オフィスで働くビジネスパーソンに欠かせないドリンクといえばコーヒー。眠気覚ましに、と飲んでいる方も多いでしょう。
じつは眠気覚ましだけでなく、コーヒーに含まれるカフェインには仕事の生産性アップにつながる作用もあり、毎日のおともにぴったりの飲み物なんです。
今回は仕事のパフォーマンスを上げるコーヒーの飲み方のポイントや、おすすめのコーヒーの種類についてご紹介しましょう。
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目次
コーヒーには仕事の効率アップにつながる効果がある?
コーヒーに含まれる成分といえば、カフェイン。眠気覚ましとしては役立つけれども、利尿作用や体を冷やすなど、ネガティブなイメージをお持ちの方も多いのでは? しかしカフェインは適切に摂取することで、仕事の生産性をアップしてくれるビジネスパーソンにとって味方ともいえる存在なんです。
カフェインを摂取すると中枢神経が興奮状態となり脳を覚醒させ、ドーパミンやノルアドレナリンを放出。その結果、集中力が増して効率よく仕事に取り組める、というわけです。
またカフェインはリフレッシュ効果も高く、やる気や意欲をアップさせる作用もあるため、コーヒーは忙しいビジネスパーソンが効率的に働くためにもってこいの飲み物といえるでしょう。
カフェインを摂取するだけなら、別にコーヒーでなくてもいいのでは? とお思いかもしれませんね。
確かに紅茶や煎茶などにもカフェインが含まれていますが、その量はコーヒーよりも多くありません。コーヒーと比較して、紅茶は1/2、煎茶やほうじ茶などは1/3ほど。玉露ならコーヒーの倍以上のカフェイン量が含まれますが、仕事をしながら飲むのは一般的ではありませんよね。
カフェインが多く含まれ、仕事の合間にもサクッと飲めるのはやっぱりコーヒーなんですね。
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仕事の生産性を上げる!コーヒーの飲み方のポイント
含まれるカフェインが仕事の生産性をアップするとはいえ、やみくもにコーヒーを飲めばいいというわけでもありません。
次のようなコーヒーの飲み方のポイントを押さえることで、効率よくカフェインの効果をさらに得られます。
効果を感じたいタイミングの30分前に飲む
コーヒーに含まれるカフェインは、摂取したのち約30分ほどで脳に届き、効果を発揮します。そのため、コーヒーを飲むベストなタイミングは集中したい仕事の30分前といえるでしょう。
またカフェインの体内での濃度が半減してくるのが摂取から3〜4時間後。そのタイミングを見計らって、次のコーヒーブレイクをとるとよいですね。
香りに集中して飲む
コーヒーの香りに集中することで、嗅覚から刺激を与えられ、気持ちをリセットできます。うまく集中できないという方は、目を閉じてコーヒーを飲むと、香りに意識を向けられるのでおすすめ。
また、ある調査によると、コーヒーの産地によって香りの効果が異なるんだとか。リラックスしたいときはブルーマウンテンやグアテマラの豆、集中力がほしいときはブラジルサントスやハワイコナ、マンデリンの豆に効果が期待できます。
シチュエーションやシーンに合わせて、コーヒーを飲み分けするのもよいかもしれませんね。
ダラダラ飲むのはNG!
冷めたコーヒーをいつまでもダラダラと飲み続けるのはNG。香りによる作用も得られず、気分転換にはなりません。
コーヒーの持つ効果だけでなく、デスクから立ち上がり、給湯室まで歩く、コーヒーを淹れるといった一連の動作もリフレッシュにつながります。
パソコンに張りついたまま冷めたコーヒーを飲み続けるよりも、短くてもコーヒーブレイクの時間をきちんと設け、オンとオフを切り替える方がずっと効果を感じられるはずです。
仕事の集中力を上げるのは「浅煎りのホットコーヒー」がおすすめ
コーヒーの生豆は加熱するほどカフェインの成分が失われてしまうため、仕事の生産性を上げたいなら深煎りよりも浅煎りを選びたいですね。
最近話題のサードウェーブは、まさに浅煎りのコーヒー。苦味が少なく、さわやかな酸味が特徴的です。フルーティな味わいも感じられ、気分もリフレッシュできます。
また香りを感じやすいのはアイスよりホットコーヒー。さらに挽きたてなら、より香り高いコーヒーが楽しめるのでおすすめです。
コーヒーに含まれるカフェインを上手に活用して日々のパフォーマンスをアップ
コーヒーに含まれるカフェインには仕事の生産性をグッと上げてくれる、うれしい作用があります。今回ご紹介したポイントを押さえて、かしこくカフェインの効果を活用しましょう。
とはいえ、飲みすぎには注意! 健康な大人なら1日あたりマグカップ3杯ほどまでが適切なカフェイン摂取量です。
また良質な睡眠や適度な運動、バランスのよい食生活など生活習慣も日々のパフォーマンスに大きく影響します。コーヒーの効果を上手に活用しながら、毎日の仕事をより効率的にこなしていきたいですね。