アジアのスペシャルティコーヒーを扱うことで現地の社会課題の解決を目指す、海ノ向こうコーヒー(運営:株式会社坂ノ途中/京都市/代表 小野邦彦)から、内戦のため輸出量が激減しているイエメンのモカコーヒー『イエメン モカオリジンズ』の販売を、2019年4月13日より開始されます。

紅海に面する、モカ港から輸出される「モカコーヒー」が有名ですが、2015年からつづく内戦で生産量は減少、コーヒー農家は収入を失いました。また輸送は戦闘地域や、閉鎖された空港を経由するためリスクを伴い、輸出量も激減しています。

※2019年2月、イエメンに渡航しようとした日本人ジャーナリストが経由地オマーンで強制送還されるニュースが流れましたが、イエメンは今も渡航が禁止されています。

イエメンでコーヒーを育てる兄と友人たち

株式会社Mocha Origins 代表を務めるAl Mogahed Tareq氏(タレック氏)はイエメン出身。内戦のはじまる1年前、2014年に大分県の立命館アジア太平洋大学留学のため来日。タレック氏の兄や友人がイエメンでコーヒーを育てており、在学中にイエメンと日本をつなぐビジネスを着想し、株式会社Mocha Originsを設立しました。

 

※海ノ向こうコーヒーは、このMocha Origins社のコーヒーの取り扱いを2019年4月からスタート。

 

多くの困難を乗り越えて、イエメンの兄から日本の弟のもとに届けられた希少なモカコーヒーを、国内最大級のコーヒーの祭典、東京・青山で開催される東京コーヒーフェスティバルでタレック氏のトークとともにお楽しみくださいませ。

株式会社Mocha Originsとは? 

 2人のイエメン人留学生と1人の日本人学生が創設。イエメンの「高品質」で「生産情報を辿れる」スペシャルティコーヒーの日本への輸入を主業務とする。目標はイエメンのコーヒー産業の復興、またイエメンの社会問題であるカートや政治紛争による経済悪化を解決に導くこと。

 

そのためのミッションを、イエメンのコーヒー栽培農家が徹底した管理のもと、最高品質のコーヒー豆を生産、流通、販売することに置いている。取り扱う全ての豆は、農家の情報を記載することで完全なトレーサビリティを有する。

東京コーヒーフェスティバル

日時:2019年4月13日(土)・14日(日)11:00〜17:00

 

場所:国連大学前広場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)※Farmer’s Market @UNU内
(トークショーは各日14:00-15:30。タレック氏はトーク以外の時間は海ノ向こうコーヒーのブースでコーヒーをサーブ予定)

 

イエメン モカ オリジンズ 概要

【生産地】イエメン ハラズ  ワディーセイル(1,700-2,240m)
【内容量】100g
【精製】ナチュラル
【焙煎者】LIGHT UP COFFEE
【品 種】アラビカ種 ジャディ
【栽 培】栽培期間中、農薬化学肥料不使用
【価 格】2,000円(税抜)
【味わい】風味は複雑かつ独特で、ワインのように芳醇な果実感とフローラルさがあります。
【購入方法】オンラインショップ(https://on-the-slope.com/umi/)よりご注文ください。

会社概要・お問い合わせ

■株式会社 坂ノ途中
■京都市下京区西七条八幡町21番地
■代表取締役:小野 邦彦
■設立:2009年7月
■事業内容:提携生産者が栽培した農産物の販売。環境負荷の小さい農法で栽培された「海ノ向こうコーヒー」の販売。オーガニックが広がるオンラインプラットフォーム”farmO(ファーモ)”運営。
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