大阪カフェ
大阪は日本屈指のエンターテイメントの街! また串カツやお好み焼きなどが美味しい、グルメの街でもあります。さらに大阪は他の地域には見られないオリジナルのカフェ文化が存在しているんです。
今回は注目すべき大阪のカフェ文化についてご紹介したいと思います。

近代の大阪のカフェの文化について

大阪は東京と同じように大手コーヒーチェーンも多く展開していますが、大阪のカフェの文化は意外と知られていません。しかし、実は大阪のカフェの歴史や文化はとっても奥が深いんです。
それでは、大阪のカフェ文化の歴史について触れてみましょう。

 

貿易港があった神戸では多くの商社がありコーヒーの取り扱いを始めます。そのため大阪より一足先に神戸でコーヒー(カフェ)を楽しむ習慣が広がりました。

 

そして高度経済期になると神戸から大阪へカフェの文化が浸透し、当時はカフェという名称ではなく『喫茶店』として多くのお店が大阪に誕生します。

 

当時の大阪では自社のオフィスが手狭で社内で商談スペースを設けらないことも。取引先との商談をする場所として気軽に利用できるカフェを使う人が増えたとされています。このような背景から大阪でもカフェの需要が高くなったそうです。

 

また、今ではカフェで当たり前に提供される、おしぼりや新聞のサービスなどは、高度経済成長期の大阪のカフェが考案したものといわれています。

 

2014(平成26)年の総務省が発表した「統計トピックスNo.95:経済センサスから分かる日本の『いま』」の情報によると、大阪は47都道府県中、喫茶店の件数が最も多い9,337件という結果となっています。

 

そして大阪のカフェでよく使われる新しい言葉もつくられたり、大阪が発祥といわれている独自のオリジナル・メニューも誕生しています。詳しくは次の項目で取り上げます。

大阪のカフェに欠かせない! 3つキーワードとは?

関西圏にゆかりのある方ならご存知かと思いますが、大阪のカフェの特色といえば、「冷コー・ミックスジュース・卵サンド」の3つです。

果たしてこの3つのキーワードは一体、どんなものなんでしょうか。

冷コー

「冷コー」とは、「冷やしたコーヒー」の略称であり、アイスコーヒーのことを指しています。古くから親しまれているカフェ(=喫茶店)では、よくかわされる言葉の一つだそう。

もし、軽食などでこのようなカフェに立ち寄ったら、「冷コーを下さい」とオーダーしてみてるのもおすすめです。

ミックスジュース

「ミックスジュース」はバナナやリンゴなどの完熟した果実をミキサーにかけたドリンクです。

このメニューの考案は、大阪のカフェ文化のシンボル「千成屋珈琲(※次項も参照)」が発祥と言われています。お店にあった余剰の果物を処分するのが「もったいない」と思い、それらを有効活用した形としてジュースにしたのが始まりといわれています。

 

ミックスジュースのことが口コミで話題となり、やがてミックスジュースは串カツと同じように大阪を代表する食文化の一つとして位置づけられるようになりました。

卵サンド

カフェでの軽食メニューの定番である卵サンド。ゆで卵をつぶし、ペースト状にしたものをレタスと一緒にサンドウィッチで食べるというイメージを抱く方もいるかもしれません。

 

大阪の「卵サンド」は、お寿司のにぎりなどに入っている厚焼き卵を挟んだもの。甘い卵焼きとサンドイッチのコラボは絶品との声が。

新旧の比較! 大阪の文化が体感できる、おすすめカフェ3選

大阪には、レトロなカフェもあれば、インスタ映えする今風のカフェもあり、それぞれカフェのコンセプトやタイプも違っているのが特徴です。

 

そこで大阪の新旧の文化が満喫できる、おすすめカフェについてピックアップします。

【浪速エリア】千成屋珈琲

(出典先:千成屋珈琲

千成屋珈琲は、大阪のカフェ文化の礎を築いた、まさに“レジェンド”といっても過言ではないカフェです。

先ほど触れている「冷コー・ミックスジュース・卵焼き」の3つのセットもメニューとして展開しています。一度、閉店はしたものの、2017(平成29)年に復活しました。関西圏のテレビ局を中心としたメディアでも多数取り上げてられている名店です。

 

店舗名:千成屋珈琲
所在地:大阪市浪速区恵美須東3-4-15
TEL:06-6645-1303
営業時間:9:00~21:00

【日本橋エリア】伊吹珈琲

(出典先:伊吹珈琲

伊吹珈琲は、1934(昭和9)年に開業した、大阪の台所・黒門市場にある老舗のカフェの一つです。昭和レトロな雰囲気のカフェであり、コーヒーマニアも多く足を運ぶというカフェです。特製ブレンドコーヒーだけでなく、ミックスジュースや厚焼き玉子サンドもラインナップされています。

 

店舗名:伊吹珈琲
所在地:大阪市中央区日本橋1-22-31(黒門市場内)
TEL:06-6632-0141
営業時間:7:00~20:00

【北浜エリア】MOTO COFFEE

(出典先:MOTO COFFEE

MOTO COFFEEは、大阪の土佐堀川が目の前に広がるナチュラルモダンなカフェです。店内には地下席や2階席のほかにも、川沿いにあるという利点を活かしたテラス席も用意されています。

 

メニューには、コーヒーは名古屋のcoffee Kajitaで提供される豆を使用し、自家製のチーズケーキは、プロセスや素材にこだわった一品とのこと。

 

大阪でのんびりした時間を過ごしたい方や、“今”の大阪を知りたいという方には相応しいカフェかもしれません。

 

店舗名:MOTO COFFEE
所在地:大阪市中央区北浜2-1-1 北浜ライオンビル
TEL:06-4706-3788
営業時間:12:00~19:00

文化と伝統を大切する大阪のカフェは行ってみる価値あり!

大阪のカフェ文化は、

・オリジナルのメニューを今日でも継承していること。

・新旧のカフェに関係なく、街の雰囲気を大切にした店舗展開

このふたつが大きな特徴ですね。

 

出張や旅行で大阪に行く機会がある方は、カフェ文化もチェックしてみることをおすすめします。そのときは今回紹介したメニューを頼んでみてくださいね!

 

昔から商人の街であり、来客へのサービス精神旺盛といわれている大阪が、これからどのようなカフェ文化を築き上げていくか引き続き目が離せません。

 

 

<参考先>

日本の喫茶店文化 関西で発祥?(謎解きクルーズ)|日本経済新聞
日本で1番喫茶店に支出するのはどこ?人口当たりの喫茶店数が多いのは○○県~「経済センサス」活動調査 | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【LIFULL HOME'S PRESS】
統計トピックスNo.95:経済センサスから分かる日本の「いま」|総務省
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