紅茶のマリアージュってなに？コツを押さえて楽しむマリアージュ

紅茶が好きな方なら、「マリアージュ」という言葉を耳にしたこともあるのではないでしょうか。フードペアリングなんて呼び方のほうがピンと来る人も多いかもしれません。

マリアージュとは、コーヒーや紅茶、ワインなどの飲み物とフードの相性を合わせることをいいます。相性のいいもの同士で食べるとそれぞれの良さを引き出すため、さらに食事が美味しくなります。

飲み物と食べ物の組み合わせは面白く、紅茶にはスイーツだけでなく、和食や洋食など取り合わせもいろいろ。

今回はそんなマリアージュの方法をご紹介します。

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マリアージュってなんだろう？

マリアージュとは、食べ物と飲み物を組み合わせるという意味。
フランス語で「結婚」という言葉になりますが、日本ではフードペアリングがこれに当てはまります。

よく知られているのは、ワインとチーズの組み合わせといったところではないでしょうか。

マリアージュは紅茶だけでなく、ワインやコーヒーなどのフードの組み合わせでも使われています。

マリアージュの言葉通り、組み合わせたもの同士の関係は対等で、それぞれの長所がお互いを助け合い、より美味しさを高めるのです。

マリアージュをする際のコツ

マリアージュの合わせ方は、紅茶とフードの向きを考えることが秘訣です。

方向を軸にして、同じ向きの物で組み合わせたり、反対の方向の食べ物を組み合わせたりするのがコツになります。

紅茶・フードを同じ方向で合わせる

マリアージュの基本的なコツは、紅茶とフードを同じ方向で合わせることです。
たとえば、アールグレイのような柑橘系の香りの紅茶なら、おなじく柑橘系のフルーツが入ったケーキやタルトがよく合います。

香ばしい香りのアッサムティーには、こんがり焼いたクッキーやビスケットがおすすめ。

このように、香りや味が似た系統のものを合わせるのが、マリアージュのコツといえるのです。

反対の方向のスイーツ・フードを合わせる

マリアージュには、反対の食べ物を合わせる方法もあります。
甘いお菓子に、スッキリした味や香りの紅茶をマリアージュするのもアリでしょう。

和菓子とお茶の組み合わせがあるように、クセがなくすっきりした味わいの紅茶と、濃厚な味のお菓子とのマリアージュは、それぞれの素材の良さを引き立てます。

また、紅茶に含まれたタンニンは口の中の油分を洗い流してくれる作用があるので、スッキリした紅茶を合わせれば、濃い料理やフードもくどさを感じずに食べれること間違いなしでしょう。

おすすめの食べ合わせ？紅茶のマリアージュ

「マリアージュをやってみたいけど、どうやって組み合わせていいのかわからない」

いざマリアージュをやるとなると、戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、紅茶とスイーツ・フードのおすすめマリアージュを考えてみました。

ショートケーキ

生クリームたっぷりのショートケーキには、ミルクティーのマリアージュがおすすめ。ミルクティーの脂肪分が、ケーキのクリームの脂肪を胃に流して軽い口当たりにしてくれます。

ミルクティーに合う紅茶はこのタイプです。

チョコレート

紅茶とチョコレートのマリアージュもおすすめです。
深い香りと苦味があるチョコレートには、個性がある紅茶を合わせるのがマリアージュのコツ。

香りの強いアールグレイティーやウバティー、パンチの効いたアッサムティーがチョコレートとのマリアージュにおすすめです。

食事

マリアージュはスイーツだけでなく、食事のときも合わせることができます。
2017年にはキリン午後の紅茶から『食事に合うミルクティー』が発売されおり、紅茶と食事のマリアージュも普及つつあります。

基本的に、バターなどの乳脂肪分が多い洋食にはミルクティー、和食の場合は香りや渋みが少ないスマトラやケニアなどの紅茶とマリアージュがおすすめです。

紅茶のマリアージュで食事・ティータイムがさらに楽しくなる！

紅茶のマリアージュは、スイーツやデザートだけでなく、食事のときなどさまざまなシーンで使えます。

いつもの食事や、ほっと一息ついて紅茶を飲むとき、マリアージュを知ることでより一層楽しくなるのではないでしょうか。