本

コーヒーについてもっと学びたいなら、コーヒー関連の洋書を読んでみるのはいかがでしょうか? コーヒー関連の英語の本には、残念ながらまだ翻訳されていないものがたくさんあります。「英語が苦手なんだけど…」という人でも、辞書さえあれば、新しいレシピや自分の好きなコーヒー豆の知識を深めることができるでしょう。

 

本記事では、コーヒーについての知識を得ながら、英語力をアップさせてくれる洋書をご紹介します。

 

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コーヒーにまつわるおすすめの英語本7選

英語の本

英語で書かれたコーヒーにまつわる本を読めば、新しい発見があるかもしれません。

コーヒーの教科書『The Craft and Science of Coffee』 by Britta Folmer

 

ネスレネスプレッソのコーヒーサイエンスマネージャーであるブリッタ・フォルマー博士が書いたこの本を一読すれば、カップ一杯のコーヒーに対する見方が大きく変わるのではないでしょうか。「The Craft and Science of Coffee」には、コーヒー農家から消費者、バリスタから科学者まで、コーヒー業界を構成している専門家の興味深いインタビューが載っています。

 

コーヒーや科学分野で使われる英語の業界用語がたくさん登場しますが、一度覚えてしまえば、読み進めるのもそれほど苦痛ではないはず。コーヒー業界について詳しく学びたい人や、「コーヒーの教科書」をお探しの人におすすめの一冊です。

 

最高の一杯を淹れるための『Craft Coffee: A Manual 』by Jessica Easto

 

本当にコーヒーが好きな人なら、いつだって自分の手で最高の一杯を作り出すことにこだわりたいのではないでしょうか。世の中にはたくさんのマニュアル本がありますが、こちらは自宅で素晴らしいコーヒーを淹れたい人のためのコーヒー専用マニュアルです。

 

この本から、ハンドドリップのコツやフレンチプレスでコーヒーを淹れるときのコツなどを学べます。しかし、なぜかエスプレッソの淹れ方は載せられていないので、エスプレッソ以外のコーヒーが好きな人におすすめです。英語のレシピ本を読み慣れている人なら、スイスイ読めてしまうでしょう。

 

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好みのコーヒーに出会うための手引書『The World Atlas of Coffee』 by James Hoffman

 

「The World Atlas of Coffee(コーヒーの世界地図帳)」と題されたこちらの本を読めば、コーヒー博士になれること間違いなしです。本書では、ボリビアからグアテマラ、ザンビアなど35ヵ国以上の国や地域で栽培されているコーヒーの特徴と製造方法が詳しく書かれています。

 

まだ一度も飲んだことのないコーヒー豆を手に取るのはワクワクするものですが、「もしも好みに合わなかったら…」と不安がよぎることも。ですが、この本を読んで事前にコーヒー豆の特徴を知っておくなら、自分の好みに合ったコーヒー豆を選ぶことができるでしょう。

 

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すべてのコーヒー好きのための『Coffee Obsession』 by Anette Moldvaer

 

「Coffee Obsession」はワールドカップテイスティングのチャンピオンで、国際コーヒー鑑定士である著者が、コーヒーの虜になってしまったすべてのコーヒー好きに向けて書いた本です。世界中のコーヒーの詳細な情報やコーヒーに関する知識のほか、レシピやそのほかのコーヒーにまつわるノウハウがぎっしり詰め込まれています。英語のレベルは高めですが、コーヒービギナーはもちろん、バリスタなどコーヒーの専門家にもおすすめの一冊です。

 

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アイデア満載のレシピ集『I Love Coffee! Over 100 Easy and Delicious Coffee Drinks』 by Susan Zimmer

 

新しいドリンクメニューを開発したい人にぜひ手に取っていただきたいのが、こちらの一冊。なんと、100以上ものコーヒーベースのドリンクレシピが載せられています。この本さえ手元にあれば、エスプレッソ・マティーニやコニャック・モカチーノなど、ひと味もふた味も違うコーヒードリンクを作ることが可能に。

 

レシピ本を読むのが好きな人なら、ただ眺めているだけでも想像力を搔き立てられるのではないでしょうか。比較的簡単な英語で書かれているため、コーヒー好きな英語学習初心者におすすめです。

 

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バリスタにおすすめ『The Professional Barista’s Handbook』 by Scott Rao

 

バリスタを目指している人、すでにバリスタとして第一線で活躍している人におすすめなのが、こちらの「The Professional Barista’s Handbook」です。著者であるスコット・ラオ氏は経験豊富な現役のバリスタで、カッピングや焙煎、フレーバーの開発に関する役立つ情報が載せられています。

 

本の中には、コーヒーのプロフェッショナルが使う業界の専門用語がたくさん登場するので、初心者には少々読みづらいかもしれません。とはいえ、コーヒー業界の専門用語を英語で学ぶのには最適な本ですし、素敵なブックジャケットなのでインテリアとして飾っておくのにもいいでしょう。

 

フェアトレードについて学ぶ『Brewing Justice』 by Daniel Jaffee

 

フェアトレードコーヒーと聞いて、中には、その意味を正確に説明できる人がいるかもしれません。しかし、知識としては知っていても、フェアトレードの現状を把握している人はどれほどの数いるでしょうか。「Brewing Justice」は、フェアトレードの現状を調査した社会学者が、フェアトレードの社会的、経済的、環境的現実を教えてくれます。フェアトレードの市場は拡大傾向にありますが、本書を読んでフェアトレードコーヒーへの認識をさらに高めてみてはいかがでしょうか。

 

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おわりに

洋書とコーヒー

英語の本を読むのは、なかなか大変なことかもしれません。しかし、「好きこそものの上手なれ」で、コーヒーのことをもっと知りたいという知識欲があれば、洋書でもがんばって読めてしまうものです。コーヒーにまつわる英語の本を読めば、コーヒーの知識に加えて、英語力向上にもひと役買ってくれるのではないでしょうか。

 

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