クローゼット衣類

春うらら。暖かい日が増えてくると、分厚い上着や冬物の衣類を早く整理し、スッキリ春色に衣替えしたくなりますよね。

店頭に並ぶ化学薬品を使用した合成防虫剤。小さなお子さまがいるご家庭や敏感な方にとっては、体への影響や安全性が気になる場合もあるかもしれません。

今回は、子どもからお年寄りまで安心して使える、衣類防虫に役立つ天然の虫除けハーブについてです。

虫を寄せ付けない!天然ハーブの力に注目

大地に根を張り、動くことができない植物たち。
ハーブがもつ抗菌や虫除けの働きとは、そもそも自らを病害虫から守るためのもの。
虫の嫌がる芳香物質を揮発させ、防御しているのです。
私たちが、この香り成分の効果を利用すれば、"虫を寄せ付けないようにすることができる" ということなんですね。

衣類防虫に適したハーブとは?

それでは、「天然の芳香成分をもつ」衣類防虫に役立つハーブとは、一体どんなものが最適なのでしょうか。
お庭で育てられるハーブやスパイスハーブなど、身近に入手しやすいものを中心に、いくつかご紹介していきましょう。

1.お庭やプランターから

ローズマリー
ローズマリー
愛らしいマリンブルーの小さなお花をつける、シソ科のローズマリー。丈夫で旺盛な性質で、お庭やプランターでも育てやすいハーブでしょう。抗菌や抗酸化に優れ、虫の嫌がる樟脳に似たキリッとした強い香りをもちます。ローズマリーの芳香成分が主に蓄えられているのは葉部。茎ごと吊るして乾燥させたのち、葉の部分のみを集めて、衣類防虫に使うことができます。
 
ラベンダー
ラベンダー
香り高くハーブの女王ともいわれる、シソ科のラベンダー。豊富な品種で視覚でも楽しませてくれるこのハーブは、癒しのためだけではなく、抗菌や防虫のためにも役立ちます。ラベンダーの芳香成分が含まれるのは花と葉部。開花する少し前の蕾の状態、花穂がついたまま茎ごとカットし、吊るして乾燥させてから、香りの強い花穂の部分のみを集めます。
 
レモングラス
レモングラス
エスニック料理に欠かせない、イネ科のレモングラス。親しみやすい柑橘系の爽やかな香りをもち、抗菌力にも優れていています。蚊をはじめ、ダニやノミ避けなどにも役立つ虫除けハーブです。レモングラスの芳香成分が含まれているのは葉部。ススキに似た長い葉の部分を、根元を10cm位残して収穫し、吊るして乾燥させてから、カットして用います。
 

2.キッチンスパイスから

ローレル(ローリエ・月桂樹)

ローリエ

煮込み料理のスパイスハーブ、クスノキ科のローレル。魚介類のマリネからお肉料理まで、臭み消しと風味づけに活躍するこのハーブは、虫除けにも有効で、我が家では米びつの中に入れ、お米につく虫除けのためにも使っています。キッチンハーブなので、スパイスコーナーで手軽に購入でき、しかも乾燥した状態なので、そのまま使えるのも嬉しいですね。

 

 

シナモン

シナモン
お菓子やパンの風味づけでお馴染み、クスノキ科のシナモン。フルーツコンポートや紅茶やハーブティーに、少量加えるだけでもスパイシーな甘味がつく、存在感のあるスパイス。ローレルと同じクスノキ科ですが、こちらは樹皮の部分が用いられます。食用のみならず、抗菌力にも優れていて、虫除けのためにも役立ち、香り成分を長持ちさせる、保留剤としての役割も兼ねることができます。

意外に簡単!防虫ポプリづくり

衣類の虫除けには、これらを合わせたブレンドハーブのポプリが活躍します。

ポプリとは、乾燥させたハーブやスパイスを混ぜ合わせ、熟成させた香りを楽しむもののこと。

単独のハーブより、様々な種類を合わせることで、香りの深みが増して複雑になり、相乗的な効果も期待できます。
スパイスハーブ以外のハーブは、お庭のハーブを使うのもよし、乾燥した状態のドライハーブを購入し、すぐに作ってもOK。
ハーブの虫除け効果を高めるためには、防虫効果のある天然のアロマオイル(精油)を加えるのがオススメ。
※ローズマリー精油、レモングラス精油、ユーカリ精油、ジュニパー精油、ティートゥリー精油など。

『防虫ポプリ』のつくりかた

ポプリ
必要な材料をかき混ぜて密閉できるガラス容器などに入れ、2週間以上熟成させたら、通気性のある巾着やサシェ袋などに入れて完成です。
混ぜて置いておくだけで、できちゃう"防虫ポプリ”。
意外と簡単ですね。

<材料>(テトラサシェ袋 2袋分)

ハーブ材料
・ドライハーブ
・ラベンダー 大さじ2
・ローズマリー 大さじ1
・レモングラス 大さじ1
・ローレル   2枚
・シナモンスティック 1/2本
・アロマオイル 2滴
(テトラ型サシェ袋・・・生地18cm×8cm、リボン10cm、お茶パック)

 

1.紙コップの中にラベンダー、ローズマリー、細かく刻んだレモングラスとローレルをそれぞれ入れ、割り箸で混ぜ合わせる。
(とくに硬めのハーブは細かくしたほうがよく香ります。)

2.シナモンスティックをミルサーか、すり鉢などで砕いて細かくし、小さめのビニール袋にいれる。

3.細かくしたシナモンの入ったビニール袋の中にアロマオイルを加え、袋の上からもみこんで香りをよく浸透させる。

4.1でまぜたハーブに香りを保留させたシナモンを加えまぜ、お茶パックに詰め、パックごとサシェ袋に入れてできあがり。
※通常のポプリづくりは、ハーブとアロマオイルを密閉容器に入れて2週間以上熟成させてつくります。

引用元 https://ameblo.jp/kaori-herbalroom/entry-12245106719.html

防虫ポプリ+重曹のアレンジ活用術も◎

出来上がったポプリに重曹を加え混ぜてアレンジすることも。
重曹は吸湿性があるので、ついでに湿気取りにもなります。
その場合、中身が出て粉だらけにならないよう、袋の口はしっかり締めましょう。
重曹を入れる場合は、ハーブが少なくなるので、天然アロマオイル(精油)は多めに加えるのがポイント。
天然の香りは揮発しやすいので、香りが薄くなったと感じたら、追加のオイルを垂らしてもよいでしょう。
以上いかがでしたか?
お子さんがいるご家庭では「薬品が使用された防虫剤を使用したくない」という方も多いのではないでしょうか。
この防虫ポプリなら、良い香りを放つとともに虫除け効果もあります。これからの季節、ぜひ試してみてください。

注意事項

※精油は成分の濃縮した天然オイルです。原液が直接皮膚に触れたり、目に入らないよう、取り扱いには、十分ご注意ください。
※体質や体調、利用法によっては健康を損ねる場合もあります。各ハーブや精油の禁忌事項をご確認のうえ、自己責任にてご使用ください。

 

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 ブログ「暮らしとハーブつれづれ日誌」

2018年3月29日  Author: 磯部花央璃

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