海外のカフェでコーヒーを注文するときに「コーヒー、プリーズ」ではなく、もっとスマートにコーヒーを注文してみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
メニューを指して自分の欲しいコーヒーを注文するのも良いですが、現地の人々が話している言葉を使って注文できれば、すんなりオーダーも通るでしょう。本記事では、英語とスペイン語、マレーシア語でコーヒーを注文する方法をご紹介します。
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英語でコーヒーを注文してみよう
英語に苦手意識がある方でも、下記のフレーズさえ覚えてしまえば、緊張せずにコーヒーを注文することができるはず。自分のお気に入りのコーヒーを注文できるよう、練習してみてくださいね。
Could I have a cup of coffee, please?
ホテルやレストランなどでコーヒーを注文するときには、「コーヒーを一杯いただけますでしょうか? 」と、丁寧な言葉を使って注文してみましょう。「a cup of coffee」が言いにくいなら少し省略して、「Could I have a coffee, please? 」と言うことも可能です。
Could I have a medium coffee to go?
上記の英文を訳すと、「ミディアムサイズの持ち帰りのコーヒーをいただけますか? 」になります。もしも、コーヒーショップでコーヒーをテイクアウトしたいのであれば、「to go」(持ち帰り)を文章の最後に付けて注文しましょう。
Can I get a small latte for here?
「カフェラテのスモールサイズをください」と少しだけカジュアルな感じで言いたいなら、上記のように言えるでしょう。文章の最後に「for here」を付けることで、店内でコーヒーを飲む意思を伝えることができます。
Can I have a large, sugar-free, non-fat latte, please?
シアトル系のコーヒーショップに行くと、サイズやカスタマイズ方法など、店員さんからいろいろと聞かれて慌ててしまうことがあるかもしれません。そのような場合には、事前にどんなコーヒーを注文したいのかを具体的に考えておくと良いでしょう。例えば上記のように、注文内容を一文にして、「ラージサイズの砂糖なし、ノンファットミルクのカフェラテをください」と言うことができます。
I’d like a large mocha, please.
カフェやレストラン、コーヒーショップなどで食べ物や飲み物を注文するときには、「Could I have a~」や「Can I get a~」といったフレーズをよく使用します。しかし、上記のように「I’d like a~」を使用して、「ラージサイズのモカをお願いします」と注文することも可能です。
スペイン語でコーヒーを注文してみよう
スペインのコーヒー文化を知りたいなら、バルやカフェに足を運んでみましょう。コーヒーを注文するときに使える、スペイン語のフレーズをご紹介します。
Me gustaria un Americano, por favor.
「Me gustaria」は英語の「I’d like」と同じ意味で、「por favor」は英語の「please」と同じ意味です。上記のスペイン語の文章を日本語に訳すと、「アメリカーノをお願いします」になります。アメリカーノとはエスプレッソにお湯を加えたコーヒーのことで、日本の浅煎りのコーヒー豆から抽出するアメリカンコーヒーとはまったくの別物です。
Un café con leche, por favor.
「café con leche」はミルク入りのコーヒーのことで、エスプレッソを使用して作られる場合が多いため、カフェラテに近いコーヒーだといえるでしょう。「ミルク入りのコーヒーをください」とスペイン語で言いたいときには、上記のように言えます。ちなみに、本場スペインでは朝食時に注文するのが一般的なので、食後や夜に注文すると店員に変な顔をされてしまう恐れがあります。
Traigame un café solo, por favor.
「Traigame」は英語の「bring me」と同じ意味になり、「Traigame ~, por favor」で「~を持ってきてください、~をください」という意味になります。「持ってきてください」と言うと横柄に聞こえてしまわないかと心配になるかもしれませんが、スペイン語では日常的によく使用されている言葉なので心配は無用です。スペインの「café solo」は、エスプレッソのことを指しますから、「エスプレッソをください」と言いたいときには上記のように言えます。
¿Me puedes dar un café capuchino para llevar?
「¿Me puedes dar~?」は、「~をいただけますか?」という意味です。「para llevar」は「持ち帰りのための」という意味になりますから、「テイクアウト用のカプチーノをいただけますか? 」と言いたいときには上記のように言えるでしょう。
マレーシア語でコーヒーを注文してみよう
独特のコーヒー文化が根付いているマレーシアでは、日本はもちろん、欧米諸国では味わうことのできないコーヒーを楽しむことができます。そんなマレーシアのコーヒーを注文するときに使用できるフレーズを、いくつかご紹介します。
Minta kopi O, satu.
「kopi O」とは、砂糖入りのコーヒーのことです。そのため、「砂糖入りのコーヒーを一杯ください」とマレーシア語で注文したいときには、上記のように言えます。もしも、ブラックコーヒーを注文したいというのであれば、「kopi O kosong」と注文してみることができます。
Saya mahu kopi C.
「Saya mahu~」は、「わたしは~が欲しい」という意味です。「kopi C」とは、砂糖と無糖練乳であるエバミルクが加えられたマレーシアのコーヒーのことで、甘いカフェオレに近いといえるでしょう。砂糖入りのカフェオレが飲みたいときには上記のように注文できますが、砂糖を抜いて欲しいときには、「kopi C kosong」と注文してみましょう。
Saya minta kopi, ya.
「わたしはコーヒーをお願いしますね」と言いたいときには、上記のように言うことができます。一般的にマレーシアでコーヒーを注文すると、コンデンスミルクが加えられたものが出てきます。あまり甘くして欲しくないときには、「minta kopi yang kurang manis」と伝えると良いでしょう。
Saya mahu order kopi Gao.
「Saya mahu order~」で、「わたしは~を注文したい」という意味になります。「kopi Gao」とは、濃いコーヒーにコンデンスミルクを加えたコーヒーで、まろやかな口当たりが特徴のマレーシアのコーヒーです。
海外のコーヒー文化をもっと楽しもう
今回は英語だけではなく、スペイン語やマレーシア語でのコーヒーの注文の仕方をご紹介しました。現地の言葉を話す努力をすれば、旅はもっと面白くなるはずです。
また、外国語でのコーヒーの注文の仕方をマスターすれば、現地でコーヒーショップ巡りをすることもできるでしょう。海外に行くときには、日本とはひと味もふた味も違ったコーヒー文化を楽しみたいですね。