シアトル系カフェや、イタリアのエスプレッソチェーンは以前から人気を集めていますが、近年オーストラリアスタイルのカフェがじわじわと増えてきているの、知っていましたか?
味もSNS映えも楽しめてしまう、オーストラリアのカフェ文化についてご紹介します。

オーストラリアのカフェの特徴

もともとイタリアからのエスプレッソ文化が入ってきたのはアメリカも同じですが、シアトル系カフェが世界を席巻するよりも前にオーストラリアではエスプレッソドリンクが浸透していたとされています。

オーストラリアでは、チェーン店よりも小規模な個人経営店の方が人気が集まる傾向があり、都市部はカフェの店舗数が非常に多いそうです。それぞれのカフェが個性をアピールし、現在のようなカフェ文化が形成されました。イタリアのバール文化に似ているところが興味深いです。

オーストラリアのカフェ事情〜ブラックorホワイト〜


独自の進化を遂げたオーストラリアのコーヒー文化では、メニューが独特な呼称をされることもしばしば。日本でも無糖のコーヒーのことを「ブラックコーヒー」と呼びますが、オーストラリアでもこれは同じ。しかし、それと対比してミルクを入れたコーヒーを「ホワイトコーヒー」と呼びます。

 

酪農大国オーストラリアではやはり牛乳が人気者で、名物とも言える「フラットホワイト」というドリンクが大人気になっています。フラットホワイトはラテのようにスチーミングした牛乳をエスプレッソに混ぜる飲み方ですが、ラテよりも牛乳の比率が多く、口当たりもそれだけクリーミーで飲みやすいと言えるでしょう。
近年では健康思考が高まっているようで、豆乳や低脂肪乳を置いているカフェも多いとのこと。

オーストラリアのカフェ事情〜ロングorショート〜


オーストラリアのカフェでは、日本で飲むような濃さのコーヒーを頼むとき「ロングブラック」と注文しなくてはなりません。ロングブラックはいわゆる「アメリカーノ」のことで、エスプレッソをお湯で割ったもの。対して「ショートブラック」はストレートなエスプレッソのことを指します。

ちなみに、真夏でもホットメニューがメインだというオーストラリア。アイスコーヒーが飲みたいときには「アイス・ロングブラック」となります。間違って「アイスコーヒー! 」と注文すると、アイスクリーム入りのコーヒーが出てくるそうです……

 

関連記事:イマドキカフェでよくみるショートブラック、ロングブラックの違いとは?

SNS映えするラテアートも魅力


オーストラリア系カフェでは、ラテ系ドリンクにはかなりの確率でハートやリーフなどのステキなフリーポア・ラテアートが描かれています。飲みやすくて美味しく、しかもSNSにも映えるフラットホワイトはカフェ女子にもオススメ! オーストラリア系カフェ入門にいかがでしょうか。

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