GW明けて一週間経ったけど、みんな大丈夫? 生きてる?
私は連休明けの週からいきなり出張だったせいか、ほぼ強制的に仕事モードにどうにか切り替われたかな。と言ってもまだまだな感じだけど(苦笑)
10連休って、今思えばすごいくない? あと同僚たちと話していたのが「この連休で脱落する新入社員も絶対いるよね」って話題。私も新入社員の頃、この連休明けが今に比べものにならないくらい、しんどかったなぁ〜なんて思い出したりして……。
でね、週末に姉とコーヒーが有名なホテルのアフタヌーンティでお茶をしたときの話なんだけど、聞けば、姉の職場はこの連休で新入社員が23人中女性3人が脱落したんですって。
まぁ、よっぽど自分に合わない職場なら、この連休は、めちゃくちゃチャンス(笑)残った側からしてみたら迷惑極まりないけど、会社は自分の人生まで保証なんてしてくれないから、それはそれでいいんじゃないかなとも思うわけ。
でもね、新入社員の場合って、スタート地点は同じじゃない? で、起こる事柄や先輩から受ける言葉もほぼ一緒。姉は、今年新入社員の指導係を受け持ったんだけど、同じ事柄でも人によって受け止め方や報告の仕方が、ここまで違うのかって心底驚いたんですって。
姉の働く会社は食品関係の本社。そこで受注担当のリーダーをしているの。各支社で請け負いきれないお客様からのご意見が本社にあがってくる仕組みで、本社でも何本かはお客様からくる回線を開けてるんですって。新入社員さん全員は最初の1ヵ月、お客様の電話対応を実践しながら学ぶのがその会社のしきたりみたいなの。
これがなかなか結構えぐい。
まだ、なんのスキルもない新人がお客様対応をするとなると、その人自身が持ってる人間的スキルしか頼るものがないわけ。その対応の仕方で、上がどの部署に配属するかを決めるんですって。なんだか今どき、体育会系よね(苦笑)でも「この人は○○はだめだけど○○はいい。その良さを生かすにはこの部署がいいかも」と決めるいい判断材料にはなりそうよね。
そこで今回、姉がつくづく感じたのが、「どれだけ責任転嫁しないか」が大きなポイントだったそうよ。本社に「○○支店の店員の接客がものすごく悪かった」と電話をかけてきたお客様が数名いたそうなの。そこで、似たような電話に対しての対応が大きく3パターンに分かれたんですって。
今回やめた3人は、偶然の可能性もあるけど全員パターン3にあてはまったそうよ。姉への報告時は、パターン3の人だけが「自分は全然悪くないのに」という言葉を言ったそう。
私、思うのよね。
新人時代はなんだかんだで相当きつい。なにがなんだかわからないまま社会に放り出され、いきなりお客様のクレーム処理なんてやらされたら、そりゃそんな言葉も出る。出るわよ。
でもね、ここで自分のことを少しでも客観視ができていたらどうだったかを考えてほしい。「今お客様が怒っているのは私に対してじゃなく、私が入社したこの会社に対して怒っているんだ」ってことを考えられる余裕があれば、必要以上に自分自身が傷つくこともなかったはず。そして、会社の人間として少しでも然るべき対応はできたんじゃないかしら。
もちろん、最初からすぐ出来るようになるなんて難しいわよね。だから今は、少しでも俯瞰の目を養って、「あぁ、今自分はこういう状態なんだな」って分かるようになることが大事なのかもしれない。それができるようになってきたら、必ずあとから結果はついてくるはずだから。
これって、もちろん仕事にも言えるけど、恋愛とかのプライベートに対しても同じことが言えるのよね。自分の年齢職業容姿などなど、いろんな物を客観視出来ていると「イタい自分」にはならないはず。
自分を受け入れることと、勘違いすることは全くの別物よ。今自分がどんな状態かを最低月に一度は客観視してみて。自分にとって見たくない部分も、我慢してよーく見るの。
そうすれば、きっと地に足のついた、いい感じの大人になっていくはず。
とか言いながら、自分には甘くなっちゃうのもものすごーく、わかるんだけどね。(笑)





