コーヒーフレーズ

コーヒーによって導かれる出会いや新たなチャンス・気づきなど、過去を回想するとコーヒーが鍵になっていた出来事はありませんか? 何気なく飲む1杯のコーヒーが、人生と深くリンクするとしたら、興味深いですよね。
 
今回は、さまざまな国の生活に溶け込むコーヒーにまつわるフレーズに着目。世界に伝わるユニークなコーヒーのことわざや名言について、言葉の意味やその国の文化なども考察しながらご紹介します!

言葉に込められたコーヒーの意味が深い!世界から見たコーヒーとは?

コーヒーと恋愛

ドイツ:“Coffee and love are best when they are hot.

『コーヒーと恋愛は熱いときが最高』
 
コーヒーと恋愛はアツアツのときが一番! というわかりやすくておしゃれなフレーズです。恋愛の盛り上がりとコーヒーの温度をかけたドイツ人の感性が、素敵だと思いませんか? 一方で、冷たくなったコーヒーは、冷めきった恋愛のようなもの。
 
世界的にも有名なコーヒーの格言であり、ロマンチストな恋愛観を持つドイツ人ならではのフレーズと言えるでしょう。

オランダ:“Men should be like coffee, hot, sweet, and strong.”

『男はコーヒーのように、熱く、甘く、強くあるべき』
 
情熱的でスウィートで強い男性…多くの女性が待ち望む、白馬の王子様を連想させるような男性像。Hotという言葉には、熱いという意味のほかにも魅力的やイケてるという捉え方もできるので、ますます女性が心を奪われる条件がそろっています。
 
コーヒーを男性の特徴にたとえて、強さも表現しているところがユニーク。レディーファーストが定着しているオランダ発のフレーズです。

ジャマイカ:“You can’t take the milk back from the coffee.”

コーヒーとミルク
『コーヒーに入れたミルクを取り戻すことはできない』
 
ジャマイカに伝わるフレーズで、一度決めたことは受け入れなければならないという意味合いが込められています。コーヒーにミルクを混ぜた後で入れなきゃよかった…と思っても、ミルクだけを取り出すことはできません。
 
もう一度コーヒーを初めから作る作業は、とても面倒なこと。 人生も同じであり、リセットするのは大変なので、決断には覚悟が必要というメッセージが読み取れます。自由なお国柄のジャマイカだからこそ、肝に銘じておきたいフレーズなのかもしれませんね。

トルコ:“From One Coffee to Forty Years of Friendship.”

コーヒーと友情
『1杯のコーヒーは40年の友情に値する』 

 

1杯のコーヒーが、素晴らしい人間関係の始まりになるというトルコに伝わる素敵な言葉。コーヒーが引き寄せる出会いとストーリーを感じさせるフレーズです。トルコでは、この言葉にちなんで語り継がれるお話もあるのだとか。

トルコ:“Coffee and Tobacco are complete repose.”

 『コーヒーとタバコは心からの休息』
 
独特な味わいのターキッシュコーヒーと水タバコへの愛が詰まった一文。この2つがあれば、幸せなリラックスタイムを過ごせるトルコ人が多いのは間違いありません。

アメリカ:“An American will go to hell for a bag of coffee.”

 『アメリカ人はコーヒーバッグのために地獄でさえ行く』
 
アメリカ人がいかにコーヒーを愛しているかを皮肉っぽく表現したフレーズ。コーヒーを飲むためには何でもするのが、アメリカ人だとイメージできますね。もちろん、コーヒーを飲まないアメリカ人もいますが、それほどコーヒー中毒のアメリカ人が多いのでしょう。

世界のセレブが残したコーヒーにまつわる名言

コーヒーと笑顔
Clark Gable:“I never laugh until I’ve had my coffee.”

『コーヒーを飲むまでは絶対に笑わない』 

 

アメリカの古きムービースター・Clark Gableが残した言葉。コーヒーが、彼の幸せなライフスタイルには欠かせなかったことがわかるフレーズですね。コーヒーがないと1日が始まらない! と、共感するコーヒーラバーは多いでしょう。

Moonstruck:“You make good coffee … You’re a slob, but you make good coffee.”

 『君の淹れたコーヒーは美味しい…君はずぼらだけど…コーヒーは美味しい』

 

こちらは1987年に制作されたアメリカの恋愛コメディー映画『Monnsstruck』の中のセリフ。性格的には問題があるけど、コーヒーが美味しいから離れられない…とも取れるフレーズです。コーヒーを上手に淹れられる女性は、男性の心を射止めらるかもしれませんね。

Mae West:“If I asked for a cup of coffee, someone would search for the double meaning.”

コーヒーと誘い
『もし私がコーヒーに誘ったら、2つの意味を探る男性もいるでしょう』

 

1900年代の初期から中期にかけて活躍したアメリカの女優で歌手、そして当時のセックスシンボルであったMae Westの言葉。コーヒーへのお誘いは、深い関係になるための誘いにも取られるという彼女の考えです。

 

華やかな世界にいたMae Westは、コーヒー1杯から期待を抱く多くの男性を見てきたのでしょうね。

言葉の中でも存在感が光る!コーヒーが創造する人生や恋

コーヒーと人生
普段何気なく飲むコーヒーや1日のスタートに欠かせないコーヒー、コミュニケーションを支えるコーヒーなど、コーヒーとのかかわり方は人によって千差万別。コーヒーが、人の想いによって国の文化を象徴するかのように、フレーズの中に表現されるのは面白いですね。
 
この機会に、コーヒーが自分のライフスタイルに与える影響やコーヒーがかかわった過去などを思い返してみませんか? コーヒーと自分の人生について、ユニークな視点から考察してみましょう!

関連キーワード
  • コーヒーコレクティブ
    「ヒュッゲ」の国のサードウェーブコーヒー The Coffee Collective (コーヒー・コレクティブ)
  • 陽気なイタリア人とエスプレッソの関係。秘密はイタリアのコーヒー文化にあり!
  • 『ロボットバリスタ』が世界で実用化?! 人気の理由とバリスタの将来は?
  • ニューヨーク発「Gotham Coffee Roasters」から猫好きにはたまらない新ブランド『Little Cat Coffee』登場!
  • 山の写真
    【焙煎は自宅で!が基本スタイル】コーヒーの名産地インドネシア・スンバ島のコーヒー事情

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう