香ばしさを持った甘い、コーヒーの香りって癒されますよね。仕事中に飲む一杯のコーヒーの香りや、ふらりと立ち寄った喫茶店で出会うコーヒーの香りが大好きなのは私だけではないでしょう。
そんな優しいコーヒーの香り、もし同僚や、はたまた身近な異性から漂ってきたら、「あ、いい香り」という風に感じませんか?
実は、コーヒーの香りを香水にしてしまった製品がいくつかあり、にわかに話題となっているそう。この記事では、コーヒーをベースにした香水についてご紹介します。
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目次
超有名ファッションブランドが作ったコーヒーの香水たち
香水といえば値段も質もピンキリで、ただコーヒーをベースにした商品は以前からいくつもありますが、このアイコニックな香りを題材にした製品が、驚きの有名ファッションブランドからリリースされています。どちらも数年前に登場したものですが、今でもラインナップされて購入可能だそう。気になる方は早めのチェックを。
柑橘とコーヒーの香りがミックスされた『イブ・サンローラン ブラック・OP グロウ オーデトワレ』
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言わずと知れた超有名メゾン『イブ・サンローラン』。フランスのオートクチュールブランドとして知られる同ブランドからリリースされているのが、この『ブラック・OP グロウ オーデトワレ』です。
『ブラック・OP』シリーズは2015年よりラインナップされていますが、この独特な香りには一定のファンがいるらしく、グロウ・オーデトワレは2018年の新作として発売されました。
シトラスやグリーンの香りに、コーヒー豆を使ったフレグランスをミックスしており、甘くてほろ苦い香りが特徴だそうです。
バラとコーヒーの香りがビターな『トム・フォード カフェ・ローズ オードパルファム』
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日本ではゴールドのラインが入ったメガネが大人気のトム・フォード。実は、トム・フォードの香水は海外セレブやファッショニスタに支持され、数多くの製品を発売しています。
そんなトム・フォードからは、バラの香りにコーヒーのアロマをミックスした『カフェ・ローズ』シリーズがリリース。こちらではコーヒーの香りはアクセントとして使われており、数多く発売されているローズ系の香水とはちょっと違う「ビター」な奥深さを演出しているそう。
『ブラック・OP グロウ オーデトワレ』と同様に一定の人気が出ていることから、アロマの世界でもコーヒーの香りが特徴的な存在として評価されていることが伺い知れますね。
ジャスミンのような香り!? コーヒーの花の香りで作った香水も
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突然ですが、コーヒーの木は白くて可愛い花を咲かせること、ご存知でしたか? この花はジャスミンやキンモクセイのような爽やかな香りがするそうで、コーヒーの生産地でも季節を知らせる行事として認識されているのだとか。
実は、この花に魅せられて香水を作った女性がいます。スイス出身のロベールさんは、コスタリカへの留学経験によってコーヒーの花の香りを知り、これを用いた香水を製造して「フルール・ド・カフェ」という会社を創立しました。その後コスタリカの経済大臣から「最も革新的な女性企業家賞」を受賞したと言います。
コーヒーの花は開花時期が2日程度と非常に短くすぐに散ってしまうこと、花を摘んでもコーヒーは実をつけ、コーヒー豆の生産にはダメージが無いという特性があることから、製品化に踏み切ったというエピソードもあります。
日本語で「山の花」というこちらのオーデトワレ。現在日本では発売されておらず、本国サイトから購入するしかないようですが、気になる人は是非ともチェックしてみてください。
コーヒーの香りにはリラックス効果がある
コーヒーの香りにはリラックス効果のある成分が含まれていることが様々な研究でわかっています。バラやバニラのリラックス成分と同じものだという研究結果があり、自然素材への関心の高まりが強まってきた近年、色々な使い道で活用されることが予想されます。
コーヒーの香りのアロマオイルなども販売されているそうで、コーヒーの香りをいつでも嗅いでいたいあなたや、人を呼んだ際にちょっと大人な印象を与えたいあなたにおすすめです。
今回は、ミステリアスなコーヒーの香りを使った商品をご紹介しました。気になる方は是非とも使ってみてください。