最近、人気カフェでよく見かけるようになった「デカフェ(ディカフェ)」。昨今の健康ブームも重なりカフェインの摂取量を気にする人を中心に愛飲するという方が増えているようです。次々と人気カフェ店からデカフェ(ディカフェ)の商品もラインナップされています。
今回は、人気店の「デカフェ(ディカフェ)」メニューがどのような味わいで、サービスをしているかなど……、実際に飲んで比較検証してみました!
目次
カフェインレスと同じ? デカフェ(ディカフェ)とは?
最近、よく話題になっている「デカフェ(ディカフェ)=DE CAFE」は、商品として出す前にコーヒーに含まれている本来の風味を残しつつ、カフェインを取り除いたものを指します。
つまり、デカフェ(ディカフェ)はカフェインレスコーヒーと同じものとなるわけです。
ご存知の方も多いですが、カフェインは眠気や疲れを緩和する働きがある一方、利尿促進作用や神経興奮作用などがあるされている成分です。コーヒーをたくさん飲んで、タイミングが悪いときにトイレに行きたくなってしまった経験をした人も多いと思います。
そして、カフェインの大量摂取は、胎児や子どもへの影響を考えて妊娠および授乳期間中の方が注意を払わなくてはならない成分とも言われています。
眠気覚しや仕事に集中したいときには効果を発揮するカフェインですが、このような理由もあってか、妊娠中や授乳中はカフェインの摂取をセーブしたほうがよいというのがこれまでの考えでした。
そのためコーヒーが大好きな人も妊娠中や授乳中はカフェインを含むコーヒーを控える方が多かったようです。けれどもデカフェ(ディカフェ)があれば、カフェインを気にせずコーヒーを飲めるのが、最大の魅力とも言えるでしょう。
デカフェ商品にも店舗によって違いが!? 人気7店舗を比較してみました
最近では私たちにとっておなじみの人気コーヒーショップでもデカフェ(ディカフェ)メニューが展開されています。
カフェインのカット率やメニューの掲載、軽食との相性……などなど。ショップによってサービスが少しずつ違いがあることを発見しました!
それでは、人気7店のディカフェについてピックアップして紹介してみましょう!
スターバックス
スターバックス(以下、スタバ)では、カフェイン99%以上を除いたエスプレッソでディカフェを提供しています。店頭でディカフェをオーダーすれば、「+50円」でデカフェ(ディカフェ)に変更できます。
カスタマイズメニューも展開しているスタバでは、デカフェ(ディカフェ)にできるメニューもラテ・カプチーノ・キャラメルマキアートなどと選択肢が広いのが特徴。どのメニューでデカフェ商品を注文しようか迷う方もいるかもしれません。
基本の味わいが濃くないので、後味もスッキリしています。スコーンなどの軽食のお供にも◎です。
タリーズコーヒー
タリーズコーヒーのデカフェ(ディカフェ)は、※一部店舗のメニューエスプレッソ対象のメニューに「+60円」でオーダーできます。フレンチプレスで丁寧に作られているのがポイント。
エチオピア産の厳選したコーヒー豆を使い、マウントウォーター製法というコーヒー豆を水に漬け込む製法によって95%以上のカフェインを抜いています。深みのある優しい香りが漂っています。
・詳細情報についてはこちら
セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ
イタリアン系カフェでおなじみのセガフレード・ザネッティ・エスプレッソ。
店内メニューにある「エスプレッソ」としてラインナップされているものは、デカフェ(ディカフェ)に変更できるシステムとなっています。ベーシックなアイスコーヒーでもソイカフェでもデカアフェ(ディカフェ)できるのが魅力です。
私自身カフェラテのアイス(ノンシュガー)で飲みましたが、エスプレッソの濃さを感じず、初心者でも飲みやすいメニューだと思いました。
・詳細情報についてはこちら
illy
世界140ヶ国で飲まれているilly(イリ―)のデカフェ(ディカフェ)は、アラビカ豆を100%使い、カフェインの含有量を0.05%までに抑えています。
心が癒されるアロマと優しい味わいとのバランスが取れているデカフェ(ディカフェ)に仕上がっているので飲みやすです。illy エスプレッソ デカフェ (粉) の商品は販売されているので購入すれば自宅で気軽にデカフェ(ディカフェ)を淹れて飲むことができます。
・詳細情報についてはこちら
ドトールコーヒー
ドトールコーヒーでは、デカフェ(ディカフェ)を「カフェインレス」として統一されています。
オーダーすると、テトラバッグで抽出された状態で用意されるので、約2分待ってから飲むとちょうど良い濃さと風味となります。味自体はクリアな味となっており、すっきりして飲みやすいのが特徴です。
ドトールでは、デカフェ(ディカフェ)=カフェインレスの対象が、ホットとアイスとともにブラック・カフェラテ・豆乳ラテとなっています。
また、カフェインレス店舗取り扱いメニューについては、店舗によってやっていない場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。
・詳細情報についてはこちら
シアトルズベスト
シアトルズベストのデカフェ(ディカフェ)は、再び日本上陸のシナボンのお店の店舗でも味わえます。このショップのディカフェの特徴は、酸味が少なく、フルーティな香りが豊かな点です。
そして、シナボンなどの濃厚な味に合うよう、デカフェ(ディカフェ)の後味もスッキリしています。
デカフェ(ディカフェ)をふんわりしたフォームミルクのカフェラテは、コーヒーとミルクのそれぞれの風味が損なわず、お店の人気のメニューのようです。
・詳細情報についてはこちら
猿田彦珈琲
大手ドリンクメーカーとのコラボで有名な猿田彦珈琲。なんと猿田彦珈琲店でもデカフェ(ディカフェ)の商品が販売されています。
店内のメニューでは、デカフェ(ディカフェ)の選択肢が自由自在。ブラックで飲んだりラテで飲んだり……とお好みでオーダーできます。そして、メニューの中にある蜂蜜のラテでも追加料金もなしデカフェ(ディカフェ)に対応してもらえます。
こちらのディカフェは、チョコレートやキャラメルを彷彿させる柔らかい味わいなので、親しみやすい味かもしれません。
また、公式オンラインショップでもデカフェ(ディカフェ)の商品が揃っています。
・詳細情報についてはこちら
お店によってデカフェ(ディカフェ)の特徴と魅力がこんなに違う!
また、店舗で扱っている軽食とのバランスを考えて、どのデカフェ(ディカフェ)も口当たりが良く、クリアな後味なものが多かったです。そしてどこの店舗もコーヒーの風味を損なっていないのが人気コーヒーショップ7店舗のデカフェ(ディカフェ)の魅力と言えるでしょう。
カフェインを控えている方もそうでない方も、ぜひ一度デカフェ(ディカフェ)を味わってみはいかがでしょうか。
【カフェイン関連記事】
不眠・妊婦にピッタリ!?デカフェ・カフェインレスコーヒーの作り方とは?