ホッと温かいティーが恋しくなったとき、あなたなら、どんなホットドリンクが飲みたくなりますか? 食後やリフレッシュしたいときのリラックスティータイム。今回は、紅茶をハーブで楽しく変身させちゃう"アレンジワザ"についてご紹介していきましょう。
目次
紅茶&ハーブのアレンジティー
季節のドライフルーツとのブレンドや、フレーバーティーなどバリエーション豊富なティータイム定番の「紅茶」。ストレートティーで楽しむのもよいのですが、自分流に香りをプラス、気分に合わせてアレンジをしてみるのも楽しいものです。風味豊かなハーブとコラボさせた、いつもと違う紅茶で特別なティータイムを過ごしてみませんか?
入手しやすい定番の紅茶の種類別に、相性のよいハーブをチョイスしてみました。それぞれ紅茶のテイストと特徴に合う、ブレンドレシピをご紹介するので、あなたのお好みの組み合わせをみつけてみてください。
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アールグレイのアレンジティー
アイスティーなどでお馴染みの「アールグレイ」。他の紅茶のように産地による種類の名ではなく、中国のキーマン、スリランカのセイロンなどの原茶に、イタリア原産のオレンジのハーブ、ベルガモットで香りづけをした、いわゆるフレーバーティー。透明感のあるカラーと爽やかな柑橘系の香りが特徴です。渋みの成分タンニンが少ないため、ハーブとの相性も◎。
「アールグレイ&レモングラス」リフレッシュブレンド
~爽やかなシトラスレモンとオレンジのハーモニー~
紅茶(アールグレイ)+ハーブ(レモングラス)+オレンジピール
風味豊かなアールグレイ、アジアのハーブレモングラス、ビターな風味のオレンジピールとの柑橘系コラボ。仕事や家事の合間など、一段落して気分をリセットしたいときに。元気をくれる清々しい香りのブレンドでリフレッシュ。
※妊娠中の方は、レモングラスの飲用はお控えください。
アッサムのアレンジティー
発酵が深くコクと甘味のある「アッサム」。インドのアッサム地方で生産されるこの紅茶は、濃厚な風味が特徴で、ミルクティーに使われる紅茶として有名です。カフェなどで作られるミルクティーのほとんどに、アッサムが使用されているほど。甘さやコクの感じられるハーブとの組み合わせがオススメです。
「 アッサム&カモミール」シャッキリ&リラックスブレンド
~カモミールとシナモンの甘みと深いコクのハーモニー~
紅茶(アッサム)+ハーブ(ジャーマンカモミール)+シナモン+ミルクor豆乳
濃厚なコクのアッサム、りんごのような甘い風味のカモミール、スパイシーなシナモンとのコラボ。紅茶の中でもカフェインを多く含むアッサムティーを、午前中の一杯に。穏やかな気持ちにさせてくれるカモミールとミルクを組み合わせて、シャッキリ&リッラクス。
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※カモミールはキク科のハーブなので、キク科にアレルギーのある方はご注意ください。
※妊娠中の方は、カモミール、シナモンの飲用はお控えください。
※シナモンの長期にわたる過量の摂取はお控えください。
ダージリンのアレンジティー
スッキリした香りで紅茶のシャンパンともいわれる「ダージリン」。標高の高いインドのダージリン地方で生産され、寒暖差が独特の風味をつくりだすことで知られていて、収穫時期によって味や香りも異なるのが特徴です。フルーティーな香りも持つハーブとのブレンドがオススメです。
ダージリン&エルダーフラワーのスッキリフルーティーブレンド
~マスカット風味のエルダーとアップルのフルーティーハーモニー~
紅茶(ダージリン)+ハーブ(エルダーフラワー)+アップルピース
スッキリと澄んだダージリン、マスカット風味のエルダーフラワー、アップルの果皮を乾燥させた、アップルピースとのコラボ。午後のゆったりデザートタイムのお供に。フルーティーなテイストで、スッキリ爽やかなひとときを。
いかがでしたか。あなたも秋色の定番紅茶をアレンジして優雅なひとときを。忙しい毎日ですが、よい香りに包まれながら、一口をゆったり味わう時間を楽しんでみませんか。
紅茶とハーブを楽しむときの注意事項
※既往症のある方、お薬を服用されている方の飲用については、医師の指示にしたがってください。
※体質や体調、利用法によっては健康を損ねる場合もあります。十分ご注意のうえ、自己責任で飲用してください。
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