ラテアート

コーヒーを飲みながら会話に花を咲かせたいのに、会話の引き出しが少なくて困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

トリビアとは、くだらないことや雑学的な知識を意味しますが、いくつか面白いトリビアを知っていれば会話のネタになるはずです。本記事では、コーヒーブレイク時の会話のネタにぴったりな、コーヒーにまつわるトリビアをご紹介します。

いつかは役に立つかもしれないコーヒートリビア10選

フルーツとコーヒー

ちょっとしたトリビアは場の雰囲気を和ませるのに役立つでしょう。ここでは、コーヒートリビアを10個ご紹介します。

 

有名な知識~そうなんだ!と驚くような知識まで紹介していきますね!

世界最大のコーヒー生産地はブラジル

南米ブラジルは世界最大のコーヒー生産地で、世界全体のコーヒー生産量の約3割以上を占めているといわれています。ちなみに、現在のブラジルのコーヒー栽培面積は220万ヘクタールで、これは東京都の面積の約10倍もの広さに相当します。

 

関連記事:ブラジル産コーヒーの味と特徴【生産量世界一の豆の魅力とは】

フリーズドライされた最初の食品はコーヒーである

インスタントカレーやインスタントのみそ汁、そのほか野菜や果物など便利なフリーズドライ食品のお世話になっている方も多いのではないでしょうか? フリーズドライ(冷結乾燥)法は第二次世界大戦時に研究開発が行われ、コーヒーが最初のフリーズドライ食品になりました。

1日4杯のコーヒーで肝硬変のリスクを低減できる

さまざまな健康効果があるといわれているコーヒーですが、アメリカの研究者アーサー・クラツキー氏は、「コーヒーを飲むほど肝硬変になるリスクが下がる」という研究結果(コホート研究)を発表しました。研究者らは、まったくコーヒーを飲まない人に比べて、1日4杯以上コーヒーを飲む人はアルコール性肝硬変の発症リスクを5分の1に低減できると報告しています。

 

関連記事:コーヒー効果で健康維持。体に優しいコーヒー「豆知識」

コーヒーは世界第二の貿易商品である

貿易取引の商品の中で最大のものは石油で、世界40ヵ国以上の国々にとってもっとも価値のある輸出品としての地位を築いています。石油に次いで二番目に人気の貿易商品がコーヒーですが、この事実からコーヒーが世界的に広く愛されている飲み物であることがよく理解できますね。

ロブスタ種のコーヒーはカフェイン含有量が多い

アラビカ種のカフェイン含有量は1.1~1.7%ほどですが、ロブスタ種はその2倍以上もカフェイン含有量が多く2~4.5%となっています。コーヒーを飲むときにカフェインの影響が気になる方は、アラビカ種のコーヒーを選ぶようにしてみると良いかもしれませんね。

 

関連記事:『コーヒー品種一覧』豆が改良を繰り返す理由とは?【アラビカ種・ロブスタ種などの特徴】

ペーパーフィルターの発明者はドイツ出身の主婦

どんな物にも発明者が存在するように、わたしたちがコーヒーを淹れるときに使用するペーパーフィルターにも発明者がいます。ペーパーフィルターは、1908年にドイツのドレスデンに住むひとりの主婦の知恵によって誕生しました。その後、ペーパーフィルターの発明者メリタ・ベンツさんの息子であるホルスト・ベンツ氏が改良を加えたことにより、現在わたしたちが日常的に使用している形のペーパーフィルターになったといわれています。

 

関連記事:コーヒードリッパーはどれがオススメ? 人気の5種を比較してみました!【前編】

カプチーノは修道士たちの服の色に由来する

エスプレッソに泡立てたミルクを加えたカプチーノ。いくつかの説がありますが、カプチーノの名前は、16世紀に創設されたカトリック教会の修道会のひとつであるカプチン・フランシスコ修道会の修道士たちが着ていた、茶色い修道服の色に由来していると考えられています。ところで、カプチン・フランシスコ修道会といえば、亡くなった修道士たちをミイラ保存することでよく知られています。カプチーノとミイラに意外な接点があることを思うと、なんとも不思議な気持ちになりますね。

コーヒーの木の寿命は100年である

木にも寿命があり、一般的に大きな木ほど寿命が長い傾向にあります。コーヒーの木の寿命は約100年ほどですが、一生の間にいったいどれほどのコーヒー生豆を生み出すことができるのでしょうか? 栽培場所や品種などによっても多少差はありますが、1本のコーヒーの木から採取できるコーヒー生豆はおよそ500g。コーヒー生豆を焙煎すると水分が抜けますから、実際には400gほどになります。

18世紀のスウェーデンではコーヒーを飲むことが禁止されていた

コーヒーに関する歴史をひも解くと、かつてさまざまな国や地域で「コーヒー禁止令」が発令されたことを知ることができます。実は、18世紀のスウェーデンでも中毒性を心配して、コーヒーを飲むことが禁止されていました。ただコーヒーを飲むことだけではなく、コーヒーカップやソーサー、コーヒー器具等の所有も禁止されていたのも興味深いですね。

サルが吐き出したコーヒー豆から作られるコーヒーが存在する

ジャコウネコやゾウの排泄物から採取したコーヒー以外にも、驚くべきコーヒーが世の中には存在します。インドや台湾には熟れたコーヒーチェリーを食べたサルが、咀嚼後に吐き出したコーヒー豆から作るコーヒーなるものがあります。

 

関連記事:コピルアクよりも高い?象の糞からできる最高級コーヒー「ブラックアイボリー」とは

関連記事:【高級コーヒー:コピ・ルアク】味や特徴は?気になることについてまとめてみた

会話のスパイスにトリビアを

カフェ

良い雰囲気の中で飲むコーヒーは、一段とおいしく感じるのではないでしょうか。コーヒーにまつわるトリビアは、コーヒーブレイク時の会話のスパイスに最適です。会話が弾むようなトリビアを披露できれば、コーヒーブレイクがより一層楽しいものになるかもしれませんね。

 

参照サイト:https://www.uselessdaily.com/

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