今の時期、夏のバカンスを計画しているかたもいるのではないでしょうか。今回は主婦、女性目線で選んだ、コーヒーが美味しいカフェがあると話題の5ヶ国の特徴についてご紹介します。旅のプランづくりにお役立てれば嬉しいです。
さて、近年の日本のカフェと言えば、コーヒーを美味しくいただくのは、もちろんのこと、日頃のリフレッシュや読書だけでなく、パソコンで作業する目的に使う人も多いでしょう。
海外は、それぞれの国の気候や環境も多様なことから、海外のカフェに独特の文化やサービスがあったり、日本で味わえないメニューに巡り合ったりすることがあります。
国によって個性がある、海外のカフェ事情を探ってみましょう。
目次
旅行先で立ち寄りたくなる、話題の5ヶ国のカフェとは?
旅行先の楽しみは、現地の観光名所や街並みを見たり、ビーチでのんびりしたりする……などがありますよね。
もし滞在先の近くに話題のカフェがあれば、足を運んでみましょう。
きっと現地のライフスタイルや文化を知るきっかけになるはず。今回はコーヒーが美味しい話題の5ヶ国のカフェをクローズアップしました!
【アメリカ】ボリューミーなラテから、こだわりの豆まで!
アメリカは、『スターバックス』『シアトルベストコーヒー』の拠点がある国、そしてハワイのコナコーヒーの産地があります。特に西海岸のシアトルはカフェ文化の発祥地ということもあり、カフェが多いエリアです。
アメリカのカフェで飲むコーヒーやラテは、日本よりもボリューミーなイメージが先行しています。けれどもお店によって、豆を厳選していたり、鮮度にこだわった豆でコーヒーを提供したりとそれぞれお店のコンセプトが違っているようです。
また、ミルクについてもよりクリーミーさとコクを出すために「牛乳+クリーム」をブレンドした「ハーフ&ハーフ」をいう技もアメリカでは一般的だそう。
オシャレで最先端の都市として注目を浴びている、ポートランドは、上質で豊かな暮らしを求める、感度の高い住民が集まっています。原料を生産者から直で仕入れ、小規模なロースターで製造から販売までを行う、サードウェーブ・スタイルも盛んで、観光スポットとしても話題。
過去の記事でもアメリカのコーヒー事情について公開されていますので、併せてご覧下さい。
【カナダ】ラテとドーナツも一緒に!
カナダはアメリカと同様、カフェが多い国として知られています。表参道などにも店舗がある『BLEZ COFFEE(ブレンズコーヒー)』の拠点の国です。
香ばしいエスプレッソが飲める落ち着いたイタリアンテイストのラテとサンドウィッチやドーナツなどを一緒にコーヒーを飲むといったカフェが多く、コーヒーショップもバラエティー豊かです。
カナダはそのときの気分やお腹の空き具合で自由自在にお店を選べるようです。ラテアートにもこだわりを持ったアーティスティックなカフェもあるようなので、滞在中の楽しさも増えるでしょう。
【ルクセンブルク】隠れた富裕国のコーヒー文化!
ルクセンブルクは、ヨーロッパの小さな内陸国でありますが、実は世界屈指のコーヒー消費大国。国際コーヒー機関によるデータによると、1人あたりにコーヒーの消費量が最も多いと言われています。(ICO 統計、2017年)
ヨーロッパを代表する金融センターで、世界屈指の富裕国のでもある、ルセンブルク。自国でハイスタンダードなコーヒーに慣れ親しんだ外国人駐在人や越境者がいたり、コーヒーの税率が隣国より安いため他国から買いに来る人も。浅入りで、自然のフレーバーを引き出す焙煎で人気のカフェなど、新しいコーヒー文化が楽しめます。
緑が多い恵まれた環境と、美しい建造物が多いルクセンブルクは地元のカフェもモダンでスタイリッシュな雰囲気が漂っています。
クッキーやマフィンなどとマッチするコーヒーやラテが飲めて、しかも朝からオープンしているカフェもあるので、朝食目的で立ち寄ることもできるそうです。
過去の記事でもルクセンブルクのコーヒー事情について公開されていますので、併せてご覧下さい。
【マレーシア】カルチャーミックスで楽しむ!
マレーシアは、経済の急成長が著しい国として知られています。カフェのお値段も手ごろ。
昔から貿易が盛んでヨーロッパとアジアの雰囲気が入り混じる、人気のペナン島のジョージタウンなどでは、先進のカフェカルチャーが楽しめます。
特に首都のクアラルンプールはカフェが多く、スターバックスといった外資系のお店もあれば、中国や東南アジアの雰囲気が漂うお店などあらゆるパターンのカフェが存在します。
クアラルンプールのカフェに立ち寄るなら『ホワイトコーヒー』が、有名なOld Town White coffee(オールドタウン・ホワイトコーヒー)がおすすめだそう。
ちなみにホワイトコーヒーとは、マレーシアのローカルフードの一つであり、コーヒーに「マーガリン×砂糖」が混ざっている濃厚な飲み物です。ホワイトコーヒーは喉を潤したり、カフェ飯のお供に飲んだりするなどあらゆるシーンで飲まれているようです。
【台湾】山あいで栽培された豆がブーム。
これまで台湾のカフェというと、ジャスミン茶やウーロン茶といった中国茶のイメージが強いですが、最近では温暖な気候を利用した台湾の山あいで栽培された「地産地消」型のコーヒーも登場し、台湾でもコーヒー×カフェブームとなっています。
台北では自家焙煎のコーヒーを使ったカフェが多く、扱っているカフェではコーヒーと軽食のセットだけでなくコーヒー豆を販売しているカフェもあるそうです。こだわりの豆でブレンドした新鮮さたっぷりのコーヒーが美味しいと評判だそう。
現地カフェに立ち寄って、海外の「今」を知ってみよう
実際に足を運んでみるとコーヒーの飲み方や味わい方・カフェの内装など、それぞれのお国柄が表現されていることが感じ取れるかもしれません。
そして、カフェに足を運ぶことで、海外の「今」の様子を知るきっかけになるでしょう。これから海外に行く予定の方は現地のカフェに立ち寄ることも滞在プランとして入れてみて下さいね。