赤しそは、赤紫色の葉が特徴のシソ科の一つであり、梅干しやしば漬けでよく使われている食材としても知られています。栄養価が豊富な食材で、葉部分にも多くの栄養が含まれているため、無駄なく摂取して健康を維持したいものです。
今回は、栄養価がたっぷりで、かつ低糖質の赤しそジュースの作り方のポイントを紹介します。
目次
赤しそに含まれる栄養素とは?
本題のレシピに入るまでに赤しその栄養素について触れていきましょう。
赤しそはは、地域によって多少の収穫時期のズレがありますが、毎年6月から8月にかけて出回る香味野菜です。同じシソ科の大葉よりアクが強い野菜なので、生で食べるのはおすすめできませんが、上手に調理すれば身体をベストコンディションへと導く栄養素が豊富な野菜です。
その中でもアンチエイジング効果が見込まれるアントシアニンと、美肌効果を促すβカロテンが豊富。そのため、シミの要因であるメラニンを抑制する効果が見込めます。ほかにもカリウムを多く含むので、むくみが取りやすくなり、老廃物の排出も促す効果も期待できます。
低糖質!赤しそジュースのレシピ
今回は、低糖質のアガベシロップを使った赤しそジュースのレシピを紹介します。クエン酸が多く含まれているレモン汁を入れると疲労回復効果にもつながります。
【材料】
・赤しそ:150~200g(葉だけ)
・水:1L
・アガベシロップ:150g
・レモン汁:大さじ3杯
【下準備】
・赤しそ:葉と茎に分けて、葉をざるに入れて水洗いをし、葉に付着した細かいゴミなどを取っておく。茎は処分。
【作り方】
1.大きめの鍋に水を沸かす
2.鍋が沸騰したら、下準備で処理をした赤しその葉を入れる
3.お湯にすべての赤しそが浸されるよう、菜箸で赤しそを軽く動かす
4.赤しその葉全体が緑に変化し、お湯の色が紫になったら火を止める
5.4で作った赤しそと液をザルにキッチンペーパーを2~3枚に重ねて、別途用意したボールに濾す
(※赤しそと細かい付着物を取る)
6.キッチンペーパーに残った赤しそを5で用意したボールに向かって絞り、液を抽出
7.ボールに濾した赤しその液を再び鍋に入れ、アガベシロップを入れて中火で3~4分煮詰める
8.最後にレモン汁を入れる
赤しそジュースのおすすめの飲み方【アレンジレシピ】
赤しそジュースは、1.5倍~2倍の水で割ったり、氷を入れたりして飲んでも美味しいですが、ワンパターンになると飽きてしまうかもしれません。そんなとき、ほかの飲料を掛け合わせて飲んでみるのもおすすめです。
この章では、実際に筆者の私が自宅で試したおすすめの赤しそジュースについて紹介をしていきましょう。
無糖炭酸×赤しそジュース
赤しそジュースにアガベシロップが含まれているので、無糖炭酸で割ると甘すぎず美味しく飲めます。そして、赤しその爽やかさが口の中で広がります。疲れた時におすすめのドリンクです。
- 無糖炭酸×赤しそジュースのおすすめの割合→1:1または、1:1.5
甘酒×赤しそジュース
赤しそジュースは、甘酒との相性も抜群。先に赤しそジュースをグラスに入れ、その後に甘酒を入れると2層のドリンクとなります。甘酒と赤しその和の健康コラボが楽しめるドリンクです。
- 甘酒×赤しそジュースのおすすめの割合→1:1
ビール×赤しそジュース
赤しそジュースは、ビールと掛け合わせるとビアカクテルに大変身。赤しその風味がビールの苦みを抑えられるので、ビールがやや苦手という方でも飲みやすいのがポイントです。
- ビール×赤しそジュースのおすすめの割合→1:1
赤しそジュースの効果効能で暑い夏を乗り越えて健康をキープ
夏が旬の赤しそは、夏バテ防止や美肌効果など身体に嬉しい栄養素が豊富です。特に赤しそジュースは、風味も豊かで飲みやすいのが魅力。それに加え、赤しそジュースは炭酸や甘酒などで割っても飽きずに美味しく飲めるのでアレンジして楽しめるのも魅力的ですよね。
もし、赤しそを手に入れられたら、ジュースを作ってみてはいかがでしょうか。夏の健康トラブルから解放されるかもしれません。
参考