夏の風物詩であるかき氷。最近ではお祭り会場だけでなく、おしゃれなカフェでも提供されることが増え、かき氷専門店も急増しています。
しかし、おいしくてSNS映えするかき氷はお店で食べるだけでなく、自宅で作ることも可能です。
さらに自宅で作ればシロップをたっぷりかけたり、フルーツやアイスクリームなどトッピングをプラスしたりと、お好みに合わせてアレンジ自由。
今回はそんな「おうちかき氷」を自宅で楽しめる、簡単なシロップの作り方や氷をふわふわに仕上げるコツをご紹介しましょう。
目次
身近な材料で簡単!おいしいかき氷シロップの作り方
かき氷シロップを作るのは意外と簡単。身近な材料で、専門店レベルの本格的なかき氷シロップができちゃいます。
さっそく自家製シロップの作り方を解説しましょう。
■基本の【白みつ】
「みぞれ」とも呼ばれる白みつ。砂糖と水を煮詰めて作る、かき氷シロップの基本です。他のシロップを作る際のベースとしても活躍します。
作り方も材料もシンプルなため、砂糖の種類によってシロップの風味が大きく変化します。黒砂糖で作れば黒みつになり、コク深い味わいが楽しめるでしょう。
【材料】
- お好みの砂糖:250gほど
- 水:100ml
【作り方】
- 砂糖と水を鍋に入れ火にかける
- 沸騰したら火を弱め、砂糖をしっかり溶かす
- 透明になり細かい気泡が出てきたら火を止める
- 冷蔵庫で冷やしてできあがり
■ミルキーで濃厚な【練乳】
かき氷を選ぶとき、ついただの「いちご」よりも「いちごミルク」にしたくなるものですよね。とろーり濃厚なミルクの正体は練乳。
一般的には買うものと思われがちな練乳も、じつは牛乳と砂糖さえあれば簡単に自宅で作れます。
砂糖はグラニュー糖がおすすめですが、きび砂糖やてんさい糖で作ればキャラメルのような味わいに。また、牛乳ではなく豆乳で作ると、さっぱりと仕上がります。
【材料】
- 牛乳:200ml
- 砂糖:50g
【作り方】
- 牛乳と砂糖を小鍋に入れて火にかける
- 沸騰したら火を弱め、20〜30分ほどかき混ぜながら煮詰める
- カサが減り、とろっとしてきたらできあがり
■旬の果物を使って【フルーツシロップ】
かき氷シロップの定番といえば、やはりフルーツを使ったシロップ。いちごや桃、ぶどうなど定番の他にも、バナナやキウイ、旬のスイカなどさまざまな果物で作ってみましょう。
生はもちろん、フローズンフルーツでもOK。「基本の白みつ」を使えば、あっという間にフルーツシロップが作れますよ。
とくに夏は暑さから生のフルーツは傷みやすいため、シロップにして保存するのもよいですね。
【材料】
- 好みのフルーツ:適量
- 白蜜:フルーツの半量
- レモン汁:少々(なくてもよい)
【作り方】
- フルーツと白みつ、レモン汁をミキサーにかける
- 粒が少し残る程度になったら止めてできあがり
※好みで鍋で少し煮詰めると、水分が飛んで濃厚に仕上がります。
■大人の味わい【コーヒーシロップ】
甘さを味わうだけでなく、大人も楽しめるほろ苦なコーヒーシロップはいかがでしょうか?
練乳をプラスしてカフェオレ風味や、市販のチョコソースをかけてカフェモカ風味など、アレンジも広がります。ホイップクリームをトッピングして、フラペチーノ風に仕上げるのもおすすめ。
インスタントコーヒーを使えば簡単に作れます。砂糖の量は調整して、お好みの甘さに仕上げてくださいね。
【材料】
- インスタントコーヒー:大さじ2
- お湯:大さじ2
- 砂糖:40g〜(お好みで)
【作り方】
- すべての材料を混ぜ、冷蔵庫で冷ましたら、できあがり。
かき氷の氷をふわふわに仕上げるコツ
せっかく自家製シロップを作ったら、氷もふわふわに仕上げて、よりクオリティの高いかき氷を作りましょう。おいしく口当たりのよい氷を作るには、次の3点がポイントです。
- 氷は冷凍庫から出してしばらく置いておき、表面が濡れて透明になってから削る
- 市販の天然水やウォーターサーバーの水を使う
- 水1カップに対し、大さじ3ほどの砂糖を入れる
自由なアイディアで「おうちかき氷」を楽しもう!
意外と簡単な自家製かき氷シロップ。どれも手軽に作れるので、おうちカフェはもちろん、おもてなしのスイーツとしてもぴったりです。また、暑い夏には熱中症対策としてもかき氷は効果的ですよね。
自宅で作ればアイディア次第でアレンジも無限大、さらにトッピングやおかわりも自由!
今年の夏は、「おうちかき氷」を極めてみませんか?