さまざまな業界にトレンドがあるように、コーヒー業界にもトレンドが存在します。淹れ方や飲み方をはじめ、味や関連サービスなど、これまでたくさんのトレンドが誕生してきました。本記事では、コーヒー好きならぜひチェックしておきたい、2021年のコーヒートレンドを考察してみます。
2020年のコーヒートレンド予想を振り返ってみましょう↓↓
目次
コーヒー豆のサブスクがさらに充実?
2021年は、さらにお得でユニークなコーヒー関連サービスが登場するかもしれません。
サブスクとは?
サブスクとはサブスクリプション(Subscription)の略語で、定められた金額を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用できるサービスのことを指します。雑誌の定期購読や動画配信サービスなどが良く知られているようですが、最近ではエンタメ系以外にも、家具や服飾といったライフスタイル系やフード系の多種多様なサブスクが見受けられるようになりました。
暮らしを豊かにしてくれるサブスクですが、コーヒー好きなら見逃せないのがコーヒー豆のサブスク。コーヒー豆のサブスクとは、コーヒー豆が自宅に届く定額制サービスです。
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テレワークの増加で高まるニーズ
昨年に引き続き、テレワークを導入する企業は今後も増加傾向にあるようです。テレワークをする人など、全体的におうちで過ごす時間が増えた結果、コーヒー豆のサブスクへの注目度も高まりつつあります。
コーヒー豆のサブスクは、自宅を快適な環境に整えたい、気軽に気分をリフレッシュさせるアイテムを取り入れたいと考える人をはじめ、テレワークの影響でカフェ通いをしなくなった人たちのニーズに沿ったサービスです。
現在、毎月厳選された異なる種類のコーヒー豆が届いたり、サブスク登録するとコーヒーマシンが無料で貸し出されたりと、さまざまなコーヒー豆のサブスクがあります。しかし、2021年にはさらに差別化が進み、ユニークなサービスを提供するコーヒー豆のサブスクが増えることが予想されます。
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健康志向のコーヒーが注目される可能性が
これからは、どれだけおいしいかではなく、どれだけ健康に良いかでコーヒーを選ぶ時代になるかもしれません。
いつものコーヒーにプラスアルファ?
2021年には、健康に気を配る人がもっと増え、コーヒーの嗜好にも健康志向が反映されるようになるのではないでしょうか。これまでにも、コーヒーには健康効果があることが、数々の実験で明らかにされてきました。しかし、健康志向が高い人たちは、コーヒーにさらなるプラスアルファを求めているようです。
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それらの人々は、カフェラテに抹茶を加えた「抹茶ラテ」やターメリック(うこん)を加えた「ゴールデン・ミルク・ラテ」などを選ぶかもしれません。抹茶に含まれる食物繊維やカテキンには、腸内環境を整えたり、脂肪を燃焼したりする効果があるといいます。
また、ターメリックに含まれるクルクミンは、高い抗酸化作用や抗炎症作用を持つポリフェノールの一種です。ターメリックが体に良いと言われるのは、このクルクミンの働きによるところが大きいと考えられています。
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カフェインフリーの代用コーヒー
健康に良いとはいえ、コーヒーの飲み過ぎはカフェインの過剰摂取を招くため注意が必要です。1日3杯以上コーヒーを飲むのであれば、3杯目か4杯目以降をカフェインフリーのコーヒーに替えてみてはいかがでしょうか。
カフェインフリーの代用コーヒーには、大豆コーヒーやマッシュルームコーヒー、チコリコーヒーやたんぽぽコーヒー、どんぐりコーヒーなどがあります。何種類か試してみれば、自分の好みに合う代用コーヒーにめぐり合えるはず。カフェインの過剰摂取が気になる人はもちろん、健康に気を配りたい人にもおすすめです。
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アジアのコーヒーが世界で人気に?
2021年は、アジア各国で親しまれているコーヒーが世界の注目を集めるかもしれません。
いつもと違うコーヒーで旅行気分を味わう
海外旅行に行けなくても、いつもとはひと味もふた味も違った異国のコーヒーを飲めば、束の間の旅行気分を味わえるのではないでしょうか。自宅で過ごす時間が増え、誰もが手軽にできる気分転換を必要としているいま、趣向を凝らしたコーヒーが受け入れられているようです。
そういった背景から、2021年にはアジア諸国で飲まれているコーヒーが、世界でより一層注目を浴びると予想されます。アジアの国々では、欧米とは異なる独自のコーヒー文化が展開されており、その独自の淹れ方や飲み方ををぜひ試してみたいという人も多いのだとか。
例えば、昨年ヒットしたダルゴナコーヒーは、アジア圏の国々だけに止まらず、イギリスやヨーロッパの国々でもメディアで特集され人気を集めました。SNS発祥のトレンドは、今後も続々と生み出され、世界中でシェアされるでしょう。
お家でダルゴナコーヒーを作ってみました↓↓
おうちで楽しむアジアのコーヒー
マレーシアの「ホワイトコーヒー」やベトナムの「エッグコーヒー」、そして香港の「ユンヨンチャー(鴛鴦茶)」など、アジアにはめずらしいコーヒーがたくさんあります。ちなみに、ホワイトコーヒーとは、コーヒー豆を焙煎するときにマーガリンを加えたもの。自分で作るには少々難易度が高いですが、インターネットで本場のホワイトコーヒーをお取り寄せしてみるのも良いかもしれません。
「スパイスや道具を揃えるのがちょっと面倒かも…」というのであれば、濃く淹れたコーヒーにコンデンスミルクを加えてみたり、シナモンや八角をコーヒーに入れて煮詰めてみたり、自宅にあるものでいろいろ工夫できるでしょう。
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おわりに
世界のコーヒー消費量は年々増加の一途を辿っており、その勢いは止まることを知りません。有意義なおうち時間を過ごすため、もしくは少しでも健康に良いものを生活に取り入れるために、これまで以上にコーヒーにこだわる人が増えるのではないでしょうか。2021年はどんなトレンドが誕生するのか、これからのコーヒートレンドに注視したいですね。
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