そろそろホットコーヒーからアイスコーヒーに切り替えている方も多いのではないでしょうか?
アイスコーヒーと一言に言っても淹れ方は様々。
今回はハンドドリップしたコーヒーを氷で冷やす「急冷式アイスコーヒー」
水に浸して作る「コールドブリュー」
氷でゆっくり溶かしながら抽出する「氷だしコーヒー」
こちらの3つの特徴と作り方を紹介します。
急冷式アイスコーヒー
ハンドドリップで淹れたコーヒーを氷で急速に冷やしたコーヒーの事を言います。
お湯で抽出する事により香りやコクを感じられ、風味豊かな一杯に仕上がります。
抽出のコツは普段ホットで飲むときよりも濃い目に入れること!大量の氷で急激に冷やすため薄くならない様濃い目にします。
【メリット】
飲みたいときにすぐ作って飲める
香り、コクが強いのでコーヒー感が強い
【デメリット】
氷をたくさん使う
ハンドドリップしなければいけないので手間がかかる
急冷式アイスコーヒーの作り方
【材料】
・コーヒーの粉 20g
・お湯 120ml(蒸らし分を除く)
・氷 80g(グラス用は除く)
【作り方】
①氷を入れたコーヒーサーバーの上にドリッパーとペーパーフィルターをセットして、コーヒーの粉を入れます。ドリッパーをゆすって、粉の表面を平らにならします。
②コーヒーの粉がまんべんなく濡れるくらい少量のお湯(分量外)を注ぎ、30~35秒蒸らします。
③ドリッパーの真ん中に「の」の字を書くように、お湯50ml程度を30秒かけてゆっくり注ぎます。
④残りのお湯70~80ml程度を1分かけてゆっくり注ぎます。
⑤すべてのお湯が落ちきる前に、ドリッパーを外します。
⑥スプーンで2~3回かき混ぜて、味を均一に整えます。
⑦氷の入ったグラスにコーヒーを注いで完成。
コールドブリュー
冷水や常温水でコーヒーを抽出する、いわゆる 「水出しアイスコーヒー」のこと。
熱をかけず時間をかけてゆっくり抽出することで、コーヒーの香りが液中にじっくりと溶け込み、熱いお湯で抽出されやすい苦み成分が抑えられるので、豊かな香りとキレのあるすっきりとした味わいが特長となります。
水で抽出するため、深めに焙煎したコーヒー豆がお勧めです。
【メリット】
フィルターに入れて水につけるだけなので手間がかからず簡単
【デメリット】
抽出するのに8~12時間程度かかるため、すぐに飲むことができない
コールドブリューの作り方
【材料】
・コーヒー粉30~40g
・フィルター
・水 500mL
【作り方】
①大き目のフィルターに(お茶パックなど)にコーヒーの粉を入れます。
②500mLの常温水に浸して冷蔵庫に入れます。
③8~12時間たったら出来上がり。
氷だしコーヒー
氷が溶けた水で淹れるアイスコーヒーのこと。氷を温めて溶かすのではなく、自然に溶かしながらゆっくりとコーヒーを淹れます。
氷を使いゆっくりと時間をかけて淹れる氷出しコーヒーは、まろやかでしっかりとコクがありながら、雑味の少ないクリアな味わいになると言われています。
気温が低いとなかなか氷が溶けにくいので、夏場気温が高い時期に行うのがお勧めです。
氷だしコーヒーの作り方
【材料】
・コーヒー粉:30g(中粗挽き)
・氷:300g
・水:50g
【作り方】
①ドリッパーにペーパーフィルターをセットしてコーヒー粉を入れます。
②コーヒー粉全体に浸透するように水50mlを注ぎます。
※氷を乗せる前に水を注ぐことでハンドドリップの蒸らしと同じ効果が期待でき、抽出ムラによる味のブレが少なくなります。
③氷をブロックのように積み上げて溶けるのを待つ。
④氷が溶けたら完成。
あなた好みのアイスコーヒーを♪
いかがでしたでしょうか?
同じ豆を使用しても淹れ方、浸す時間、粉の量、を変えると全く違い味わいに変化するアイスコーヒー。
私は前の晩に浸しておいて翌日の朝飲むコールドブリューがすっきりごくごく飲めてお気に入りです☆
ぜひ皆さんも自分のお気に入りの淹れ方を見つけてみてください。