コーヒーかす

おうち時間の過ごし方として、植物を育てることを楽しむ人が増えたといいます。身近に植物があれば、穏やかな気持ちで毎日を過ごすことができるはず。また、コーヒーかすから肥料を作れば、これまで捨てるだけだったコーヒーかすを有効利用できますよね!

 

本記事では、コーヒーかすで肥料を作るコツと、育てやすい観葉植物についてご紹介します。

 

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コーヒーかすで肥料を作る方法

ドリップコーヒー

コーヒーをたくさん飲む人であれば、オーガニックの肥料作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

コーヒーかすだけでは肥料にはならない

コーヒーかすを肥料にできればゴミの削減に繋がりますが、コーヒーかすをただ土に混ぜるだけでは良い肥料にはならないどころか、植物の成長を阻害するのだとか。じつはコーヒーかすに含まれている窒素は微生物に分解されにくく、コーヒーかすのみを肥料とした場合には、土壌の窒素成分が足らず植物に悪影響を与えるといわれています。これらの問題を解決するためには、コーヒーかすを腐葉土と米ぬか等と混ぜて発酵させ、堆肥化する手間が必要です。

コーヒーかすで肥料を作るコツ

コーヒーかすで肥料を作るときに湿ったままのコーヒーかすを使うとカビが発生してしまうので、乾燥させたコーヒーかすを使用します。乾燥させたコーヒーかす500gに対し、米ぬか500gと腐葉土700gを用意しましょう。それらをよく混ぜ合わせ、布を掛けてから風通しが良く、雨に濡れない場所に置きます。通気性が悪いと良い肥料にはなりませんから、肥料の入った容器の下にブロックを置くなどの工夫をして、地面に直置きするのは避けたほうが良いでしょう。

 

次の日以降、1日1回はシャベルで混ぜて空気を含ませます。乾いたコーヒーかすが溜まったら、肥料に追加して軽く混ぜるようにしましょう。毎日コーヒーかすを追加しても良いですし、数日ごとにコーヒーかすを追加しても構いませんが、1回当たり追加する量は必ず500gまでにしておきましょう。約3ヵ月発酵させれば、土と混ぜる準備が整います。

 

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初心者にも育てやすい観葉植物5選

観葉植物

お部屋に植物があると、ホッと心が和みますよね。ここでは、観葉植物のお世話をしたことがない初心者でも、比較的簡単に育てられると人気の観葉植物をご紹介します。

目に鮮やかな緑が人気の「ポトス」

 

日陰に強く、ほんの少しの光があれば育つため、部屋に飾るのが最適なポトスは、人気の観葉植物のひとつです。サトイモ科・ハブカズラ属のポトスは、成長するにつれて横広がりにどんどんツルが伸びていくのが大きな特徴といえるでしょう。繁殖能力が高いだけでなく、葉の寿命が長く、あまり水やりを必要としないので、初心者にも育てやすい観葉植物です。

好みの樹形に育てられる「パキラ」

 

南米が原産国であるパキラは、日当たりが良く、風通しの良い窓辺に置くのにぴったり。ただし、エアコンの風に当たると枯れてしまう可能性があるので注意が必要です。成長が早く、剪定に強いので、好みの樹形に育てる楽しみが味わえるでしょう。

 

乾燥に強いパキラは温かい国の木ですから、寒さにはそれほど強くはありません。冬の時期でも室内温度が5~10℃ほどあれば栽培することができますから、春から秋にかけて屋外やベランダに置いていた場合でも、冬は屋内で育てるようにすると良いでしょう。

意外に育てやすい「オリーブ」

 

オリーブとひと口に言っても、たくさんの種類が存在します。観賞用に購入するのであれば、樹形がまとまりやすく生育がゆっくりなチプレッシーノや、可愛らしい見た目のマンザロニといった品種がおすすめです。

 

地植えするのではなく、鉢植えで育てればコンパクトな大きさに成長するので、屋内やベランダに置くことができます。オリーブは太陽の光が大好きで、日陰に置いておくと枝が細く、貧相な外観になってしまいます。屋内栽培をするのであれば、日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。

インテリア性の高い「ガジュマル」

 

うねうねとした幹が魅力的なガジュマルは、比較的育てやすいと人気の観葉植物です。ガジュマルの鉢植えは、小さいサイズのものであっても圧倒的な存在感を放つため、お部屋のインテリアにもうってつけでしょう。成長が早いため、定期的な剪定が欠かせませんが、その個性的な樹形にきっと愛着が湧くはず。

 

日当たりの良い場所に置くと幹がしっかり育つので、屋内栽培する際には日光がよく当たるように、鉢植えの置き場所を考えてあげましょう。ガジュマルは生命力が強い植物ですから、肥料をあげすぎると栄養過多になってしまい、根腐れを起こす可能性があるので気をつけたいですね。

たくましく育つ「カポック(シェフレラ)」

 

初心者でも上手に育てることができると評判のカポック(シェフレラ)。カポックは丈夫な観葉植物ですから、地植えはもちろん、鉢植えにして屋内や日陰で育てることも可能です。ですが、日が当たらない場所で育てるとひょろっとした弱々しい見た目になってしまう恐れがあるので、時々日向ぼっこさせてあげると良いでしょう。

 

暑さに強いカポックですが、直射日光にさらされると葉焼けを起こしてしまうことも。乾燥に強いので、土の乾燥具合を見て乾いているようであれば水やりをするようにしましょう。また、冬の時期には毎日水を与える必要はありません。

おうち時間を有意義に

窓辺の植物

「どうにかしてコーヒーかすを有効利用できないだろうか? 」と、一度でも考えたことがある人なら、ぜひ肥料作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。肥料作りには少し時間が掛かりますが、自分の手でなにかを作ることは、おうちで過ごす時間を有意義なものにしてくれるはずですよ。

 

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参照サイトURL:https://sumaiweb.jp/

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