季節の変わり目は、体調を崩してしまいがち。同じ環境と空間で過ごしていても、感染症にかかる人、かからない人がいますよね。なぜでしょう?それってそれぞれの免疫力が違うから。
ちょっと疲れていて体調に違和感がある時など、免疫力維持に役立つハーブティーをプラス。
感染症に強いカラダづくりを目指してみませんか?
今回は免疫力アップのハーブ「エキナセア」の効能・効果と、体調を整えるおススメの3つのブレンドについてご紹介します。
目次
エキナセアってどんなハーブ? 歴史や由来
夏に印象的な濃いピンク色のお花をつける、キク科の多年草「エキナセア」。和名は「ムラサキバレンギク」。
繁殖は北アメリカの東部と中央地域のみ棲息が確認されている植物です。
開花後に中央部分のトゲトゲが筒のように盛りあがる姿は、まるでハリネズミのよう。
名前のEchinacea(エキナセア)は、ギリシャ語でハリネズミを意味する ehinos(エキノス)に由来しています。
筒状のトゲを花びらが囲む姿から「パープルコーンフラワー」と言われており、
伝染病や毒蛇にかまれたときなどに役立つ重要なハーブとして、北米の先住民族に長い間大切に使われてきました。
別名「インディアンのハーブ」とも呼ばれています。
古くは根の部分が用いられてきましたが、近年では地上部もすべてハーブティーの材料として使われています。
エキナセアの効果・効能とは?
19世紀にヨーロッパに持ち込まれると各地で栽培がはじまり、その後科学的な研究で、マクロファージを活性化し、ウイルスと対抗するインターフェロンを増やすほか、白血球を刺激して感染症を抑えるなど、免疫力を高めることが明らかに。
現在でも感染症予防のハーブとして世界中で広く認知されています。
・抗菌・殺菌
毒ヘビに噛まれたとき体内から毒素を排出してくれる作用があったことから、感染症などを撃退してくれると言われています。
・免疫強化
エキナセアの最大の効能といえば免疫力のアップです。体力が落ちているときにはお勧めです。
・抗アレルギー
炎症反応のときに働きかけるインターフェロンを増殖させてくれるので、花粉症やアレルギーの緩和に効果があると言われています。
・抗炎症
ネイティブ・アメリカンの万能薬として、歯痛や頭痛のときに用いられたりしており鎮痛作用があるとのこと。
・抗ウイルス
エキナセアは抗ガン作用やインフルエンザの予防にも効果的と言われています。
・発汗
汗をかいて発汗作用があるので体内の老廃物を出す作用がありデトックス効果が期待できます。
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エキナセア 体調を整える3つのブレンドハーブティー
エキナセアはシングルティーでは、ややほろ苦さを感じるテイスト。飲みづらさを感じる場合などには、ほかのお茶やハーブなどとブレンドして楽しむのもオススメです。体調に合わせてブレンドし、味や香りも一緒に楽しんでみてください。
免疫力アップに役立つエキナセアに、他のドライハーブを組み合わせた相乗効果パワーアップな美味しく飲めるレシピのご紹介です
体調に合わせた組み合わせて選んでみましょう。
寒気がするとき!ポカポカ&免疫力アップブレンドハーブティー
エキナセア+エルダーフラワー+ジンジャー
体調に違和感があるとき、いつもより寒気を感じることありますよね。
そんなときは、発汗の働きで体を温める「エルダーフラワー」、芯からポカポカさせてくれる「ジンジャー」を組み合わせた免疫力アップハーブティーで冷えた体を温かく。
※妊娠中の方は、乾燥したジンジャーの多量の使用は避け、香辛料程度の使用量にとどめるようご注意ください。
※胆石のある方が乾燥したジンジャーを用いる場合は、医師の指示にしたがってください。
胃腸を整えたいとき!スッキリ&免疫力アップブレンドハーブティー
エキナセア+ペパーミント+ジャーマンカモミール
抵抗力が落ちているときは、消化器系の動きも弱くなりがち。スッキリした風味で胃腸を整えてくれる「ペパーミント」、消炎の働きで優しくガードする「ジャーマンカモミール」を組み合わせた免疫力アップティーでおなかの調子をサポート。
※カモミールはキク科のハーブなので、キク科にアレルギーのある方はご注意ください。
※妊娠中の方は、カモミールの飲用をお控えください。
疲れてだるいとき!ビタミン補給&免疫力アップブレンドハーブティー
エキナセア+ローズヒップ+リンデンフラワー
疲労がたまっているとき、ストレスをかかえているときなどには、体内のビタミン類も消耗しがち。
豊富なビタミンCやフラボノイドを含む「ローズヒップ」、心身の緊張を緩めて質のよい眠りに導く「リンデンフラワー」を組み合わせた免疫力アップティーで、栄養補給とぐっすり眠って休息を。
体調を崩しがちな冬にかけての季節。まずは免疫力維持に欠かせない睡眠と栄養です。
それに「エキナセアティー」をプラスしてみましょう。今シーズンは感染症に強いカラダづくりを目指し、免疫系を強化してみませんか。
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注意事項
※自己免疫疾患のある方は、エキナセアの使用をお控えください。
※エキナセアはキク科のハーブなので、キク科にアレルギーのある方はご注意ください。
※エキナセアティーの長期間、多量の飲用はお控えください。 ※既往症のある方、お薬を服用されている方の飲用については、医師の指示にしたがってください。
※体質や体調、利用法によっては健康を損ねる場合もあります。十分ご注意のうえ、自己責任で飲用してください。