コーヒーを自分で挽くことに興味がある人は『ミル』あるいは『グラインダー』という器具をご存知だと思います。

この2つの器具は『コーヒー豆を挽く』つまり細かく裁断するための道具です。どちらも用途は同じですが、なぜ名称が違うのでしょうか? ここではグラインダーとミルの違いを解説していきます。

いきなり結論!グラインダーとミルの違いとは?

結論から言ってしまうと『グラインダー』と『ミル』に大きな違いはありません。

例えば『ペンを貸してほしい』と言われた場合、鉛筆やボールペン、シャープペンなどを連想するかと思います。

この場合、ペンが『ミル』にあたると考えれば分かりやすいかもしれません。

 

ミルはコーヒーを挽く器具の総称のようなもので、グラインダーは電動のミルのことを指す傾向があります。ですが、ちょっとややこしいのですがたとえ電動であってもミルという名称がつけられている場合もあるので、一概に『グラインダー=電動』というわけでもありません。

先述しましたが、あくまで『傾向(イメージ)』として留めてください。次項では一般的に『ミル』と呼ばれる器具、『グラインダー』と呼ばれる器具を紹介していきます。

一般的にミルと呼ばれる器具とは?

コーヒーミルは、大きくわけると『手動』と『電動』の2つに分かれます。手動のミルは形こそ違えど、その構造は似ているものが多く『器具の中にコーヒー豆を入れ、ハンドルを手動で回して豆を挽く』というものです。

 

使用されている刃(歯)は“コニカル式”というものが多く、回転する円錐状の歯と固定された歯が豆を粉砕するという仕組みになっています。

 

上図の写真ようなタイプの手動ミルを見掛けたことはありませんでしょうか。

この形状のミルがスタンダードな手動ミルです。構造としては木箱上部に付いているドーム型の箇所がコーヒー豆を入れる場所となっており、ハンドルを回すことで豆を挽くことができます(引き出し箇所が取り出し口)。

 

このミルの場合は固定式ですが、非固定式の『筒型のミル』もあります。非固定式のミルは『携帯しやすい・収納しやすい・洗浄しやすい』といったメリットがありますが、豆を挽く際にコツ(力加減、リズム)などに慣れる必要があります。固定式のミルは筒型に比べ重量があるので、ハンドルを回す力は軽減されます。また、インテリアとして目で楽しめるのも固定式ミルならではないでしょうか。

一般的にグラインダーと呼ばれる器具とは?

業務用の臼式やカッター式のタイプ

業務用の臼式やカッター式のタイプは、金額も高価なものが多いですが、豆を均一に挽くことに優れていたり、搭載されている目盛りダイアルを調整して粒度を選んだり、かなり高機能。

また静電気対策が施されているものもあります。

 

機能性に充実しているグラインダーの特徴として『均一の細さに豆を挽くことができる』『様々な挽き方が可能(粗挽き~極細挽き)』などが挙げられます。また、手動式のミルに比べ『豆を挽くリズム』が一定なので摩擦熱が発生しにくく、鮮度を保ちやすいといった特徴も持っています。『豆を挽くリズム』とサラッと書きましたが、豆を挽く上でこの動作は美味しいコーヒーを淹れるのに欠かせないポイントになります。

値段も1万円程度から5万円くらいのものまであります。

 

家庭用におすすめ。プロペラ式

電動式の代表的な商品としてプロペラ式のものがあります。

メリットとしてはコンパクトで比較的安価で購入することができるので初心者にはおすすめです。

 

場所を取らず手っ取り早く豆を挽くのには便利ですが、業務用には向きません。

電動でプロペラ式のカッター刃をぐるぐると回転させて豆を細かく粉砕していくのですが、豆の粒度の調整が難しく均一にならず、粉の大きさに、どうしてもばらつきが出てしまいます。

また電気の摩擦によりコーヒー豆に熱が伝わりやすく劣化しやすくなるので、挽いた後は、長く保管せず、素早く使い切ることをおすすめします。

 

金額もリーズナブルなものが多く、数千円から高くても一万円ほどで購入が可能です。

手挽きを楽しむ『豆を挽くリズム』が大事な理由

手挽きの手動ミルの項目で触れた『豆を挽くリズム』ですが、このリズムを一定にしなければ挽いた豆はバラバラの大きさになってしまい、ドリップしたときに味のバランスが悪くなります。

例えば、このようなミルは、アウトドアでも使えて大変便利! しかし、ちょっとしたコツがいるんです。

また、ミルの回す速度が遅すぎたり、同じ箇所(刃の部分)でグラインドし過ぎると摩擦熱が発生し、豆の品質を著しく低下させてしまいます。

つまり、手動式のミルを使用する場合は刃を回すのにコツが必要となり、電動式のグラインダーの場合は刃の形状や素材、豆を挽く速度などが重要になるのです。

 

コーヒー豆は挽いたときから鮮度が低下するので挽豆を購入するより、自分でいちから挽いた方が美味しいコーヒーを淹れることができます。

手動でのグラインドは少し難しく感じるかもしれませんが回数を重ねるごとにコツを掴めると思うので、ぜひ一度挑戦してみましょう!

 

コーヒー豆の挽き方の種類と器具について

コーヒー初心者が味を知る ~味覚・焙煎・豆の種類による違いとは?~

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