ヨーロッパの人気観光都市、ロンドン。バッキンガム宮殿・ビッグベン・ナショナルギャラリー・ハロッズなど、見どころとショッピングスポットが豊富でとても魅力的な街ですよね。ツアーや個人で訪ねた方、これから行ってみたいと思っている方は多いのではないのでしょうか。
名所めぐりとショッピングの間に一息つけるカフェが多いのもロンドンならでは。そこで、本記事では旅行者や地元っ子に人気、おすすめのカフェ5つをご紹介しましょう。
関連記事:サーカスをテーマにしたユニークなカフェが人気!CIRCUS CIRCUS【ニュージーランド】
関連記事:ロンドンのダイニングを変革! キャラバン・コーヒー・ロースターズ(Caravan Coffee Roasters)
目次
1. 眺望が抜群、隠れ家的なカフェ【The Library at County Hall】
ウェストミンスター橋近くに建つ五つ星ホテル「マリオットホテル・カウンティホール」内のThe Library at County Hall。その名の通り、かつては図書館だった部屋らしく、多くの本棚に囲まれた落ち着いた雰囲気のカフェ&レストランです。
おすすめのメニューはアフタヌーンティー。スコーン・サンドイッチ・ソーセージロール・ミニキッシュ・ミニケーキなどが載った三段トレイと紅茶のセットです。紅茶は10種類以上のリーフティーから好みのものを選べ、別の種類の紅茶も自由におかわりできるのも嬉しいポイント。
お茶やケーキもさることながら、ここのハイライトは眺望。テムズ川をはさんで建つビッグベンや国会議事堂の有名建築物が部屋の窓からよく見えます。観光客でごった返す外の喧騒がうそのよう、優雅にお茶と眺望を満喫することができる隠れ家のような場所です。
住所:Westminster Bridge Road, London SE1 7PB
2. ギャラリーカフェで美味しいコーヒーとスイーツを【The Photographers’ Gallery】
オックスフォードサーカスから歩いて5分程度の裏通りにあるThe Photographers’ Gallery。イギリス国内外の写真家たちの作品を扱うギャラリーで、コンテンポラリーのものを中心に、多彩な作品が年間を通して展示されています。
ここでご紹介するのは、そのギャラリーの1階にあるカフェ、The Café。ギャラリーを鑑賞せずに、カフェだけの利用もOK。イタリアンコーヒーやリーフティーをはじめとするドリンク類・ケーキやタルト・パスタ・キッシュといった軽食がそろっています。
さほど大きくない空間ながら、カフェ内は学食や社食のようなカジュアルな雰囲気が。写真ギャラリーというファッショナブルな場所で、リーズナブルにお茶の時間を過ごしたい方におすすめです。
住所:16-18 Ramillies Street, London W1F 7LW
3. 豪華な装飾の大ホールが印象的【The Wolseley】
ピカデリー広場からほど近いピカデリー通り沿いにあるThe Wolseley。白と黒をベースに荘厳に装飾された大きなホールは天井が高く、インパクトのある空間。ずらりと並んだテーブルはいつもほぼ満席状態、人々の会話で活気が満ちあふれています。
朝食からアフタヌーンティー、ディナーまで、一日のいつ訪れてもお茶や食事を楽しめるのがThe Wolseley。ショッピングの途中に立ち寄るにもぴったりの場所です。
とりわけ、おすすめは朝食の時間帯。午前8時にもなれば、出勤前のビジネスマンたちが席を埋め、イングリッシュブレックファストを前に仕事の話を進める姿もちらほら。それを横目にゆったりとコーヒーやパンケーキなどを味わってはいかがでしょう。
住所:160 Piccadilly, London W1J 9EB
4. 大人気スポットの小さなカフェ【Jacob The Angel】
オーガニックコスメやアロマなどで日本でも人気の高いニールズヤード。その誕生地、Neal’s Yardという広場にある小さなカフェがJacob The Angelです。1651年、イギリスで初めてコーヒーショップを開いたとされる人物、Jacobの名前に由来しています。
練りごまを使ったマドレーヌ・バナナブレッド・イラク風サンドイッチのサビーフなど、スイーツからランチメニューまで食べ物はすべて自家製。コーヒーは、ロンドンのコーヒーロースター、Square Mile Coffee Roastersのものを使用しています。
ニールズヤードという人気の場所柄、しかも店内が小さいとあって、席どりするのが難しい場合も。そんな時は、コーヒーやスイーツをテイクアウトし、広場のベンチで味わうのもおすすめです。
住所:160 1/2 Neal’s Yard, Covent Garden, London WC2H 9DP
5. 工芸品鑑賞の合間に、ピクニック気分で【V&A Museum】
ヴィクトリア&アルバート博物館は世界各地の古美術・工芸品の膨大なコレクションを有するミュージアム。ファッション・テキスタイル関連の収蔵品も豊富で、おしゃれに敏感な人たちにもおすすめのスポットです。
さらに、この博物館で世界初のミュージアムカフェは必見。19世紀につくられたもので、ウィリアム・モリスがデザインした「Morris Room」、華やかなタイルで荘厳にデコレーションされた「Gamble Room」は、休憩中の観覧者でいつもにぎわいをみせています。
ですが、ここであえておすすめするのは中庭のカフェ。博物館の建物に四方を囲まれながらも広々とした空間で、テーブル席、または芝生の上でコーヒーや軽食などを楽しめます。作品鑑賞の合間に、ほっと一息つけるオアシスのような場所です。
住所:Cromwell Road, London SW7 2RL
最後に
以上、ロンドンを訪れた際に訪れてみたい、素敵な5つのカフェをご紹介しました。みなさんも、ロンドンへ旅する機会があれば、ご紹介したカフェでコーヒーや紅茶、スイーツをお楽しみください!