ショッピングを海外旅行の最大の楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。日本未発売のブランド品やファッションアイテム、そこでしか買えないグッズを手に入れられる喜びは大きいものです。

 

コーヒーや紅茶に目を向けても、やはりお買い物リストに入れたいブランドや商品も欧米に多々あります。ですが、本記事では優れた機能やデザインを備えた新製品ではなく、レトロなコーヒー・紅茶雑貨に注目。

 

海外の蚤の市やアンティークショップなどでは、新品とはひと味もふた味も違うモノがたくさん売られています。ドイツ在住の筆者が買い集めたそんな雑貨をご覧に入れつつ、“お宝探し”の楽しみをご紹介しましょう!

マーケットで掘り出し物を探すコツって?

蚤の市はヨーロッパのさまざまな街で開かれています。市によって商品の傾向は多少異なりますが、高価な骨董品を扱うディーラーから家庭の不要品を始末したい一般人まで、さまざまな人々が多種多様なものを売っています。

 

お手頃価格の雑貨を買うならば、一般家庭の不用品を譲り受けて販売するディーラーや一般人のブースは狙い目。特に、ディーラーたちはアンティーク品ほど希少ではないものの、味のあるレトロなグッズを扱っている場合も多く、掘り出し物が見つかる可能性は大です。

 

そして購入前には必ず値引き交渉をすること。言い値をそのまま受け入れず、その25割ほど安い値を要求し、最終的に中間点で折り合うことができたら大成功!上手くいけば、期待した値段よりもずっと安く買えることだってあります。

マーケットではこんな雑貨たちに出会えるかも

ここでは、ヨーロッパのさまざまなマーケットで筆者が買い集めたグッズをご紹介しましょう。

コーヒーフィルター

コーヒー関連商品を扱うドイツブランド「Melitta」のフィルター。アルミニウムの本体にベークライトの取っ手がついています。ネットオークションで数十ユーロの値段がつくこともあるフィルターですが、フリーマーケットで1ユーロで手に入れました。

カフェオレボウル


ヒビが入ったり、欠けたりした古い陶器。ですが、普段使いならば充分使用に耐えますし、そんな欠点が魅力にもなります。その上、ヒビなどは値引き交渉の材料にもなりますよ。

コーヒーポット&ティーポット


画像の左から「Made in USA」のアルミ製コーヒーポット、デンマークで購入したホーロー製ティーポット、フランスのコーヒーポット2点。花瓶や単なるオブジェとしても絵になるポットたちです。

ミルク鍋


フリーマーケットでは古い鍋をよく見かけます。陶器製ボウルのように多少の難はあったりしますが、アルミ製の本体に木製の取っ手がついたものや可愛らしいホーロー鍋など、じっくり探すと素敵なデザインの鍋が見つかります。

カラトリーなど

シルバーやステンレスのカラトリーもフリーマーケットで必ず見かける雑貨。植物などをモチーフにしたデコレーションが素敵です。

【海外マーケット情報】コーヒー・紅茶のレトロ雑貨はどこで買える?

ヨーロッパの主要都市で開かれるおすすめの蚤の市やアンティークマーケットからほんの一部をリストにしました。

 

Brick Lane Market(ロンドン)

下町のイーストエンドで毎日曜日開かれるマーケット。食べ物からヴィンテージグッズまでバラエティーに富んだ露天が並びます。

関連サイト:http://www.visitbricklane.org/brick-lane-market/4537676886

 

Portobello Market(ロンドン)

世界的に有名なアンティークマーケット。1㎞以上に及ぶ通りにはアンティークばかりか、ファッションや日常雑貨まで何でもそろっています。基本的に毎日なんらかのマーケットが開催されています。

関連サイト:http://shopportobello.co.uk/about-portobello-market/maps/

 

Puces de Paris – Saint-Ouen(パリ)

「クリニャンクールの蚤の市」としておなじみ、世界最大級のアンティークマーケット。エリアには2000軒以上のショップや露店があり、観光客にも人気スポットです。

関連サイト:http://www.marcheauxpuces-saintouen.com/1.aspx

 

Markt im Mauerpark(ベルリン)

トレンドエリアの1つプレンツラウアーの公園で開かれるフリーマーケット。一般人や若手デザイナー、ディーラーたちのブースが連なる楽しい市です。

関連サイト:https://www.visitberlin.de/en/fleamarket-mauerpark

 

Old Market(ブリュッセル)

マロル地区にあるジュ・ド・バル広場で毎日開かれているフリーマーケット。アンティークからガラクタまで何でもありのマーケットで、あれこれ掘り出し物も見つかるかも。

関連サイト:https://visit.brussels/site/en/place/Flea-market-on-the-Jeu-de-Balle-Square

マーケット巡りをして“お宝探し”のチャレンジを!

以上、蚤の市での買い物のコツや、そこで見つけたコーヒー・紅茶グッズなどをご紹介しました。

 

マーケットに並ぶ何百、何千の商品から「コレだ!」という一品を見つけることは大変であると同時に楽しいものです。みなさんも海外旅行の機会があれば、ぜひ、“お宝探し”にチャレンジしてください!

関連キーワード
  • 海
    【コーヒーとプラスチックごみの問題】環境のためにわたしたちが今できること
  • セイロンティーで有名なスリランカで感じた文化の違い【日本との意外な関係とは】
  • ドイツ流クリスマスシーズンの過ごし方。甘くスパイシーな香りに包まれて
  • 上野の純喫茶は強烈なインパクト! 独特な雰囲気を放つ喫茶店 (後編)
  • 『ドゥルセ・デ・レチェ(ミルクジャム)』とコーヒーのペアリングは最高! 相性の良いコーヒーは?

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう