マシュマロをコーヒーに入れると美味しい――そんな話を耳にしました。

しかも作り方は、とても簡単で『マシュマロをコーヒーに入れるだけ』というもの。

 

「編集部から実際に作って記事にしてね!」とお達しがきたので実際につくって感想を添えて、ご紹介させていただきます!

 

さっそくマシュマロを買いに某お菓子専門店に行ったところ「え、マシュマロってこんなに種類があるんだ」と驚きました。

とりあえず売り場のマシュマロは全て購入したので、

どのマシュマロがキング・オブ・マシュマロ・コーヒーなるのか検証してみます!!

 

※カフェンドは女性向けに配信されているメディアですが、今回は男の体験記事となります。しばしお付き合いください(笑)

 

まず、普通にマシュマロ・コーヒーを作ってみました。。。

最初のマシュマロは普通のマシュマロです。

マシュマロが甘いのでコーヒーに砂糖は入れませんでした。

コーヒーにマシュマロを5個ほど投入したところ、ぷかん...と浮きました。

 

「なにこれ?」

 

――それを眺める僕。佇むマシュマロ。

 

そんなシュールな状態が続くかと思いきや、5分程経ったとき変化が起こります。

マシュマロが溶け始めたのです! スプーンで掻き混ぜるとマシュマロはみるみる崩れていきます。

 

このタイミングで飲んでみました。

 

味はコーヒーフロートを暖かくした感じです。

そして、かなり甘いです。砂糖は入れなくて正解でした。

 

マシュマロコーヒーの飲み方としては『ティースプーンでマシュマロを食べつつ、コーヒーも飲む』と『マシュマロを溶かしきって、そのコーヒーを飲む』の2パターンです。

 

前者の場合、マシュマロの量が足りないと感じたら追加することができるので、満足感を得られる飲み方だと思います。

 

後者の場合、溶けたマシュマロがコーヒーの食感を濃厚にし、独特の甘さを醸しだします。

なお、マシュマロが溶けるまで5分程度掛かるので、かなり熱めのコーヒーを淹れたほうがいいと思います。

 

続いては一風変わったマシュマロをコーヒーに入れてみました。

普通はつまらない!?色々なマシュマロをコーヒーに入れて検証

せっかくなのでいろんな種類のマショマロ・コーヒーに挑戦。

やってみたのは、下記の5種類。どんなコーヒーになるのでしょう。一抹の不安と楽しみで気持ちがマショマロのように膨らみます!

・いちご味
・ブルーベリー味
・抹茶ミルク
・黒ごま味
・カルピス味

・いちごマシュマロ

これは大正解!

普通のマシュマロコーヒーより美味しいかもしれません。コーヒーといちごって相性良いんじゃないか? と思うほどでした。

半分溶けたマシュマロの食感、いちごの甘味、コーヒーの苦味。

これらがバランスよく合わさった一杯です。

 

・ブルーベリーマシュマロ

う~ん。微妙です。

不味くはないのですが、ブルーベリーの酸味がコーヒーに合いませんでした。

マシュマロ単体で食べたほうが美味しい。

 

・抹茶ミルクマシュマロ

絶対に合わないと思いましたが、不思議と相性ぴったりでした。

抹茶の渋味がマシュマロコーヒーの甘さを中和するので飲みやすいと思います。

このマシュマロはコーヒーに溶かしきって飲むのをおすすめします。

 

・黒ごまマシュマロ

これも当たりです! 

黒ゴマの香ばしさがコーヒーとの相性抜群でした。「よし!『ゴマコーヒー』という商品で特許申請しよう」と思ったのですが、既にあるみたいですね...。煎った味が強いのでちょっと大人のマシュマロ・コーヒーだと思います。

 

・カルピスマシュマロ

これは大失敗!

作る前からそんな予感はありましたが、開封時に漂ったカルピスの匂いで確信に変わりました。

でも、万が一ということも考え、コーヒーに投入。

飲んだ瞬間「ウロッ!」と未だかつて出したことない声を上げてしまいました。

これまでの検証から、酸味の強いマシュマロはコーヒーに合わないということが分かりました。

 

 

今回、検証したマシュマロ・コーヒーにランク付けしてみました!!

1位:黒ごま マシュマロコーヒー

2位:いちご マシュマロコーヒー

3位:抹茶 ミルクマシュマロコーヒー

 

この3つは、誰が飲んでも美味しく飲めると思います。

個人的な意見ですと『マシュマロ×コーヒー』は相性が良いので、どんなマシュマロでも基本的に失敗はしないはずです。

 

マシュマロコーヒーは普段のコーヒーに飽きてしまった人におすすめのコーヒーアレンジだと思います。

 

僕はマシュマロを買うことができない??

僕の体の半分は自意識過剰でできているため、いい歳をしてマシュマロ“だけ”を買いに行く行為は非常に恥ずかしかった。

 

午後4時前という時間も手伝ってか、お菓子屋の店内では、それはもうキャピキャピとした女子高生達がお菓子を手に取り「懐かしい~」だの「絶対太るし...」だの「安っ!」だのと盛り上がっているではないか。

 

――僕は思った。

 

もし、ここで僕がマシュマロだけを購入したら、あの女子高生達に何を言われるのだろうか?

「あの、おっさん何個マシュマロ買ってんだよ。気持ちわりぃ」なんぞ言われてしまったら、

完全に気持ちは太宰になってしまい、玉川上水直行なのでは? という一抹の不安がよぎってしまった。

 

ということで大量のマシュマロが入った買い物かごをカモフラージュするため、違うお菓子も一緒に購入することにした。

 

(...チョコレートか? いや、パッケージが小さいな。これじゃマシュマロが隠れない。袋の大きいお菓子は...ん? 100g入ってるポテトチップス...いやいやいや、でか過ぎる、逆に怪しまれるかもしれない...おせんべいは...好きじゃないし...ゼリーは角ばってるからマシュマロが潰れるかもしれないし...)

 

な〜んてことを考えながら虚ろな目で店内を徘徊している姿はどう見ても不審者なのだが、僕は1度、このロジックに嵌ってしまうとなかなか抜け出すことができない。

しかし、ふと辺りを見渡すと客は僕一人だけだった。僕はマシュマロだけが入ったカゴをレジで、さっきまでの葛藤は溜息で清算することにした。

おしまい。

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