令和1年11月1日11時11分(金)、株式会社ゲシャリーコーヒーが手掛けるゲイシャ専門のコーヒーショップ『GESHARY COFFEE(ゲシャリーコーヒー) 日比谷店』がオープンいたします。
それに先駆けて10月24日(木)に行なわれたメディア内覧会に、カフェンド編集部が潜入しました!
日比谷の地に突如現れた地上5階建てのコーヒーショップ、果たしてどんなお店なのでしょうか?
目次
『GESHARY COFFEE』 内覧会スタート【挨拶・コンセプト説明】
冒頭に、FURUMAIアンバサダーのひとりである阪本氏から内覧会の説明があり、当日参加した名だたる面々から一言ずつ挨拶をいただき内覧会がスタート。
メディア内覧会には、
・阪本 義治氏(Barista Trainer / Coffee Consultant)
・岩瀬 由和氏(WBC2016 準優勝、JBC2014-2015 優勝)
・Kai Janson氏(ジャンソン農園)
・酒井 良氏(株式会社GESHARY COFFEE 経営企画室長)
の4名が出席。
ジャンソン氏は、『GESHARY COFFEE』のグランドオープンのため、パナマからわざわざ来ていただいたそう。多くの方に自分のコーヒーが最高の形で提供されることは、大変嬉しいと笑顔でお話されていました。
全自動スペシャルティコーヒーマシン『FURUMAI』の開発に携わってきた岩瀬氏も、「提供するコーヒーの味には自信がある」とのこと。
内覧会では、メディア向けの簡単なセミナーも開催。
「スペシャルティコーヒーとは何か」、「ゲイシャとはどんな品種なのか」、「現代のコーヒー業界が抱える問題とは何か」といった話を阪本氏から。
経営企画室長である酒井氏からは、『GESHARY COFFEE』が掲げるコンセプトと展望についてのお話がありました。その中でも、「コーヒーを通じて人々の生活を豊かにする」という酒井氏の言葉がとても力強く、印象的でした。
自社農園から、最高品種ゲイシャの使用。それに加えて独自開発したコーヒーマシン『FURUMAI』。そして日比谷という最高の地。規格外のスケールの大きさに、驚かされるばかりのセミナーでした。
1~4階でコンセプトに沿って内装デザインが変わる!
『GESHARY COFFEE』は、農園から一杯のコーヒーまで、すべてを手がけることを意味する「Farm to Cup」をテーマに掲げています。楽園(コーヒー農園)のコンセプトを基に、1~4階まですべて異なる内装デザインで構成されているのも特徴のひとつ。
今回の内覧会で、すべての階を見ることができたので、皆さんにも一足先にお届け! 壁やディスプレイ、インテリアや音楽まで、フロアごとに楽しめる空間が広がっています。(※5階は特別階なので略。)
1階:楽園の入り口(生産地)
お店に入ってまず目に映るのは、大きな注文カウンター。3台の巨大なコーヒー抽出マシン『FURUMAI』と貴重なゲイシャのコーヒー豆、さらには彩り豊かなスイーツたちがずらりと並んでいます。
コーヒーショップと言えど、最高級ゲイシャのコーヒーとマッチすることを第一に考え、スイーツにも拘っているんだとか。
GESHARY COFFEEの目玉のひとつでもある、世界初の全自動スペシャルティコーヒーマシン『FURUMAI』も、その存在感を遺憾なく発揮していました。近未来を想像させる洗礼されたデザインと、抽出されるコーヒーの香り高さに心が躍ります。
最高の豆を、最高の状態でお客さんに届けるため、研究に研究を重ねた、最高のマシンです。
世界屈指のバリスタが『FURUMAI』の開発に携わっており、彼らバリスタのレシピは、いつでもワンタッチで最高のコーヒーを抽出してくれます。
バリスタがいなくても、いつでも最高のコーヒーが楽しめるというのは、再来店する大きなきっかけになるでしょう。
2階:楽園の森(農園)
2階に上がっていくと、1階とは、また一味違う雰囲気に。
2階のコンセプトは「楽園の森」。最高のゲイシャ種は、ジャングルのような農園で生産されおり、ここのフロアでは、それを表す緑を基調にしたデザイン。
壁に固定された8枚のディスプレイに、コーヒーチェリー(コーヒー豆となる果実)の映像が映し出され、華やかさを添えています。
赤いランプは、農園で収穫される真っ赤なコーヒーチェリーを表現しているそう。
コーヒーの生産工程のように徐々に変化してく、各フロアの表現は非常に面白く、コーヒーに詳しくない人が、視覚的にコーヒーの生産工程を知ることができるのも『GESHARY COFFEE』の狙いのひとつです。
3階:楽園の庭(精製)
3階に上がってみると先ほどの印象とは一転、落ち着いた黄色を基調としたフロアが広がっていました。
楽園の庭と名付けられた、こちらのフロアではコーヒー豆の精製を表現しています。 コーヒーの精製とは、収穫されたコーヒーの果実(コーヒーチェリー)からコーヒー豆を取り出す工程のこと。
2階では真っ赤だったランプ(コーヒーチェリー)も黄色に変化しています。
4階:楽園の工房(焙煎)
最上階の4階では、コーヒーの最終工程ともいえる「焙煎」を表現。コーヒー豆は、焙煎することで緑っぽい色だったコーヒー生豆は茶色っぽい色になり、コーヒーの持つ苦味、酸味、甘味、香りなどの風味が生まれます。
最上階らしく、落ち着いた大人の空間が広がっています。ソファー席が多いため、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。
Cafend編集部も、FURUMAIで淹れたコーヒーを試飲させていただくことに。ジャンソン氏が自信をもって提供する最高級のゲイシャ「ジャンソン農園 lot131」を、バリスタの岩瀬氏が考案したレシピで抽出したコーヒーをいただきました。
浅煎りらしい軽快な口当たりだけど、酸味はそれほど尖っておらずマイルド。
甘みが強く感じられ、 ダイレクトに届く華やかな香りが印象的。
口に含んだ瞬間、香りのカプセルがポン!と弾けたように口の中いっぱいに広がります。
コーヒーなのに、まるでフレッシュジュースのようなジューシーさを感じることもでき、ゲイシャ未体験の人には、かなりセンセーショナルな経験になる一杯になるでしょう。
他の店舗では2,000円以上してもおかしくない高級なゲイシャのコーヒーが、1杯800円から飲めるのも驚きです。自社農園を所有している『GESHARY COFFEE』だからこそできる価格なのかもしれません。
せっかくなので、ゲイシャを使った贅沢なカフェラテと特製チーズケーキもいただきました。ゲイシャの風味を引き立たせるチーズケーキも、非常に滑らかな舌触りで美味しい。
最高のコーヒーを片手に、日比谷の街並みを眺める幸せはここでしか味わえない、唯一無二の場所です。
『最高品種ゲイシャ』に寄り添うスイーツやその他のメニューも魅力的
全てが最高級の『GESHARY COFFEE』は、もちろんスイーツも最高級。甘いものに目がないという方でも、十分に満足できるクオリティのスイーツが多数用意されています。
GESHARY COFFEEで用意されているスイーツメニューは以下の通り。
※オープン当初は、メニューが限定される可能性がございます。
■FURUMAI COFFEE
FURUMAIで提供されるコーヒーは「FURUMAI COFFEE」と「FURUMAI Barista Recipe COFFEE」の2種類。この違いについてもお話を頂くことができました。
『GESHARY COFFEE 日比谷店』店舗情報
場所は日比谷駅A4出口を出て徒歩0分。
ぜひみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
■店名 : GESHARY COFFEE 日比谷店 (ゲシャリーコーヒー ヒビヤテン)
■オープン日時 : 令和1年11月1日(金) 11時11分
■営業時間:
■定休日 : 不定休
■フロア/席数 : 1F/3席、2F/35席、3F/37席、4F/25席 全100席
■住所 : 東京都千代田区有楽町1-6-3 有楽町東宝ビル
■アクセス : 地下鉄 日比谷線 「日比谷駅」 A4出口より徒歩0分(60m)
JR山手線 「有楽町駅」 日比谷口より徒歩3分(230m)
地下鉄 千代田線 「日比谷駅」A11出口より徒歩3分(250m)
地下鉄 丸の内線 「銀座駅」 C1出口より徒歩2分(280m)
地下鉄 有楽町線 「有楽町駅」A4出口より徒歩0分 (300m)
地下鉄 三田線 「日比谷駅」A4出口より徒歩0分(320m)
地下鉄 銀座線 「銀座駅」C1出口より徒歩2分(500m)
■取り扱い品種 : ゲイシャ(GEISHA/GESHA) のみ
■自社農園 : ハシエンダ コペイ(コスタリカ)
■提携農園 : エスメラルダ農園(パナマ)、エリダ農園(パナマ)、ジャンソン農園(パナマ)
ナインティプラス農園(パナマ)、ロングボード農園(パナマ)
ゲシャビレッジ(エチオピア)他