青いマグカップ

コーヒーの味にこだわりたいのなら、コーヒーカップにもこだわってみてはいかがでしょうか。

 

お気に入りのコーヒーカップでコーヒーを飲めば一段とおいしく感じるものですが、実はコーヒーとコーヒーカップにも相性というものが存在します。

 

そこで本記事では、どんなコーヒーにどんなカップを合わせるとより一層おいしく飲めるのか、さらにはシチュエーション別のコーヒーカップの選び方についてご紹介します。

 

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コーヒーカップの種類と相性抜群のコーヒーについて

たくさんのコーヒーカップ

なぜコーヒーカップにこだわるべきなのか、どんな種類のコーヒーカップがどんなタイプのコーヒーと相性が良いのかについて調べてみました。

 

もしもあなたが、「どんなコーヒーカップで飲んでも、コーヒーの味に違いは生じない」と思っているのであれば、考えを改める必要があるかもしれません。コーヒーの味わいは、香りや酸味などコーヒーそのものが持つ要素と抽出方法によって変わりますが、使用するコーヒーカップによっても変わってきます。

 

コーヒーカップの種類により、香りの立ち方や口当たり、コーヒーの温度が異なってくるため、コーヒーカップを選びはコーヒーの味を左右するといっても良いでしょう。コーヒーとコーヒーカップの相性が抜群なら、いつもよりもっとコーヒーをおいしく飲むことができますよ。

厚みのあるコーヒーカップ:コクのあるコーヒーを

飲み口が厚く、どっしりとした重みのあるコーヒーカップには、苦みが強くコクのあるコーヒーを合わせるのがおすすめです。強い苦みが特徴的なコーヒーでも、飲み口が厚いコーヒーカップで飲めば苦みが薄らぎ、まろやかに感じられるでしょう。

 

備前焼や美濃焼など、日本にはさまざまな種類の「やきもの」があります。釉薬をかけずに焼成されるざらざらした肌の炻器(せっき)や釉薬をかけて焼成される光沢のある肌の陶器といった種類にかかわらず、飲み口に厚みのあるものであればコクのある深煎りのコーヒーを合わせてみてはいかがでしょうか。

飲み口の薄いコーヒーカップ:酸味のあるコーヒーを

飲み口が薄く、繊細な印象を与えるコーヒーカップは、浅煎りのコーヒーのように酸味を持つコーヒーとの相性が良いようです。酸味があるすっきりした味わいの浅煎りのコーヒーは、少し冷めるとフルーティーな甘みが感じられるようになります。そのため、飲み口が薄くて広がっているタイプのもので、コーヒーが冷めやすいコーヒーカップに合わせると、浅煎りのコーヒーのおいしさを引き立てることができるでしょう。

 

カフェインの含有量は深煎りのコーヒーよりも高いものの、苦みが少なく口当たりがあっさりしているためか、一日に何杯も浅煎りのコーヒーを飲むという方もいらっしゃるようです。そのような場合においても容量が多いマグカップのようなタイプのものより、容量が比較的少ない飲み口が薄くて底が浅いコーヒーカップを選べば、カフェイン摂取量を抑えるのに役立つかもしれません。

【シチュエーション別】ぴったりのコーヒーカップを探してみよう

白いコーヒーカップ

コーヒーカップを選ぶときには色やデザインをはじめ、カップの種類や素材・サイズなどを考慮して選ぶ方が多いのではないでしょうか。ここでは少し違った観点から、シチュエーション別にそのときどきにふさわしいコーヒーカップの選び方をご紹介します。

時間をかけてゆっくりコーヒーを味わいたいなら

コーヒーを飲みながらのんびりくつろぎの時間を過ごすなら、ゆっくり飲んでもコーヒーが冷めにくい保温性の高いコーヒーカップを選びましょう。重厚感があって底が深いマグカップはもちろん、陶器や炻器(せっき)の厚手のコーヒーカップ、さらにはステンレス製のサーモマグカップなどがおすすめです。

短いコーヒーブレイクで気分をリフレッシュしたいなら

仕事の合間にとる束の間のコーヒーブレイクには、飲み口が広いタイプのコーヒーカップがおすすめです。飲み口が広がっているコーヒーカップは香りが広がりやすく、コーヒーの良い香りが気分をリフレッシュさせてくれるでしょう。

 

また、飲み口が薄くて底が浅いタイプのコーヒーカップなら中身が冷めやすいので、たとえ休憩時間が短かったとしてもコーヒーを飲み切ってしまうことができます。薄型の磁器やガラス製のものはデザイン性が高いものが多いですから、目で見て楽しむことができ、気分転換のためのコーヒーブレイクにもぴったりだといえるでしょう。

コーヒーカップで変わるコーヒーの味わいを楽しんで

ホットコーヒー

コーヒーが大好きだという方の中には、いろいろな種類の豆を揃えて、気分に合わせてその日に淹れるコーヒーを変える方もいらっしゃるのではないでしょうか? そのような場合には、豆や抽出方法だけにこだわるのではなく、コーヒーカップにもこだわってみることができます。コーヒーの特徴やコーヒーを飲むシチュエーションに合わせたコーヒーカップを選べば、最高の一杯を味わうことができるでしょう。

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