消費者や支援者からの災害救援金を求めて、
救援活動と再建支援のためのキャンペーンが、GoFundMeにて始まりました。
5月初旬、たくさんの国際的なメディアが COVID-19 の報道に追われている中、東アフリカのコーヒーを育てている様々な地域では、絶え間ない土砂降りや豪雨による洪水及び土砂崩れの被害が続きました。
その結果、東アフリカでの異常な激しい豪雨により何百もの人々が死亡し特にルワンダにて被害がありました。これによって広範囲で避難民や、土地や農作物、インフラの損害を引き起こしました。
豪雨の影響が特にひどかったのはルワンダ北部のニャビフ地区でした。ニャビフは人気のあるシャイラやブンガのコーヒーの生産者たちが暮らしている地区です。悲しいことにこの洪水によって、このコミュニティでは28人のメンバーが命を落としました。
これに加え、このコミュニティでは少なくとも325世帯の住宅が倒壊し、家畜、コーヒーの木、他の農作物も失ないました。36のクラスルームや12軒の教会、ヘルスケアセンター、ブンガマーケット、電気と水の供給事業など生活に必須なコミュニティや公共事業も破壊されました。
シャイラのコーヒーウォッシングステーションの管理者であるエヴァリスト•ハフミマナ氏は、「これらの洪水と土石流は私たちが生きてきた中で1番悲劇的な出来事でした。28名が亡くなり、住宅や道路、橋、畑の作物、動物の全てが被害を受けました。」と述べています。
これまでにコーヒーの生産管理者は、シャイラとブンガのウォッシングステーションにコーヒーチェリーを届けている200世帯以上を訪問し、直接受けた影響はどの程度か情報を集めています。
仮報告書では現在までに直接的に受けた損失の詳細が記されており、再建のために必要な費用は約132,000ドル(USD)と見積もられています。現地の年間の平均収入は$700よりも少ないことから、とても大きな損害が出ています。
Raw Material とMuraho Trading Coは提携し、GoFundMeを通して救援活動のための資金を調達するためにキャンペーンを始めました。Raw Materialのマット•グレイリー氏は次のように述べています。「主なインフラを再建するために政府は出来る限りのベストを尽くしています。被害を受けた各世帯が回復し彼らの長期的なニーズを満たすためには、より個人的なレベルでの支援が必要とされています。」
ニャビフ地区のコーヒー生産者の支援は大変重要です。この地域でのだいたいの生産者は、彼らの世帯収入の65%をコーヒーの生産から得ています。COVID-19が原因でもともと減少していた収入ですが、この洪水被害によりさらに収入が減少しています。
寄付された資金は次の3段階で使われる予定です。まず早急に対応する必要があるニーズ(食料、水、衣服)、次に住宅の再建や農作物と家畜を元通りにするニーズ、最後に将来起こるであろう異常気象に備えるニーズです。
グレイリー氏は「ひとつひとつの寄付は現在のニャビフ地区の人々を助けるだけではなく、将来の対応のための投資にもつながり、災害のサイクルを緩和させるために有効です。」と述べました。
■運営しているのは誰ですか?
Raw Materialは、世界中のコーヒー生産者コミュニティにフォーカスした社会的企業です。Raw Materialが生み出した利益は生産者へのコーヒーの支払いに加えて、そのコミュニティの投資に使用されることによって100%生産者へ渡っています。Raw Materialは小規模農園のネットワークと共に働いています。また、変動なく持続可能な価格にて支援し、コーヒーの品質やコミュニティの成果を向上させている献身的なコーヒーのバイヤーです。
https://www.rawmaterial.coffee
■寄付に関する詳細はGoFundMeのページ lixnkにてご覧いただけます。