「私はあなたがいないとなにも出来ないのっ!」系女性と長続きした試しがない。どちらかと言うと「アタイに着いて来なっ!」的な女性と長続きする。ただ、ずっと我の強い女性と付き合っていると、急に甘い感じの女性に惹かれることがある。
それと同じようにコーヒーも毎回ブラックだと飽きてしまう。そこで砂糖入りのコーヒーを作るわけだが、一言に砂糖と言ってもその種類は多く、どれがいいのか迷ってしまう。コーヒー専門の砂糖「コーヒーシュガー」というものもあるらしい。ここではコーヒーに入れる砂糖について紹介します。
日本で一番有名な砂糖と世界で一番有名な砂糖
日本で最も消費されている砂糖と言えば「上白糖」ですよね。上白糖はしっとりとした質感で甘味とコクの強い砂糖ですが、癖がないのでコーヒーに入れる砂糖としても優秀です。しかし、この上白糖。世界的に見ると実はほとんど流通していません。
では、世界で最も流通している砂糖は何でしょうか? それは「グラニュー糖」です。もちろん、コーヒーに入れる砂糖としても一番多く使用されています。グラニュー糖は上白糖に比べ、粒子がきめ細かいので、コーヒーに溶けやすいという特徴を持っています。また、甘味も控えめなので、コーヒーの風味を損なわせません。好みもありますが、グラニュー糖はコーヒーに入れる砂糖として非常に優秀です。
砂糖の種類は他にも色々! コーヒーとの相性は?
「上白糖」と「グラニュー糖」この二つがコーヒーに入れる砂糖として優秀と解説しましたが、まだまだ、砂糖には種類がありますよね。まずは「三温糖」。三温糖は上白糖とグラニュー糖を分離し、残留した「糖液」というものを加熱し、カラメル色を加えた砂糖です。質感は上白糖に似ていますが、上白糖より甘味が強く、和食の煮物料理などに使われます。ですが、独特の味があるためコーヒーとの相性はあまりよくありません。
続いて、「ザラメ糖」ですが、これも癖の強い味でコーヒーに入れる砂糖には向いていません。三温糖、ザラメ糖どちらも特有の味がコーヒーの風味を損なわせてしまうのです。
癖のある砂糖と言えば「黒砂糖」もそうですよね。黒砂糖はサトウキビの絞り汁を煮詰めたものなので、サトウキビの味が強くコーヒーシュガーとして使われることはほとんどありません。ですが、相性としてはそこまで悪くはなく、苦味の強いコーヒーとは相性が良いとの声もあります。一度試してみてもいいかもしれません。
コーヒー専門の砂糖“コーヒーシュガー”とは?
コーヒー専門店などでたまに見かけるコーヒーシュガーをご存知でしょうか。茶色の氷砂糖で、ザラメ糖にも似ていますが全くの別物です。コーヒーシュガーは名前の通り、コーヒー専用の砂糖でコーヒーの味を引き立てる二つの特徴を持っています。
一つは「香味を補助」するという点が挙げられます。コーヒー豆は焙煎すると香味が低下してしまいます。これを補うのがコーヒーシュガーに含まれるカラメルです。カラメルは低下したコーヒーの風味や香りを際立たせる効果があると言われています。
また、コーヒーシュガーはコーヒーに溶けにくく、徐々に甘さを感じさせるという特徴を持っています。好みは分かれますが、最初にコーヒー本来の味を楽しみつつ、徐々に甘いコーヒーを飲みたいという人にコーヒーシュガーはおすすめです。
恋人と砂糖の選び方
僕は普段、取り繕ってはいるが蓋を開ければ「僕はあなたがいないとなにも出来ないのっ!」系男子だ。「私はあなたがいないとなにも出来ないのっ!」系女子とは上手くいくはずがない。事実、かなり早い段階でフラれてしまう。どこかで「合わないだろうな」と分かってはいるのだが…。恋人とコーヒーと砂糖、自分好みの味を見つけることがやっぱり大切ですね。
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