ポットとコーヒーマグ

食後にコーヒーを飲むのが習慣になっている方も多いのではないでしょうか? 「食後のコーヒーがなければ、食事が終わった気がしない」という方もいらっしゃるはず。おいしいご飯を食べた後に飲むコーヒーは、至福のひと時をもたらしてくれるものです。

 

ところが、食後のコーヒーがせっかく食事で摂取した栄養を台無しにしてしまうことも。栄養たっぷりの食事をしたとしても、コーヒーを飲むことでうまく栄養が吸収できないなら残念ですよね。そこで今回は、食後のコーヒーを控えたほうが良い食品についてご紹介します。

食後のコーヒーを控えたほうが良い食品は?

野菜

栄養を効果的に摂りたいなら、コーヒーと一緒に食べたり、食後にコーヒーを飲むのを控えたほうが良い食品があります。どんな栄養成分を含んだ食品なのか、ご紹介します。

乳製品などカルシウムを含んだ食品

もしも、コーヒーを飲む前にチーズやヨーグルトなどの乳製品を食べるのであれば、少し注意が必要です。コーヒーに含まれているカフェインにはカルシウムの吸収を阻害し、体外に排出する作用があります。そのため、十分な量のカルシウムが摂取できたように思えても、カフェインの影響でカルシウムの摂取量が少なくなっている場合があります。

 

特に、1日に3杯以上コーヒーを飲む方は気をつけましょう。コーヒーをたくさん飲む場合には、カルシウムを効果的に摂取できない可能性があります。カルシウムを効果的に摂取したいなら、乳製品等のカルシウムを含む食品を食べた後はコーヒーを控えるようにしましょう。

 

どうしても、「チーズを食べた後のコーヒーはやめられないけれども、カルシウムも十分摂取したい!」というのであれば、デカフェを選んでみてはいかがでしょうか? カフェイン量が少ないデカフェなら、カルシウムの吸収が阻害される心配もありません。

 

関連記事:寝る前に飲んでもOK! デカフェコーヒーの種類と楽しみ方

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牡蠣やナッツ類など亜鉛を含んだ食品

コーヒーに含まれているタンニンは高い抗酸化作用を持っており、肌荒れや免疫力の低下を防ぎ、アンチエイジングに効果的であるといわれています。ところが、タンニンはミネラルと結合して、亜鉛の吸収を妨げてしまいます。

 

亜鉛といえば、わたしたちの味覚を正常に保ったり、免疫力を向上させたり、健やかな髪や肌を維持したり、精神を安定させたりするのに欠かせない成分です。亜鉛は体内で生成することができませんから、食事やサプリメントを通して摂取する必要があります。

 

亜鉛不足になると味覚障害や免疫力の低下のほか、発育不良になったり、爪や皮膚に異常が見られたりといった症状が現れます。亜鉛を含む食品として、赤身の肉や牡蠣、豆やナッツ類などが挙げられるでしょう。ですから、わたしたちの体に必要な亜鉛を効果的に摂取するためにも、亜鉛を含んだ食品を食べた後コーヒーを飲むのは控えるようにしましょう。

お肉や豆類など鉄分を含んだ食品

鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血をはじめ、倦怠感や肩こり、イライラの原因になります。汗をよく掻く夏の時期には、汗と一緒に鉄分が体外へ排出されてしまい、鉄分不足に陥りやすくなります。

 

鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。ヘム鉄は肉類や魚類に多く含まれており、非ヘム鉄は野菜や豆類などの植物性食品に多く含まれています。一般的にヘム鉄の吸収率は高く、非ヘム鉄よりも2倍以上も吸収されやすい特徴があります。

 

実は、コーヒーのタンニンには、鉄分の吸収を阻害する作用があります。また、カルシウムにも鉄分の吸収を阻害する作用があります。そのため、鉄分を含んだ食品を食べた後にカフェラテを飲むなら、タンニンとカルシウムの影響によって鉄分が効果的に摂取できない可能性もあるため注意が必要です。

 

もしもあなたがベジタリアンやビーガンで、なおかつコーヒー好きなのであれば、鉄分不足になっているかもしれません。上述したように、非ヘム鉄は植物性食品に多く含まれており、吸収率があまり良くありません。ですから、もしもあなたがベジタリアンやビーガンなのであれば、せっかく食事で補った鉄分を無駄にしないためにも、食後のコーヒーは控えるようにしましょう。

ビタミンBやビタミンCなどの水溶性ビタミンを含んだ食品

コーヒーのカフェインには利尿作用があり、水溶性ビタミンであるビタミンBやビタミンCを尿と一緒に体外に排出してしまいます。しかし、利尿作用によって体外に排出されるビタミンは過剰摂取されたものですから、「コーヒーを飲むとすべてのビタミンが失われる! 」と心配する必要はありません。

 

しかしながら、貧血の場合には注意が必要です。鉄分はビタミンCによって吸収率が高まります。ところが、貧血でコーヒーを食後に飲むのが好きな場合には、ビタミンCの鉄分への影響力が低下するため、貧血が悪化する恐れがあります。

 

もともと、コーヒーのタンニンには鉄分の吸収を阻害する作用がありますから、貧血の方はコーヒーを飲むタイミングに注意しましょう。

解決策! 食後3時間ほど空けてからコーヒーを飲もう

テーブルの上のコーヒー

「栄養成分の吸収なんていちいち考えてたら、コーヒーを飲めないじゃないか」という方もいらっしゃるでしょう。確かに、食後すぐにコーヒーを飲むのは控えたほうが良い場合もあります。もしも食事から十分な栄養を摂取しつつコーヒーを楽しみたいのであれば、食べた物が消化された頃合いを見計らってコーヒーを飲むようにしてみてはいかがでしょうか。

 

食べ物によって消化にかかる時間は異なりますが、一般的に胃の中での消化は約3時間~5時間ほどかかります。ですから、コーヒーを飲むのであれば、食後3時間ほど時間を空けてから飲むと良いかもしれません。

 

関連記事:【コーヒーと体調と味】コーヒーがまずいと感じたら体調不良のサイン?

関連記事:コーヒーのカフェインは風邪に効果あり?風邪のときの効果的な飲み方

 

参照サイト:https://healthyeating.sfgate.com

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