり。
- コーヒーのカプセルと水をマシンにセットする
- ボタンを押す
- 抽出されるまで待つ
とても手軽にコーヒーが淹れられます。抽出し終わったらカプセルを捨てるだけで、後片付けも簡単です。
一杯抽出型のドリップコーヒー
インスタントコーヒーよりも、よりコーヒーの味をしっかり味わえるのがドリップコーヒーです。本格派にもかかわらず、自宅にある道具で手軽に楽しめるのがポイント。
一杯抽出型のドリップコーヒーは、次のような人におすすめです。
- 一人でコーヒーを飲む機会が多い人
- 洗い物が少ない方がいい人
- 様々な商品を飲み比べたい人
- 器具を部屋に置きたくない人
- 酸化を気にせずに楽しみたい人
一杯抽出型のドリップコーヒーは、紙製のドリッパーにレギュラーコーヒーが一杯分セットされているのが特徴。そのままドリッパーとして使えるので、抽出する器具が必要ありません。コーヒー豆の計量も不要なので、とにかく手軽にコーヒーを飲みたい人におすすめです。
一杯抽出型のドリップコーヒーのデメリットは、コストが高い点です。一杯分ずつ真空パックする手間やドリッパーをつける手間がかかるため、インスタントコーヒーよりもコスパが悪くなっています。
毎回ドリッパーを捨てるのでゴミが多くなるデメリットも。
ただし1杯分ずつ包装されているので、酸化による風味の低下の心配がない点はメリットです。
購入する際に商品を自由に選べるので、飲み比べも簡単。インスタントコーヒーのように1瓶飲み終わるまで待つ必要もなく、好みの味を見つけやすいのも嬉しいですね。
一杯抽出型のリップコーヒーの淹れ方
▼一杯抽出型のドリップコーヒーの淹れ方を確認しましょう。
- フィルターを開いてコーヒーカップに固定する
- 少量のお湯を注いだら10秒程度待って蒸らす
- 蒸らしが終わったら必要な量だけお湯を注ぐ
蒸らしてから淹れると、コーヒーの粉がお湯となじみやすくなって美味しく仕上がります。
ペーパードリップ
コーヒーの粉をペーパーフィルターにセットし、お湯を注いで抽出するペーパードリップは、淹れ方によって異なる味わいが楽しめる方法です。
ペーパードリップは、次のような人におすすめ。
- 自分好みのコーヒーを淹れたい人
- 淹れる過程を楽しみたい人
- 本格的なコーヒーに挑戦してみたい人
ペーパードリップは、粉の量やお湯を注ぐ速さなどの条件を変えて味を調節できるので、自分好みに入れる楽しさが味わえます。
ペーパーが雑味や粉っぽさを吸収してくれるので、透き通ったコーヒーに仕上がる点もメリットです。
ペーパードリップは自分好みのコーヒーを淹れやすい反面、手間がかかる点はデメリット。専用の器具が必要で、用意しなければコーヒーを淹れられません。
ドリップ用のペーパー代も必要で、ペーパーが香りを吸収する可能性もあるので香りが抑えめになります。
ペーパードリップの淹れ方
▼ペーパードリップの淹れ方を確認しましょう。
- 器具やコーヒーカップをお湯で温める
- 沸騰させたお湯が90度くらいになるのを待つ
- フィルターとコーヒーの粉をセットする
- 少量のお湯を注いだら20秒程度待って蒸らす
- 蒸らしが終わったら必要な量だけお湯を注ぐ
お湯がフィルターに残っていても、必要な量だけ抽出したらフィルターを外しましょう。
フレンチプレス
フレンチプレスは、コーヒーの粉をガラスポットにセットしてコーヒーを抽出する方法。金属製のフィルターを使うため、コーヒーオイルも含んだコーヒー豆本来の味わいに仕上がります。
フレンチプレスは、以下のような人におすすめです。
- 簡単に本格的なコーヒーが飲みたい人
- コーヒーの香りを楽しみたい人
- コーヒーを淹れつつ他事をしたい人
器具を洗えば繰り返し使用可能なため、器具さえ用意してしまえばコスパが良い方法です。淹れ方の手順に従えばテクニック不要で誰でも美味しいコーヒーが淹れられます。
一方で抽出後は、器具の後片付けが大変なデメリットも。コーヒーオイルまで抽出するので、油分が付着しやすく洗うのに手間がかかります。
金属のフィルターを押し下げてコーヒーを抽出するので、粉が混ざって粉っぽい舌触りになる可能性も。それも一つの味わい方ですが、苦手な人もいるでしょう。
淹れ方の手順に従うだけなので簡単ですが、個性は出にくく味の調節は難しくなっています。
フレンチプレスの淹れ方
▼フレンチプレスの淹れ方を確認しましょう。
- ガラスポットにお湯を入れて温める
- 必要な量のコーヒーの粉をセットする
- 少量のお湯を注いで粉となじませる
- 乾いた粉がなくなったらお湯を注ぐ
- フィルターを上げた状態で蓋をして4分程度待つ
- フィルターを押し下げてコーヒーを濾す
- コーヒーカップに注ぐ
コーヒーの粉を濾す際は、3秒から5秒程度の時間で押し下げると美味しく仕上がります。
自宅で使うコーヒーマシン(メーカー)の選び方
ハンドドリップでコーヒーを淹れると、淹れ方によって味が変わります。味の変化を楽しみながら淹れる余裕がある場合は、自分なりの淹れ方を追求するのも楽しいかもしれません。
しかし時間がない時は、コーヒーマシンがあれば、手軽に美味しいコーヒーが楽しめます。仕事や家事の合間にコーヒーを楽しみたい方は、コーヒーマシン・コーヒーマシンの使用もおすすめです。
コーヒーマシンは、以下のポイントを元に選びましょう。
- 容量
- 保温機能の有無
- お手入れのしやすさ
- コーヒーマシンのタイプ
コーヒーマシンには様々な容量のものがあるので、一人暮らしなら小さめのもの、家族の人数が多い場合は大きめのものを選びましょう。
淹れたコーヒーを保温したい場合は、保温機能があると便利です。保温機能のある商品には、ステンレス製の容器や本体にヒーター機能がついているものなどがあります。
コーヒーマシンのお手入れをせずに使うと、味や風味が損なわれます。場合によってはマシンの故障の原因にもなるので、シンプルな構造のマシンや分解しやすいマシンがおすすめです。
▼コーヒーマシンには主に以下の3タイプがあるので、好みに合わせて選びましょう。
種類 | 特徴 |
ドリップタイプ | ・ミル付きタイプとミルなしタイプがある
・自動でお湯を注いでコーヒーを淹れてくれる ・フィルターのタイプを変えれば好みに合う味わいになる |
エコポッドタイプ | ・コーヒーマシンにエコポッドをセットして淹れる
・エコポッドにはコーヒーの粉が入っている ・お手入れが簡単にできる |
カプセルタイプ | ・コーヒーマシンにカプセルをセットして淹れる
・カプセルには濃縮されたコーヒーエキスが入っている ・コーヒー以外に紅茶や抹茶ラテなどのカプセルもある |
上記以外に、コーヒーの粉に圧力をかけて瞬時に抽出する方法でコーヒーを淹れるエスプレッソマシンもあります。エスプレッソマシンにも、エコポッドタイプやカプセルタイプがあるので、好みに合わせて選びましょう。
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自宅で使えるドリップタイプのコーヒーマシン(メーカー)のおすすめは?
使いたいタイプが決まったら、どのブランドの商品を購入するか決める必要があります。コーヒーマシン・コーヒーメーカーが多すぎてどれを選べばいいかわからない場合、次の3種類がおすすめです。
シロカ
シロカは日本の家電ブランドで、次のような特徴があります。
- 全自動モデルが多い
- コンパクトモデルの取り扱いあり
- シンプルで使いやすい
- おしゃれなのにリーズナブルな商品が多い
- 広告を行わないポリシーを持つ企業
全自動モデルを多く扱うシロカですが、コンパクトモデルなども販売しています。シンプルで使いやすい商品にこだわっているので、自動でコーヒーを淹れられたり置く場所に困らなかったりと機能性を重視。
おしゃれなのにリーズナブルな商品が多い点でも、おすすめのブランドです。価格を下げるために広告を出さないなど、お手頃価格で必要な商品を届けるために工夫を凝らしています。
HARIO
HARIOは日本の耐熱ガラスメーカーで、次のような特徴があります。
- ガラス加工の技術を生かしてコーヒーマシン・メーカーを生産
- コーヒーマシンの売れ筋ランキング上位の商品も提供
- 独自の技術で円錐形ドリッパーを開発
ガラス加工の技術を生かして生産されたコーヒーマシン・コーヒーメーカーの中には、売れ筋ランキング上位に入る商品もあります。
ガラスメーカーならではの独自の技術で開発された円錐形ドリッパーは、お湯をコーヒーの粉にじっくりと浸透させ、雑味を防ぐ効果を持っている点が特徴です。
デロンギ
デロンギはイタリアの家電ブランドで、次のような特徴があります。
- エスプレッソマシンが特に有名
- ラインナップが豊富
- デザイン性が高い
デロンギはエスプレッソマシンが特に有名ですが、エスプレッソマシン以外にもドリップタイプなどラインナップが豊富です。
デザイン性の高さも特徴で、おしゃれでスタイリッシュな商品になっています。インテリアにこだわりたい方にも、おすすめのブランドです。
エコポッド・カプセル対応のコーヒーマシンのおすすめ2選
エコポッドやカプセルに対応したコーヒーマシンを使用したい方に向けて、おすすめのコーヒーマシンを2種類紹介します。特徴を紹介するので、好みに合わせて選んでみてください。
UCC エコポッド専用コーヒーマシン Pelica
PelicaはUCCのエコポッド専用コーヒーマシンで、次のような特徴があります。
- 24色ものカラーバリエーション
- ハンドドリップの技術を再現
- 9種類の飲み物に対応可能
- ワンプッシュで淹れられる簡単な操作
Pelicaには24色ものカラーバリエーションがあるので、部屋のイメージや好みに合わせて色が選べます。
エコポッド内に設けられたスペースで蒸らしをして旨味を引き出す設計で、ハンドドリップの技術を再現。本格的な味に仕上がっています。
コーヒーだけではなく紅茶や緑茶など9種類の飲み物に対応可能で、気分に合わせて選べるのもメリット。ワンプッシュで淹れられる簡単な操作で、手軽に本格的な飲み物が楽しめます。
全国の家電量販店やAmazonなどで購入可能です。
ネスカフェ バリスタ
ネスカフェ バリスタはネスレが提供しているコーヒーマシンで、次のような特徴があります。
- 選べる3種類のモデル
- 多彩で本格的なカフェメニュー
- シンプル設計で手入れが簡単
- カートリッジはスーパーや家電量販店で手軽に購入可能
- コーヒーカートリッジ定期便なら1杯14円からとリーズナブル
- マシンの無料レンタルも可能
ネスカフェ バリスタには以下の3種類モデルがあり、希望に合わせて選べます。
モデル | 特徴 |
シンプルモデル | ・レバーを引くだけで操作できる
・ブラックコーヒーとカフェラテが飲める ・アプリを利用すればエスプレッソも飲める |
多機能モデル | ・アイスもホットもワンタッチで操作できる
・6種類のメニューに対応できる |
クリーマータンク搭載モデル | ・クリーマ―搭載で本格的なメニューが楽しめる
・8種類のメニューに対応できる |
シンプル設計で、拭き取りと水洗いだけで毎日の手入れができる手軽さも魅力。カートリッジはスーパーや家電量販店でも手に入るので、入手が難しくありません。
ネスカフェ バリスタには、コーヒーカートリッジ定期便もあります。定期便で購入するとカートリッジが最大33%オフになり、1杯14円からとリーズナブルな価格で楽しめるのがメリットです。
2か月または3か月毎に好きな商品が受け取れるので、買いに行く手間も省けます。商品の内容の変更にも対応可能です。
定期分を利用すると、マシンが無料でレンタルできます。故障時や破損時のサポートもあって、安心して利用できます。
自宅で美味しいコーヒーを作るのに必要な道具をチェック
自宅で美味しいコーヒーを作るには、器具が必要です。何を揃えればいいのか、確認しましょう。
豆を挽くのに必要なコーヒーミル
コーヒーミルは、コーヒー豆を粉にするための器具です。
コーヒー豆は挽いたまま置いておくと、酸化して風味や味が損なわれます。一回ごとに豆を挽いて飲むと美味しく味わえるので、豆を挽くためにコーヒーミルを用意しましょう。
電動コーヒーミルなら、手軽にコーヒー豆が挽けます。手動のミルでも構わないので、まずはミルを使ってみましょう。
コーヒーを抽出するコーヒードリッパー
コーヒーを抽出するなら、コーヒードリッパーは欠かせません。コーヒードリッパーは、コーヒーの粉をセットしてお湯を注いでコーヒーを抽出するために使用する器具です。
コーヒードリッパーには、フィルターをセットするタイプとフィルター不要のタイプがあります。ドリップに慣れていない人には、シンプルな円錐形のドリッパーが便利です。
美味しさをアップするドリップポット
ドリップポットは、お湯を注ぐ際に使う口の細いやかんのような器具です。どうしても必要なものではなく、やかんでも代用はできます。しかし使用すると美味しさがアップするので、ぜひ持っておきたい器具の一つです。
コーヒーにはお湯を一気に注ぐと雑味やえぐみが出やすくなる性質があるので、口が細いドリップポットで一定の量のお湯を注ぐと美味しく淹れられます。
気分が上がるコーヒーサーバー
自宅で美味しいコーヒーを楽しむなら、コーヒーサーバーも用意しましょう。コーヒーサーバーは、抽出したコーヒーを受ける器具です。
一杯だけ淹れる場合はコーヒーカップでそのまま受ける方法もありますが、量が見えづらく湯量の調節が難しい場合も。コーヒーサーバーにコーヒーが落ちていく様子を見ると気分も上がり、楽しく淹れられるので、コーヒーサーバーも用意したいところです。
自分の好みに合わせて選ぶコーヒーカップ
美味しいコーヒーを飲むなら、コーヒーカップにもこだわりたいところです。
ソーサーとセットになっているコーヒーカップなら、それだけで特別感が演出できます。持ってみて手に馴染むコーヒーカップなら、自分だけの時間が楽しめて飲みやすい点でもおすすめ。
飲み口の厚さが違うだけでも飲んだ時の印象が変わるので、ぜひお気に入りのコーヒーカップを見つけて美味しいコーヒーを楽しみましょう。
美味しいコーヒーは淹れ方で変わる!自宅でのコーヒーを極めるコツ
コーヒーは淹れ方によって美味しさが変わります。自宅でのコーヒーを極めるコツを紹介するので、ぜひ試してみてください。
▼ポイントは以下の通りです。
- コーヒー豆を購入してミルで挽いて飲む
- 粉をきちんと計量する
- 粉を入れる前にペーパーフィルターを沸騰したお湯で濡らす
- お湯の温度を90度程度にする
- 20秒から30秒程度蒸らしてからお湯を注ぐ
- お湯を一定のスピードで注ぐ
- 必要な量を抽出した後はドリッパーを取り除く
コーヒー豆は粉にすると劣化しやすくなるので、飲む前に必要な分だけ挽いて使いましょう。
粉とお湯の量が合っていないと美味しく淹れられないので、粉をきちんと計量する必要があります。一般的には、コーヒーの粉10gに対してお湯の量が160ccが理想です。
コーヒー豆によっては適量が違う場合もあるので、説明を読んで説明通りに用意しましょう。
粉を入れる前にペーパーフィルターを沸騰したお湯で濡らすと、ペーパーの味やにおいが抜けてコーヒー本来の味と香りが楽しめます。
コーヒーは、最初に美味しい部分が抽出され、後から苦みやえぐみなどが出て調和がとれるのが特徴。お湯でペーパーを濡らしておくと、最初の美味しい味がペーパーに吸われないメリットもあります。
お湯の温度が高すぎると抽出が加速されて苦みの強いコーヒーになるので、お湯の温度は90度程度にしましょう。適温についてはさまざまな説があるので、沸騰したお湯をそのまま使うのではなく適度に冷まして自分好みの温度を見つける楽しみ方もあります。
コーヒーは蒸らすとお湯となじんで成分が抽出されやすくなるので、20秒から30秒程度蒸らしてからお湯を注ぎましょう。
コーヒーを美味しく淹れるために最も注意したいのが、お湯を一定のスピードで注ぐことです。フィルターから一定の速度でコーヒーが落ちるように、腕を回さず中心に向かって細くお湯を注ぎましょう。
必要な量が抽出できたら、苦みやえぐみが出過ぎないようにフィルターを外すと美味しく仕上がります。
器具を定期的に手入れするとより美味しくコーヒーが飲める
器具を定期的に手入れすると、より美味しくコーヒーが飲めます。器具に古いコーヒーが残っていると、古いコーヒーの味や香りが淹れたコーヒーに混ざって美味しく淹れられません。
ミルの場合、本体や刃のまわりに古いコーヒーが付着したままになっているとコーヒーの粉が酸化して味が損なわれます。ミル用のブラシを用意しておくと、付着したコーヒーを取り除くのに便利です。
ドリッパーやコーヒーメーカーは水洗いのみで大丈夫ですが、汚れが気になる時には洗剤で洗ってもよいでしょう。洗剤で洗った場合は、しっかりゆすぐ必要があります。金属フィルターやフレンチプレスでコーヒーを入れるなら、油分を落とすためにも毎回洗剤で洗うのがおすすめです。
豆の保存容器も、油分が付いたときには拭き取っておきましょう。油分を放置していると酸化して、新しく入れた豆の風味が損なわれます。
自宅で美味しいコーヒーを飲むなら通販で豆を購入してみるのもおすすめ
自宅で美味しいコーヒーを飲むなら、自分の好みに合う豆の準備も必要です。実店舗を歩いてコーヒー豆を探すのも楽しいですが、通販なら有名店や老舗のコーヒー店の商品が簡単に手に入れられます。
とはいえ、コーヒー豆の種類がたくさんありすぎて、何を選んでいいかわからないという方もいるのではないでしょうか。
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コーヒー豆と淹れ方にこだわって、ぜひ自宅で美味しいコーヒーを楽しみましょう。
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