予約がなかなか取れないほどの人気がある中目黒の「RODEO」。その2号店として渋谷にオープンした「RODEO&Cafe」をご紹介したいと思います。

 

名物の「ミートソーススパゲティ」をはじめ、中目黒の「RODEO」でもお馴染みの「炙りカチョカヴァロのブルスケッタ」など炭や薪で調理された絶品メニューが味わえる人気店。

 

目の前で調理している風景を眺めながら食べられるカウンター席やファミリー層も訪れやすいフランクな雰囲気やスタッフの接客が人気で、連日多くのお客様で賑わっています。

 

そんな話題の「RODEO&Cafe」について、マネージャーを務める村井玲さんに詳しくお伺いします!

 

女性を中心に大人気!SNSでも話題&満席の隠れ家カフェ

——ここ渋谷の「RODEO & Cafe」について、改めて教えてください。

 

RODEO & Cafe」は、中目黒のイタメシヤ「RODEO」の2号店として2019年の4月にオープンしました。「RODEO」は席数14席で常に予約が23か月待ちのため、「なかなか足を運べない」というお客様も多いお店です。

 

よりたくさんの方に料理を楽しんでいただきたいという想いから、渋谷と恵比寿にそれぞれ出店しました。今では当店も、土日の予約が満席になるほど、多くの方にご来店いただいています。

 

——“イタメシヤ”という表現について、どのような想いが込められているのですか?

 

「イタリアンバルやレストランは敷居が高くて入れない」「行きづらい」という方は、まだまだいらっしゃると思います。

 

当店は、庶民的なイメージでお酒やコーヒーを楽しみながら、イタリアンを味わっていただきたいと考え、“イタメシヤ”と名乗っています。実際、「外観は高級そうだけど、入ってみるとフランクでとても過ごしやすい」と言っていただいたこともありました。

 

——「RODEO & Cafe」は、デートでご来店される方が多いという印象ですが、実際はいかがですか?

 

デートでご来店されるカップルの方もいらっしゃいますが、2030代の女性がお客様層としては最も多いですね。オープン当初は、「中目黒の予約が取れないから」という理由で来られるケースが目立っていたのですが、今ではInstagramなどのSNS(グルメアカウント)を見ていらっしゃる方が多いです。

 

フランクな雰囲気を大切にしているので、お子様をベビーカーに乗せた主婦の方やファミリー層のお客様もご来店されます。

 

——幅広いお客様がいらっしゃるんですね。店内も程よい照明の暗さで、雰囲気が素敵だなと感じました。

 

ご来店していただいた方に、店内の空間を楽しんでいただけるよう様々な工夫を凝らしています。

 

照明の他には、渋谷にある路面店というスタイルに合わせて、元気に接客することも当店のこだわりです。お客様は、お店に入る時とお帰りになる時で同じ扉をくぐります。来た時より、帰る時の方が笑顔になれるような接客を心掛けています。

 

美味しいのは当たり前。大切にしているのは“LIVE感”

——「RODEO & Cafe」の人気に火が付いたきっかけなどはあったのですか?

 

やはり、SNSに多くの方がアップしてくださったことです。それは、私たちが大切にしているLIVE感というコンセプトが、お客様にご満足いただけているからだと考えています。中目黒の「RODEO」でも、カウンター越しに料理が見えるというワクワク感を大切にしていました。

 

渋谷では目の前でチーズやトリュフを擦ったり、仕込みの音が聞こえてきたりと、五感で楽しめる演出をしています。美味しい料理やデザートを提供できるお店はいくらでもあるので、それ以上の価値としてリアルな体験をご提供しています。

 

——その“LIVE感”というブランディングが今の若者の心に響いているのですね。

 

お客様が喜んでくださり、SNS上でリアルな声が積み重なったことが、今の人気に繋がっていると思います。特に2030代女性の方にご来店いただき、ネットの効果を実感しています。なので、いつも当店のことを投稿してくださる皆さんには、本当に感謝しています。

 

——他にもお店でこだわっていることはありますか?

 

当店の料理のコンセプトは、“炭ときどき薪”です。鶏肉や子羊は、火力があって香りがつく薪を使い、牛肉は火が上がらない炭を使用しています。お肉は基本塊で焼くので、絶妙な火入れを味わっていただけますし、野菜も炭や薪を使って調理しているので、他のお店にはない香りや味わいを楽しめます。

 

——美味しいお肉には、ワインがとても合いそうですね。

 

そう感じる方のために、赤ワインをメインにアルコールの提供も行っています。しかし、リストランテでなくイタメシヤのイメージでご来店されるお客様もいらっしゃるので、幅広い層に親しまれているハイボールやレモンサワーがよく出ています。季節のお酒も人気メニューの一つですよ。

 

インパクト大の“ミートスパゲッティ”とパティシエが作る“超本格デザート”が魅力!

RODEO名物 ミートスパゲッティ 2980円

 

——お客様に人気のメニューを教えてください。

 

約8割の方にご注文いただいているのが、「ミートスパゲッティ」です。まず2.4mmの太いパスタに、野菜と鶏ダシを使ったブロードとバターのソースをかけて乳化させます。

 

その上に山形牛を炭焼きしたハンバーグを乗せ、牛ほほ肉と香味野菜を3日間かけて煮込んだデミグラスソースをかけます。最後に追いデミグラソース、パルミジャーノレッジャーノ、胡椒をかけた料理です。

 

ソースと肉汁が混ざり合って完成するこだわりの逸品は、しっかりとした肉感と、それに負けないしっかりとした太麺の触感が特徴です。

 

——ご提供時にもこだわりの演出があったりするのですか?

 

「ミートスパゲッティ」の場合は、ハンバーグを崩して混ぜ合わせて、パルミジャーノレッジャーノを削って上にかけるところまで、スタッフがお客様の目の前で演出しています。

 

「せっかく整形してあるハンバーグが!」とびっくりする方もいらっしゃいますが、実際に工程を見ていただくことで、味だけでなく視覚的にも楽しめる料理です。SNSでは提供したそのままの状態やチーズをかけた後の写真が多いので、完成した姿は、ぜひお店に来て体験していただければと思います!(笑)

 

ミートスパゲッティのハンバーグを崩しよくかき混ぜたあと、たっぷりのパルミジャーノレッジャーノをかけて完成。食べごたえもあり濃厚な一品。

 

——SNSではデザートの写真も数多くアップされていますよね。

 

当店にはパティシエが在籍しているので、こだわりのデザートを多数ご用意しました。例えばガトーショコラは、チョコレート界で最も愛されているフランスのヴァローナ・チョコレートを使用しています。

 

ビーストチーズケーキはスパゲティに使用しているものと同じチーズを使用し、上がレアチーズ、下がニューヨークチーズの二層構造です。また、オーブンで焼くときに、お湯を入れて蒸し焼きすることで表面が焦げず、しっとりとした食感に仕上がっています。

 

ガトーショコラ 600円

 

ビーストチーズケーキ 700円

 

——これだけ手間暇かかっているのに、お値段は意外とリーズナブルで驚きました。

 

美味しいデザートをお客様が食べやすい値段で提供するために、単価の面など様々な工夫しました。ほかにも甘いものが苦手な方やお酒と一緒に楽しみたい方のために甘すぎず重たすぎない味わいにこだわっています。

 

例えばプリンは固めで、濃く大人な味わいのキャラメルと一緒に食べることで、「メインディッシュの後でも食べやすい!」とご好評いただいています。隣の方が頼んだものを見て「同じものをください!」と頼むお客様も多いので、売り切れにならないように仕込むことにも気を付けていることです。

 

RODEOの濃厚プリン 500円

 

——ドリンクに関して、おすすめのメニューはありますか。

 

カフェとしてのドリンクメニューでいうと、ブラジルのプレミアム・ボイアという、雑味がなくフルーティーな香りで人気の豆を使用したカフェラテが人気です。季節によって豆を変更するなど味にこだわるだけでなく、お客様に楽しんでいただけるようラテアートもご提供しています。

 

平日は、コーヒーだけを飲みに来る方もいらっしゃるほど、味わい深いメニューとなっています。

 

人気のカフェラテ

 

仕事の中に楽しみを見出しながら、お店の雰囲気を創る個性豊かなスタッフたち

——スタッフは全部で何名ぐらい在籍していますか?

 

現在のスタッフ数は、キッチンに4名程度、ホールに4名程度の計89名ほどでお客様をお迎えしています。男女共に活躍しているので、男性・女性どちらのお客様も安心していただけると思います。また、若い世代のスタッフが多いので、同世代の方も緊張せずに、気軽にオーダー出来る雰囲気です。

 

——新メニューはどのように開発していますか?

 

キッチンスタッフは、「こういう料理作ってみたい!」「この食材を使ってみたい!」と自由に意見を出せるチャレンジングな雰囲気を大切にし、日々新しい料理を生み出しています。その中からどれをメニューとして採用するかは、マネージャーである私の最終ジャッジ次第です。スタッフ自身がこだわって作った料理が、お客様に喜んでもらえるという経験は、他では感じられないやりがいだと思います。

 

——村井さんが生み出したメニューも?

 

私はお酒が好きなので、ワインなどのドリンクメニューを担当しています。今後は、ホールスタッフが意見を出して開発する環境を作りたいです。しかし、それよりもホールスタッフに大切にしてもらいたいことは、元気に明るく、お客様が楽しんで帰れる接客を目指すことです。もちろん知識面やマナーもないがしろにせず、より良い接客を常に目指してもらえればと思います。

 

——接客をする上で大切にしていることは何ですか?

 

お客様に楽しんで帰っていただくことが一番大切ですが、スタッフ自身が楽しむことも大切です。同じ日に同じ方が来ることは二度とないので、その瞬間のお客様に喜んでいただける提案を無意識で考えて実践することが、接客の面白いところだと思っています。また、自分がおすすめしたメニューでご満足いただくことを通して、やりがいを見つけてもらいたいです。

 

コロナ禍でも、安心してお食事を楽しめる空間を目指して

——コロナウイルスの感染防止対策で気を付けていることはありますか?

 

元々薪を使った料理を提供しているので、換気にはとてもこだわっています。キッチンの煙が、お客様の席には全く来ないほど徹底しているので、感染症対策の面でも安心してご来店いただけます。

 

また入店前の検温と消毒、食事をしない時と席を立つ際はマスク着用していただくなど、ご協力をお願いしてきました。座席の間隔も可能な限り開けることで、ソーシャルディスタンスを保ってお食事を楽しんでいただけます。

 

——薪を使っているお店ならではの対策で、少しずつ活気を取り戻しているのですね。

 

せっかく当店での食事を楽しみにして来て下さるお客様に、不安なくお食事を楽しんでいただきたい。そんな想いから、料理や接客だけでなく衛生面もしっかり対策をしています。やはり美味しい食事は、楽しんで食べていただきたいですね。

 

——昨年に比べると、だいぶお客様が増えてきていますか?

 

昨年の緊急事態宣言後、56月は本当にご来店される方が少なかったです。しかし、ありがたいことに7月以降は徐々にお客様も増えてきました。今では予約していただかないと入店できない日も多く、1112月も売り上げも落ちることなく営業することができました。政府や自治体の要請で、営業時間の短縮もありますが、短い時間の中で分散していただき、可能な限り料理をご提供しています。

 

——今後どのようなお店を目指していきたいですか?

 

現在、毎月新しい料理を追加していますが、お客様もキッチンスタッフも飽きないように、新しいメニューをどんどん提供していきたいです。

 

黒板メニューにやりたいことを詰め込ませていただき、毎日同じものを仕込むキッチンスタッフが、新鮮な気持ちで仕事にあたれる工夫もしています。そういう面では、キッチンもホールも仕事の中に、自分たちなりの楽しさを見つけながら働ける環境を創り続けたいと思います。

 

——これからも、お客様も働くスタッフも楽しめるお店であり続けてください。本日は、ありがとうございました!

 

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美味しい料理だけでなく、LIVE感という楽しみを提供することで、多くのお客様の支持を得ている「RODEO Cafe」。マネージャーの村井さんは、スタッフ自身も楽しめる環境を作るため、非常にチャレンジングなお店創りを心掛けていました。自ら提案し、開発したメニューがお客様に喜んでいただける。スタッフの皆さんは、そんな経験にやりがいを感じながら働いていました。

 

そんな「RODEO & Cafe」は、カフェ・レストランの中でも大変な人気店。これからもCAFENDでは、話題になっているお店た注目のお店をピックアップし紹介しています。

 

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