ブリュッセルはベルギーの首都として、また、欧州連合の本拠地として、世界中の人々が訪れる国際都市です。「世界で最も美しい広場」と称されるグランプラスやしょんべん小僧像、マグリット美術館など、見どころは満載。チョコレートをはじめとする食の文化も豊かな魅力的な街です。

 

そんなブリュッセルには、古都にふさわしい歴史ある店からトレンドをつかんだロースターまで多彩なカフェが点在しています。そこで、本記事では旅行者にもおすすめ、ブリュッセルに旅したらぜひ訪ねてみたい5つのカフェをご紹介します。

 

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豪華なインテリアが圧巻、5つ星ホテルの老舗カフェ【Café Metropole】

5つ星ホテル「Hotel Metropole」の1階にあるカフェ。高く装飾的な天井に大きなシャンデリア、大理石の支柱や壁、革張りのソファと、豪華に飾り立てられた内装は圧巻です。

 

このカフェがオープンしたのは1890年。ビール醸造を営む兄弟が自社製品のプロモーションのために開いたのだそう。その成功を受けてホテルを開業し、現在ではカフェ、ホテルともにブリュッセルの老舗店として知られる存在になっています。

 

カフェでは、コーヒーやビールといったドリンク類だけでなく、朝食・ランチ・ディナーすべてのシーンで利用可能。ブリュッセルの中心地に位置するため、観光やショッピングの合間の休憩スポットとしてもおすすめです。

 

Café Metropole 

住所:31, Place de Brouckeé

多彩なパンメニューで人気のベーカリーカフェ【Le Pain Quotidien】

ブリュッセル市内にも数店舗を抱えるカフェ&ベーカリーです。「Le Pain Quatidien」とは、「毎日の糧」の意味。クロワッサン・パンオショコラ・バゲット・タルトなど、多彩なパンやケーキやドリンクをイートイン、またはテイクアウトできます。

 

おしゃれなブティックが連なるAntoine Dansaert通りの16番地にある店は、1990年に開店した1号店。小さめのカフェの中心に置かれた大テーブルは、古い列車の床板を利用したもので、このエコで素朴なスタイルがLe Pain Quotidienの特徴です。

 

ここでのおすすめは、店自慢のパンを中心とした朝食セットやオリジナルサンドイッチ、サラダといったメニュー。カフェオレボウルに注がれるコーヒーと一緒に召し上がれ。

 

Le Pain Quotidien

住所:Rue Antoine Dansaert 16

アフリカ文化にも触れられる、エチオピアコーヒーの専門店【Aksum Coffee House】

エチオピアコーヒーを専門とするコーヒーショップです。何年も前にエチオピアを初めて訪れ、土地の人々や文化・コーヒーを気に入り、それ以降毎年訪れるというオーナー。それらを紹介したいとカフェを開いたそうです。

 

オーナーの心意気はブリュッセルの人々に受け入れられ、人気カフェとなったAksum Coffee House。市庁舎前の広場「グランプラス」、ヨーロッパ最古のアーケード街「ギャラリー・サンチュベール」といった観光スポットに3店舗を構えています。

 

写真は、アフリカ調のデコレーションが特徴的なグランプラス店。エチオピアコーヒーのほか、アフリカのハーブティーやソフトドリンクなども楽しめます。運が良ければ、時々開かれるというエチオピアのコーヒー儀式を見ることができるかも。

 

Aksum Coffee House

住所:Akusum Grand Place, Hoedenmakerstraat 17

 

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「スローコーヒー」をじっくりと味わいたいモダンなカフェ【Kaffabar】 

グランプラスから南西方向に10分ほどのエリアにあるKaffabar。経済界でのキャリアを積んでいたマーク・ダニエルズさんがバリスタに転身、2016年にオープンしたカフェです。

 

こちらのポイントは、カフェ名にサブタイトルのようについている「エスプレッソ&スローコーヒー」の言葉。コーヒーマシンで入れるコーヒーのほか、ケメックスやHARIO V60、フレンチプレスを使って丁寧にいれるコーヒーが売りです。

 

カフェ内は、ブラックとウッディを基調にしたモダンでシンプルなデザイン。店のマスコット的存在のブルドッグが店先でお出迎えしてくれます(または、寝ています)。

 

Kaffabar  

住所:Place Rouppe 1

独特な内装も魅力、おしゃれなマイクロロースター【MOK】 

小さな自家焙煎店、マイクロロースターのカフェ。ブリュッセル東部にある街ルーヴェンで若干21歳のイェンス・クラベさんが2012年にオープン、2016年に2号店をブリュッセルに開きました。

 

カフェに入って真っ先に目につくのは、空間の中心を占める大テーブル。これがカウンター代わりで、テーブルをはさんで客とバリスタが顔を向かい合わせます。カフェの“裏側”まで丸見えですが、それが返ってスタイリッシュ。MOKの特徴の1つとなっています。

 

オープンして数年ながら、ブリュッセルの人気カフェに仲間入りしたMOK。近くにはファッションブランドのショップも多く、いつもおしゃれな人たちでにぎわっています。カフェの支払いは現金でなくカードのみ、という点も流行の先端を行くカフェならではです。

 

MOK 

住所:Antoine Dansaertstraat 196

ブリュッセルのカフェまとめ

以上、ブリュッセルの人気カフェ5店をご紹介しました。店の雰囲気やドリンク・食事のメニューにそれぞれの特色があり、訪れるに値するカフェばかりです。ブリュッセルへ旅行する機会があれば、観光やショッピングの合間にぜひ、お立ち寄りください!

 

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