旬の季節になるとたくさんのスイーツが登場する芋、栗、かぼちゃ。しかし、芋や栗、かぼちゃが大好きで「おいしいから1年中食べたい! 」という人も少なくないようです。
そこで本記事では、季節を問わず芋栗かぼやスイーツを提供しているおすすめのカフェをご紹介します。
濃密な甘さがクセになる「芋スイーツ」のおすすめカフェ
蒸したり焼いたり揚げたり、どんな食べ方をしてもおいしいさつまいもは、ビタミンCが豊富な食材です。強い甘みを持つ品種が多く、スイーツの材料にも打ってつけのさつまいもですが、ここでは絶品芋スイーツが味わえるおすすめカフェをまとめてみました。
望月(MOCHIZUKI) | 麻布十番(東京)
画像引用元:https://www.mochizuki-cafe.com/
2021年9月に、東京・麻布十番にオープンした芋と珈琲の専門店カフェ「望月」。東京地下鉄・麻布十番駅からほど近い場所にある和空間カフェでは、年間を通してさつまいものスイーツを味わえます。糖度50度越えの熟成焼き芋をメインに、春夏はひんやり冷たいかき氷、秋冬はほっくり温かい焼き芋と季節に合わせてメニューが変わり、訪れる人を飽きさせません。店内では、こだわりの製法で3ヵ月以上熟成させた甘い焼き芋に合うようブレンドされたコーヒーや紅茶も提供されており、焼き芋スイーツを一層おいしくいただけます。
住所:〒106-0045 東京都港区麻布十番3-7-4 コムズ麻布十番 1F
営業時間:11:00-23:00(水~土)、 11:00-19:00(日、月)、火曜日定休
OIMO cafe 上富(埼玉)
画像引用元:https://oimocafe.com/fr/2
埼玉県入間郡三芳町上富 にある「OIMO cafe 上富」は、江戸時代から続くさつまいも農家(むさし野自然農場)が手掛けた、芋スイーツ専門店です。江戸時代に庶民の間で大ヒットした焼き芋は川越地方で生産されたものを使用しており、川越芋と呼ばれました。カフェ店内では、かつて「本場もの」ともてはやされた川越芋をはじめ、全国で生産された芋をそれぞれの個性に合わせて熟成して作り上げた焼き芋を提供。
また、季節限定スイーツのほかにも、スイートポテトやお芋のクリームブリュレなど通年食べられるデザートが揃っていて、芋スイーツ好きにはたまらないカフェです。東京の善福寺と碑文谷に支店があり、冷やし焼き芋に加え、オリジナルの芋スイーツが提供されています。
住所:〒354-0045 埼玉県入間郡三芳町上富287
営業時間:11:00 - 18:00(水~日)、月曜日・火曜日定休(祝日オープン)
imomi 大須店(愛知)
2021年5月に、愛知県名古屋市中区大須にオープンした「imomi 大須店」は、豊富なメニューについつい目移りしてしまうこと間違いなしの芋スイーツ専門店です。大須商店街の一角にある白を基調にしたカフェでは、焼き芋をはじめ、さつまいもチップスや大学芋、安納芋ロールケーキやさつまいもの蜜漬けなどをトッピングしたシフォンケーキといった芋スイーツが目白押し。イートインはもちろん、テイクアウトして賑やかな商店街の中をぶらぶら散策しながら食べ歩く人も多いようです。
住所:愛知県名古屋市中区大須3-37-14 マルサンビル 1F
営業時間:11:00~18:00、火曜日定休
蜜香屋 中崎町本店(大阪)
画像引用元:http://mikkouya.com/
さつまいも本来の味や栄養価を最大限に引き出すため、土づくりからこだわる焼き芋専門店の「蜜香屋」では、鳴門金時、紅はるか、シルクスイートなどなど、味も大きさも異なる焼き芋が量り売りされているので食べ比べが可能です。中崎町本店の向かいには、掘りごたつ式座席やカウンター席がある離れがあり、本店内が混んでいても安心。名物の焼き芋のほかにも、ポテト大学や蜜芋ぜんざい、やきいもサンデーなど芋づくしのメニューが揃っています。
住所:大阪市北区中崎1-6-20
営業時間:12:00~19:00、火曜日定休
高級芋菓子しみず 大阪福島店 (大阪)
画像引用元:https://imoshimizu.com/our-story/
2018年4月に大阪福島店をオープンした後、順調に全国展開している「高級芋菓子しみず」は、店頭に掲げられた大きな「芋」の字の看板が目印の和カフェです。こちらで提供される焼き芋はすべて鹿児島から直送されたもので、40日以上かけて熟成させた後にじっくり低温で焼き上げています。店舗では焼き芋のほかにも、さつまいも好きの心を鷲摑みにした贅沢芋パフェ、おはぎやブリュレなどを提供しています。ドリンクにお茶を選ぶと、ティーポットで出てくるのも高ポイント。和のスイートポテトや焼き菓子などテイクアウト用の芋スイーツも充実しており、手土産にぴったりです。
住所:大阪府大阪市北区大淀南2丁目1−1
営業時間:11:00~19:00(月~金)、10:00~20:00(土・日)
上品な甘さが魅力「栗スイーツ」のおすすめカフェ
縄文時代から食べられてきた栗は、日本人には馴染みの深い食材です。秋限定の食材というイメージが強いですが、ここでは年間を通して栗スイーツを提供しているカフェをご紹介します。
和栗モンブラン専門店-栗歩-浅草本店(東京)
画像引用元:https://kuriho-asakusa.owst.jp/gallery
「和栗モンブラン専門店-栗歩-浅草本店」は、国内産の高級和栗を使用した栗スイーツを堪能できるカフェです。マロンペーストを注文客の目の前で絞るのがお店の名物パフォーマンスで、手際よく仕上げられていくモンブランに目を奪われること必至。スポンジやクリームのほか、焼きメレンゲが中身に入っているので、しっとりした食感とザクザクした食感のハーモニーが一度に楽しめます。こちらのカフェは2022年11月現在、全国に25店舗を構えており、全国の栗スイーツ好きを魅了しています。
住所:東京都台東区浅草3-24-8クレスト浅草1F
営業時間:11:00~17:00(月~金)、10:30~18:00(土・日・祝日)
和栗モンブラン専門店 栗りん 大須店(愛知)
画像引用元:https://kurin.gensg.jp/menu/index.html
高知県産や熊本県産の和栗を贅沢に使用したモンブランで有名な「和栗モンブラン専門店 栗りん」。こちらのお店では、視覚、味覚、触覚、嗅覚、聴覚に訴えかける「五感で楽しむモンブラン」を味わうことができます。黄金色に輝くモンブランは、最高級和栗を使った滑らかな舌触りと上品な甘さのマロンペースト、サクサクに焼き上げられたメレンゲ、ほのかに香る栗の香りが特徴です。
ほかにも落ち着いた雰囲気の店内では、ソフトクリームにマロンペーストをかけたモンブランや白あん入りのお団子にマロンペーストをかけたスイーツが提供されています。本店となる大須店以外にも、愛知・豊田店、静岡・浜松店、東京・日本橋コレド室町店、福岡・天神店で栗スイーツを楽しめます。
住所:愛知県名古屋市中区大須3丁目37−40カノン大須 1F
営業時間:11:00~19:00(時期により営業時間の変動あり)、不定休
中島大祥堂 丹波本店(兵庫)
画像引用元:https://www.ntdshop.jp/note/?p=2059
「中島大祥堂」は、丹波栗を使用して作ったモンブランやチーズケーキ、焼き菓子などを販売しています。こちらのお店で使用されるのは、自社栗園で収穫された丹波栗。丹波栗といえば、現存する中で日本最古の書物として知られる古事記の中に記されるほど古い歴史を持ち、平安時代には朝廷への献上品として丹波の国から贈られたことが記録されています。
丹波本店のカフェスペースでは、丹波栗だけではなく、地元生産者たちが丹精を込めて育てた丹波産黒豆や丹波大納言小豆、丹波で収穫された新鮮な野菜を使ったスイーツや料理を味わえます。中島大祥堂の栗スイーツはオンラインショップのほか、大阪では髙島屋大阪店、大丸心斎橋店、大丸梅田店 、東京では大丸東京店 、六本木ヒルズ店で購入可能です。
住所:兵庫県丹波市柏原町柏原448番地
営業時間:11:00~17:00(月~金)、11:00~17:30(土・日・祝日)、水曜日定休
優しい甘さの「かぼちゃスイーツ」のおすすめカフェ
スープやサラダ、煮物などの料理に大活躍するかぼちゃは、スイーツにしてもおいしく食べられる優秀な食材です。ほっこり優しい甘さが魅力のかぼちゃスイーツが食べられるカフェをご紹介します。
かぼちゃスイーツ専門店「カボチャ」(東京)
画像引用元:https://www.instagram.com/p/CYV4jV1lB0B/
2006年にオープンした、かぼちゃスイーツ専門店「カボチャ」。2021年には三軒茶屋から世田谷区に移転し、さらにメニューが豊富になりました。かぼちゃ一筋17年のこちらのお店では、かぼちゃのモンブランからはじまり、焼きプリンやチーズケーキ、シュークリームやシフォンケーキ、ティラミスやパイなどなど、かぼちゃを使ったスイーツが勢ぞろい。
また、スイーツのみならず、パンやドリンクに至るまでかぼちゃを使う徹底ぶりです。ひと口にかぼちゃといってもその種類は多く、スイーツの種類ごとに使用するかぼちゃの品種を変えているこだわりようには、ただただ感服するばかり。夏季限定販売されるかき氷は、ユニークな発想と圧巻の見た目が話題となっています。かぼちゃの聖地と呼ぶにふさわしいこちらのお店、かぼちゃ好きならぜひ一度立ち寄ってみたいですね。
住所:東京都世田谷区若林1丁目7-1
営業時間:10:00~21:00(水~日、20:00閉店の場合もあり)、月曜・火曜日定休(不定休あり)
アンコール・ワット(東京)
画像引用元:https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130403/13001035/dtlphotolst/1/smp2/
1982年に東京・代々木にオープンしたカンボジア料理店「アンコール・ワット」。カフェではありませんが、カンボジア名物のかぼちゃケーキ(かぼちゃプリン)が食べられる老舗店です。プリンと聞くと、容器にプリン液を注いで作ったものを想像する人も多いのではないでしょうか?しかし、こちらのお店で提供されるのは、種を取り除いたかぼちゃの中にココナッツからできたプリン液を流して作られた、本場カンボジアのかぼちゃスイーツです。素朴な見た目かつ優しいかぼちゃの味がするスイーツは、どこか懐かしい気持ちにさせてくれるでしょう。
住所:東京都渋谷区代々木1-38-13 住研ビル1F
営業時間:11:00~14:30/17:00~22:00
かぼちゃの店(千葉)
千葉県佐倉市の閑静な住宅街の一角で営業している「かぼちゃの店」は、2000年にオープンして以来、多くのかぼちゃ好きを虜にしてきた人気店です。一般的にかぼちゃの旬は秋から冬の時期だといわれていますが、こちらのお店では年間を通してかぼちゃプリンやタルト、焼き菓子などをリーズナブルな価格で販売。かぼちゃを使用した犬用クッキーは人間も食べられるので、愛犬とのおやつの時間にぴったりです。
住所:千葉県佐倉市六崎999-2
営業時間:10:00~15:00(木~土)、10:00~17:00(日・月)、火曜・水曜日定休
コーヒーとの相性も抜群
季節限定販売されることが多い芋栗かぼちゃのスイーツですが、人気の食材だけあって、最近では1年中芋栗かぼちゃのスイーツを販売している専門店の数が増えているようです。コーヒーとの相性も良い芋栗かぼちゃのスイーツ、どんなコーヒーが合うのか考えながらスイーツを選ぶのも楽しいかもしれませんね。