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世界で一番コーヒーを飲む(消費量)国がルクセンブルクという事を知っている人は、意外と少ないのではないでしょうか。ちなみに2位は北欧のフィンランド。日本人もコーヒーを飲んでいるイメージがあるかもしれませんが、コーヒーと言えばアメリカ。「スーツ姿のニューヨーカーが、コーヒーカップ片手に街中をカッコ良く優雅に歩いている」なんていうイメージを持っている方も多いかと思います。

 

ただ、そんなイメージからは程遠い?
ルクセンブルクが世界一、コーヒーを消費しているのです。しかもぶっちぎりの消費量。

 

今回は、そんなルクセンブルクの人達が、なぜ日頃からコーヒーを沢山飲むのか、そんな謎に迫っていきます。あなたは1日何杯のコーヒーを飲みますか?

コーヒー消費量の世界ランキングは?

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参考画像:ICO統計

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参考画像:ICO統計

 

上記の参考画像は、ICO(全日本コーヒー協会)が出したデータになります。輸出国別と輸入国別でデータが出されていますが、国民一人当たりのコーヒー消費量を比較すると、ルクセンブルクが2位のフィンランドに大差をつけている状態が分かるかと思います。2013年以降はEU諸国を1つにまとめているので細かいデータは見れませんが、恐らくルクセンブルクの消費量はそこまで変化していないでしょう。

 

純粋な消費量で言えば、人口の多いアメリカが総量では1位という状況です。しかしなぜ、ルクセンブルクの人たちは、コーヒーを日頃からたくさん飲むのでしょうか?

 

関連記事:コーヒーの生産量が多い国はどこ?ランキングと一緒に有名な生産地を紹介

ルクセンブルクの人がコーヒーを1日7杯以上飲む理由

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ルクセンブルクの人々は、1日に7.5杯のコーヒーを飲む計算になるんだとか。しかし、1日7杯以上のコーヒーを国民全員が飲んでいるのは信じがたいですよね……

 

実はこれにはカラクリがあるのです。これは、ルクセンブルクの「税率の安さ」に秘密があるようです。ルクセンブルクは隣接する国々よりも税率が安く、わざわざコーヒーをルクセンブルクに買いに来る人達が多いそう。税率が安いがためにコーヒーが売れ、結果としてルクセンブルク国内でのコーヒー消費量が多くなるというカラクリがありました。

 

海に囲まれた日本では考えられない、「海外でのコーヒーの購入」。陸続きのヨーロッパだからこそ生じる、コーヒー消費量のカラクリ……なんだかとっても面白いですよね。

日本人は1日何杯のコーヒーを飲むのか

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参考:ICO統計

 

ルクセンブルクの1日7杯に対し、日本人は一体何杯のコーヒーを飲むのでしょうか。上記のICO統計によると、男女平均で1週間に11杯。ということは日本人は1日に約1.6杯のコーヒーを飲むようです。これが多いのかどうかはわかりませんが、ルクセンブルクに比べると非常に少ないように感じてしまいますよね。

 

ただ、日本ではまだまだコーヒーの文化は根付いていない印象があります。今後少しづつ根付いていけば嬉しいですね。

日本国内で一番コーヒーが消費されるのは「京都市」

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日本国内で一番コーヒーが消費されているのは京都府京都市(2016年データ)。和のイメージが強い京都ですが、コーヒーを飲む習慣も根付いているようです。京都市はパンの消費量も日本で一番多いため、朝食には「パンとコーヒー」という組み合わせが一般的なのかもしれません。

 

和の文化のイメージがある京都は、実は洋食の文化が好き。という意外な結果に驚いた方も多いのではないでしょうか?

 

このようにルクセンブルクがコーヒーを沢山消費する国だったり、和の文化の京都がコーヒーを沢山消費する県だったり。コーヒーにはまだまだ興味深いことが隠されているかもしれませんね。

 

関連記事:【世界の産地8選まとめ】コーヒー豆の種類と特徴とは?

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