プリンスエドワード島の赤毛のアンの家

子どものころに、『赤毛のアン』の世界を夢見ては、自分の姿をアンと重ねていたという人はいませんか? 「波間に浮かぶゆりかご」とたとえられたプリンスエドワード島の美しさに、想像を膨らませた女性は多いはずです。
 
赤毛のアンで見た数々の輝かしい島の描写が忘れられず、外国=プリンスエドワード島のような場所だと、しばらく思いこんでいた私。
 
大人になって、本当に赤毛のアンの島がカナダに実在すると知ったとき……私は少女の心に戻って、プリンスエドワード島を訪れたのでした。

 

関連記事:コーヒーの香りの香水は、ちょっと大人の香りがする?

関連記事:Coffee Supremeってどんなコーヒー?ニュージーランド生まれのコーヒーロースター!

赤毛のアンの世界がカナダの小さな島にある!

View this post on Instagram

 

Prince Edward Islandさん(@tourismpei)がシェアした投稿 -


カナダのハリファックスの上に小さく浮かぶ島が、プリンスエドワード島です。赤毛のアンの作者・モンゴメリが生まれ育った島であり、物語の舞台となった場所。映画もすべてプリンスエドワード島で撮られているため、原作ファンにとってはまさに聖地と言えるでしょう。
 
私はカナダのワーキングホリデー中に、バスや飛行機を乗り継いで、夢にまで見たプリンスエドワード島を訪れました。アンの世界にどっぷりハマりたかった私は、物語の舞台となったキャンベンディッシュに近い語学学校に通いながらホームステイを体験。
 
物語にちなんだ名所である「輝く湖水」や「お化けの森」を散歩するなどして、美しいプリンスエドワード島とアンワールドを満喫しました。友達の中には、お年寄り夫婦の家でホームステイをして気に入られ、なんと「養女にならないか? 」とオファーされた子も!
 
物語と変わらない島の人々の生活や価値観は、ファンの期待を決して裏切りません。世界中から赤毛のアンのファンが集まり、プリンスエドワード島の素朴な自然と地元の人の温かさに魅了されます。

【ロングステイ経験者おすすめ】プリンスエドワード島の楽しみ方4つ!

View this post on Instagram

 

CoCo❥Travelさん(@coconutlait)がシェアした投稿 -


プリンスエドワード島での滞在は、私が数多く旅した場所の中でも、トップクラスの満足度と自信を持って言えます。本当にキラキラと輝く湖を見たときの感動は、美しいという言葉だけでは絶対に足りません。
 
ここでは私の経験をもとに、プリンスエドワード島での滞在を楽しむためのポイントについてご紹介したいと思います!

・アンの物語の主要スポットめぐり

View this post on Instagram

 

たびーら / taviraさん(@tavirachan)がシェアした投稿 -


赤毛のアンの家であるグリーン・ゲイブルスへの訪問は、絶対に外せないメインイベントです。映画の中に出てくるアンのおうちを、しっかりと目に焼き付けておきましょう。アンのお洋服とかつらをかぶって、なりきり記念撮影をすることもお忘れなく!
 
その他には、恋人たちの小径や輝く湖水・お化けの森・グリーン・ゲイブルス郵便局・ケンジントン駅なども見ておきたいポイントです。この場所は、あの時の! と、物語のシーンが次々と頭を駆け巡るはず。
 
ツアーに申し込むと効率的に主要スポットを見て周れるため、おすすめです。自分のペースでゆっくりと観光したい人は、レンタカーを借りましょう。

・ロブスターを食べる

View this post on Instagram

 

Prince Edward Islandさん(@tourismpei)がシェアした投稿 -


プリンスエドワードの名物料理と言えば……たっぷりと身のつまったロブスターです! ラッキーなことに、私が島に滞在した時期にロブスター漁が解禁。
 
しかもホストマザーのお兄さんが漁師だったため、バケツに獲れたての特大ロブスターをたくさん持ってきてくれたのを覚えています。プリップリの最高級のロブスターを2匹もレモンバターソースをつけてペロリと完食し、幸せすぎるディナーでした。
 
プリンスエドワード島へ行くなら、ロブスター解禁時期の6月~9月をねらうのがおすすめ。レストランでも安くロブスターが出回り、シーフードチャウダーやサンドイッチなどにもロブスターが惜しみなく使われますよ!

・ストロベリーショートケーキを食べる

View this post on Instagram

 

Rosemarie Vallejoさん(@cakesbyrosemarie)がシェアした投稿 -


島の名物でもう1点、食べておきたいスイーツがストロベリーショートケーキです。ただ、日本のイチゴショートケーキを想像すると、まったく違うものがでてきます。
 
プリンスエドワード島のストロベリーショートケーキは、スコーンの上にたっぷりの丸ごとイチゴソースと生クリームがのっているもの。しかも、イチゴの旬である7月ころ限定のレアデザートなんです。
 
私が島に滞在したのはたまたま6月~7月だったため、イチゴショートケーキもロブスターホームステイ先で食べられました。両方食べたい! という人がねらうべき時期は、7月がおすすめです。

・パッチワークを作る

プリンスエドワード島のパッチワーク
最後に、おすすめしたいのが島の伝統でもあるパッチワーク作りです。パッチワークキルトの半日レッスンなどもあるため、思い出作りに挑戦してみてはいかがですか? 私は、プリンスエドワード島から日本に帰った後、パッチワークで布団作りに挑戦するほど夢中になりました。

赤毛のアンの島で気持ちは少女時代にタイムトリップ!

View this post on Instagram

 

ᴹᵁᴸᵀᴵᶠᴬᴺᴰᴼᴹさん(@multiifandom5)がシェアした投稿 -


プリンスエドワード島は、赤毛のアンの物語を知らない人にとっても、文句なしに美しい場所です。世界で一番美しい島よ! と誇らしげに言う島の人たちは、アンの世界を大切に守りながら、島の伝統文化に誇りを持って暮らしています。
 
次の旅行先を考えている人は、カナダのプリンスエドワード島が一押し! なじみのある物語の舞台となった土地を観光することは、ただの旅行よりも思い入れが深い旅になるはず。旅行前に赤毛のアンの映画を鑑賞して行くと、プリンスエドワード島での滞在が、より特別なものになるでしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう